iPhone が発売されてから10年の記録を残すため、古くから iPhone ゲームを紹介している iPhone AC の管理人カムライターオさん、meet-i編集長の今村さん、そして私ゲームキャストの3人で集まった座談会の記録をお届けする。
今回は2010年、iPhone がマニアの端末として勢いを増しつつ、社会的な課題も浮き彫りになりつつあった時期のゲームを振り返る。
前回、2008年~2009年編はこちら
座談会メンバー紹介
今村さん。2011年より Android アプリレビューサイト「meetroid」で活動を開始し、2014年に iPhone アプリレビューサイト「meeti」編集長就任。 2017年からは「meeti」を個人で買い取り、独立して運営。
TV番組「教えて!アプリ先生」(東京MX)にて初代アプリ先生としてレギュラー出演。
カムライターオさん。古くからのオンラインゲーマーで、『ウルティマオンライン』の一大ファンサイト『ブリタニア観光案内所』の元管理人。
2008年ごろから iPhone ゲーム紹介サイトの「iPhone AC」を運営するも、2018年9月末を持って更新は停止。今後は「電ファミニコゲーマー」で連載を続ける予定。
ゲームキャスト。2009年より iPhone のゲームをブログで紹介し、平行してファミ通App、ねとらぼなどで記事を書き、AppBankにて「げーむふぁいたー」名義で活動後、ゲーム会社に在籍後フリーに。
直近ではCEDEC2018でCEDEC講演“メディアが語るインディーゲームPR術”でパネラーとして参加。
それでは再開しますか。
ちょっと前回の話から続いてしまうけど、昔は課金するかどうか結構悩みませんでした?だから無料版があるのが良かった。
こちらとしても、無料で試せるのは買わずにレビューする価値あるかどうか試せてありがたかった。
今はもう「俺はみんなに感想を書くから買う!悩んだらダメだ!」とか思って気にしないようにしているけど。
だんだん気にならなくなったね。
ガラケーの頃は、500円のアプリをホイホイ買っていたのに、スマホで無料、100円で面白いゲームが多すぎてもう財布の紐が固くなったなー。そんな時代でした。今はもっときついかもしれないけど。
ガチャしまくると財布の紐が緩くなるように、有料ゲームも買ってもらいまくって緩くする必要がありそうだ。
しかもガラケーの頃は月額300円とかいっぱいあったのにね。
カイロとかそれでしたね。
確かにカイロのアプリ買う人は躊躇しなさそうですね。
そういう意味で、docomoの流れなどを汲むAndroidユーザーは有料RPGとか買いまくってくれていたんですよね、昔は。
そろそろ2010年いきますか。
この年あたりが、スマホゲーム元年というか、激動の年になってくるんですよね。
歴史的ゲームがたくさん出ている。そして、スマホアプリの問題も浮き彫りになってくる。
確かFFの移植もここからかな。
あと、Cum2usがRPGとか出し始めていた。あの頃は買い切りだった。
まあ、やっぱり『ケイオスリングス』ですよねぇ。スマホで本格 RPG。
ああ、ケイブもこの頃か。
▲スクエニ初のオリジナル本格スマホRPG『ケイオスリングス』。iPhoneとは思えないリッチなグラフィック、衝撃的なストーリーで世界中で話題となった。
偉大でしたね。
『Plants vs. Zombies』の面白さは革命的だった。
▲『プランツvsゾンビーズ』。タッチに最適化された操作、ゲーム慣れしていなくても楽しめる絶妙な難易度。黎明期にしか出ない名作だった。
今考えても『怒首領蜂大復活』はオーパーツ。
▲画像は後に出た『怒首領蜂大復活HD』のもの。当時は世界で絶賛された。
ケイブシューは後々まとめますか。
2010年はスマホゲーが普通に発展していた年だよね。この後、アレに…。
この時代はまだ有料アプリで普通に進化していく、って感じでしたね。翌年くらいまでその流れかな?
ですね。ただガラケーで課金ガチャが誕生した裏歴史があるのもこの頃…。
あー、ポチポチゲーの課金がエグくなってきた時だ。
そう、コナミの『ドラゴンコレクション』がサービス開始した年。
ガチャチケットとか配り始めたり、無課金で本当の意味で遊び続けられるようになってきたんですよね、ガラケーのソシャゲは。
無課金で遊べることによりハマる人が増え、ハマる人が増えると課金も増える。
▲ドラゴンコレクション。パズドラが「ぽかぽか運営」で話題になったが、コナミがいち早くぽかぽか運営を始めていた。
あと海外で『スマーフビレッジ』がヒットして訴訟騒ぎ(※)に…。
※カプコンの子会社、ビーラインの街づくり系ゲーム。子供が親のクレジットカードで勝手に課金して膨大な課金が発生し「十分な保護機能がない」などとして訴訟になり、返金となった。この頃、課金時にパスワード入力する必要ない抜け穴などがたくさんあった。
訴訟以降、Appleは親による保護機能、課金の確認を強化していく。
▲『スマーフビレッジ』。2018年10月13日現在、運営母体が変わっているようだ。
Yahoo! が『ドラえもんアプリ』を16個リリースして、全部まとめるとアイコンでドラえもんの絵ができるってやって、ランキング独占して騒ぎ(※)になったなー。
※16個のアプリをダウンロードし、アイコンを並べるとドラえもんの絵が完成するアプリをリリースした。それが話題を呼んで3日で合計100万DLを達成してランキングの1位から16位までドラえもんアプリが並んだ。喜ぶ声も大きかったが、同時にアプリをリリースした他の事業者は大変だった。
▲ドラえもんアプリ。電卓やバッテリーチェッカーなどのツールが5つ、残り11個はドラえもん単話を読めるアプリだった。
あー、超懐かしい(笑)
あった、見直してたらドラえもん全部でてきましたわ。
今どっかやんないかな。
みんなもう忘れてるから、また話題になるかもね。
Appleとかに怒られそうと思いつつ、怒れる理由もないんじゃと思ってしまう。
『ネコアップ』とか、『麻雀雷神』、『フルーツニンジャ』もこの頃ね。
小さいスタジオや個人が面白いものを作ってヒットが出せた。
▲『ネコアップ』。作者さんは当時から頭ひとつ抜けたアプリを作っており、後に『スバラシティ』、『うきよウェーブ』で話題になった。
あと、この年はゲームロフト無双だったんですよね。
『モダンコンバットII』、『Gangstar: Miami Vindication』、『Hero of Sparta 2』、『ダーククエスト2』、『Brothers in Arms 2: Global Front』、『アスファルト6』、『N.O.V.A 2』などなど、前年までに出たゲームを洗練して一気に出してきた。
毎月新しいのが出てワクワクしていた。
『セトラーズ』、『Tom Clancy's H.A.W.X』、『アサシンクリードアルタイルクロニクルズ』とか、新作に合わせて前年に出した人気ゲームもセールしまくって。
▲『Hero of Sparta 2』。『ゴッドオブウォー』のパクリ系。当時としては良かったが、ゲームロフトの他のゲームが進化しすぎて、すぐに過去のモノになった気がする。
ゲームロフト、パクリとか言われてたけど、スマホで再現する技術とか凄かったよねぇ。
UBIが親会社だから容赦なく Tom Clancy とかのIP持ってくるし、スマホでパクると性能的な問題でそのままではパクれないから……どこを捨てて、どこを取るか、みたいな「アーケードをファミコンに移植する」感じがよかった。
▲2010年に出た『Gangstar: Miami Vindication』。オープンワールドの『グランドセフトオート』っぽいものをDS(3DSではない)に毛が生えた程度のハードで遊べてしまう。
ああ、わかる>ファミコン
なんか2010年に出たゲームを見返したらすっごいワクワクしてきて当時に戻りたくなってきた。
オリジナルの高クオリティを出しつつ、アサクリとかIP絡めてくるのも上手かった。
この年のゲームで言うと、やっぱり『ソード&ポーカー』は外せませんね。
1月だったっけ、ポーカーとRPGを組み合わせて大ヒットして。このあと、RPG+既存のゲームって流れがスマホで一般的になる流れを作った気がする。
▲『ソード&ポーカー』。当時は話題を独占し、世界的に売れた。しかし、年末には開発会社が突然音信不通に。
あー、すっかり忘れてた。『ソード&ポーカー』はすごくアイデアというか、ゲーム設計に優れてましたよね。
ソリティア RPG のハシリなのかな。あれが日本発だったのも嬉しかった。
続編も出て、その後の発展も期待したけど、大手に取り込まれて(※)逆に縮小してしまった…。
※『ソード&ポーカー』の権利はコナミが買い取り、IPが海外で通じるためか『ドラコレ&ポーカー』、『Sword & Poker Adventure』と2回もソシャゲ化された。しかし、いずれもヒットしなかった。
『ソード&ポーカー』はイラストも凄く良かった。既存IPじゃないオリジナルのテーブルゲームでメニューデザインまできっちり描き込んでるのは丁寧さを感じたわ。
でもって、Appleの発表会で『EPIC Citadel』が発表され、年末に『Infinity Blade』が登場する。これが発表された時の驚きったらなかった。
▲ファンタジーの城下町を自由に散策できるデモ。ゲーム機でも使われるUnreal Engine 3がiOS対応ということも話題になった。
ですねぇ。
ここからAppleの発表会でも『Infinity Blade』が定番になった。
▲時代に愛されたスマホ最高の成功者『Infinity Blade』
まあ、このゲームは結構叩かれたけどね。
「自由に移動できないじゃねーか!」って言われてましたね。
自分も移動に関してはちょっと拍子抜けな気分はありましたわ。ただよく見るとゲームとしてちゃんとしてるっていう。3歩進んで2歩下がる的な評価だった。
オープンワールドの本格アクション RPG かと思ったら、やっぱスマホゲーでした!
みたいな意見が多かった。
でも、自分はもうこれだけ可能性を見せてくれたらOKって気はしていた。
後々、オープンワールドRPGで出してくれると信じていた(※出なかった)。
自分は好きだったけどなぁ。あの独特の静寂の間が。
正直、2以降から SF が加わってきて微妙に。
初代がなんだかんだ言って驚きと世界観の点から言って一番好きだったかな。
2以降は、英語のノベルとか物語を読み込まないときつかった。
エンディングにちょろっと出て来て驚かせるぐらいで良いのよ。SF。
そんな『Infinity Blade』に満足しなかった野郎どもが歓喜したのが『RAGE HD』。
PC向けに使われていた自社ゲームエンジン、id tech5をスマホ向けに移植して、やっぱりすっごいグラフィックのガンシューを作っちゃった。しかも、面白かった。
そして、これを出したあとで id software が3本スマホゲームを作っていることを発表したけど…。その後に ZeniMax Media に買収され、『Fallout 3』のスマホ移植版を作りたいといってたけど、そのままフェードアウト。
▲『RAGE HD』。当時はまだ Unity がショボい印象で、ゲーマーの間では Unreal Engin 3か、id tech 5かなんて話題もあった。もちろん、今知られているとおり Unity はその後急速に力をつけていく。
年末に正月休みにスマホの新タイトルが楽しみ、ってのもこの頃独特の感覚な気がする。
『アスファルト6』と『ダーククエスト2』、『シャドーガーディアン』がゲームロフトの年末タイトル。
盆と正月がいっぺんに来たみたいな恐ろしい構成。この頃は、1年未満で続編が作れたんですね。
『シャドーガーディアン』は『アンチャーテッド』的なやつか。
それそれ。
すっごいグラフィックで、未来を感じた。
このグラフィックを、iPod touch 4th(iPhone4より性能が低い)で出しちゃう。恐ろしいことに。
▲『シャドーガーディアン』では『Infinity Blade』と違って自由にマップを移動できた。
今見ても十分だよね……。
年末で思い出したんですが、『ゆけ!勇者』で「放置ゲー」ってのが一般化し始めたのも2010年。
勇者を出撃させて、帰ってくる様子を見るだけ。でも、時間をかけることが新鮮で楽しかった。
▲『ゆけ!勇者』。現実時間の経過で勇者の探索が進む感覚は新鮮だった。
最初放置ゲーってプレイの仕方がわからなくて、メディアも個人ブログもこぞって遊び方の解説記事かいてたよね。あとイメージだけど『ゆけ!勇者』は口コミというかユーザー主導で情報が動きだした感じがあった。
放置ゲーは最初、CGI のブラウザゲームの再現かと思ったんだよね。たまたま似ただけだったらしいけど。
ああいうゲームは昔もパソコンであったけど、当時の技術ではサーバー負荷が高いのがネックだった。
それが今はスマホで、個人でも運営できる。そこにハードウェアの進歩を感じたね。
いろいろな意味で新しい時代の幕開けを感じましたね。メディア抜きのプレイヤー主導でゲームが流行って、個人がオンラインゲームを開発して運営ですからね。
『Dead Space』は翌年かな?
2011年1月かな。あの頃は EA もがんばってましたよね。
EAも『シムシティ』や『Spore』とかだしてましたね。
Spore はミニゲームみたいなものだったけどね。
シムシティは……残して欲しかった。
わかる。あと『Need for Speed Hot Pursuit』、『The Sims』とか。FIFAは頑張っていたけど、全体的にはゲームロフトに負けている感があったなー。
最新シムズのクソッぷりが泣けた。
2010年の EA は『BATTLEFIELD BAD COMPANY 2』を出したけど、パクった側のゲームロフトのゲームの出来が良すぎて人気がまったく出なかった。
『モダンコンバットII』ですね。モダコンは本当に当時、凄かった。
モダコンは常に2世代ぐらい後のクオリティだった。
▲『モダンコンバット2:Black Pegasus』。グラフィッククオリティも、操作性も、内容も大差でEAを下した。
うん。あれでゲームロフトとEAの格付けが決まった気がする。
ゲームロフトもメチャメチャ気合い入れて開発してましたもんね。
で、EAとの値下げ競争に突入して業界で問題になるんですよね。
『Need for Speed』の新作が発売される日に『アスファルト』が最安値の115円でセールして、『アスファルト』が出る日は『Need for Speed』が安くなって。
▲『アスファルト6』。2010年に出た『Need for Speed』を内容でぶっちぎっていた。看板タイトル争いで圧倒的に負けたEAは有料アプリでの勝ち目を失っていく。
あー、そんなんあった気がする。
クリスマスシーズンになると全部最低価格になり、プレイヤーは喜ぶけど、新作とか出しているメーカーが埋もれてまったく売れなくなる。
アプリの価格も115円が普通になって、高額アプリを売りづらい空気になっているのではないか、とか言われていた。
当時って有料アプリをセールで無料にはできなかったんだっけ。
できましたよ。Android は1回無料にすると有料に戻せない縛りがあったんですよね。
あーそうだ、そっちだ。
まあ、『Angry Birds』 以降高額アプリが売れ辛い雰囲気はずっとあったかな。ケイオスで改善されるかと思ったけど、そうでもなかった。
ほとんどの会社は高額に見合うクオリティのアプリを当時のスマホでは作れなかった。
ゲームロフトは作ってたけど、当のロフトが安売りしてた。
あの価格にすべての会社が合わせるハメになったのはツラかった。
あとは360度シューの傑作『Solomon's Keep』、TDとRPGを組み合わせたヒット作『Defender Choronicles』、『Sentinel 3』、『Galaxy on Fire 2』、『ボイスファンタジー』とか。
Godfingerとか、タッチに特化した操作のへんなソシャゲも出てきた。
2010年は、振り返ってみるとほんとすごいなぁ。
▲指先で土地を隆起させ、天気を変え、人を幸せにするソシャゲ『Godfinger』。
スマホのサイトも多かったし、盛り上がってましたよね。
まだここらへんまで KONAMI が IP 使いつつソシャゲじゃないアプリでのオリジナルタイトル作って頑張ってたりしましたよね。
開発サイクルが短いから、2009年までの人気作が軒並み続編を出してきた。
メーカーも実験的に既存作の移植、オリジナル作品、その他たくさんだした。
同時に、小規模開発者がタッチを活かしたゲームをこれでもかと実験していた。iPhoneを指揮棒にして音楽を奏でる指揮音楽ゲームとかあったからね!
あとは、iPhone 4 の Retina が劇的に美しい画面を提供したインパクトがあって、電子書籍アプリ(おもにエロ系)がどんどん伸びた。
書籍というと素人が書いた漫画アプリの『ラッキーボーイ』がすごい話題になったのもこの年だったような。
▲初の角形デザインとなったiPhone 4。ドットが見えないほど高精細のRetinaディスプレイは、当時非常に話題になった。
ああ、電子書籍元年とか言われた頃ですね。全然元年じゃなかったけど。
この年、電子書籍元年にAppleと出版社の闘争に発展するんですよね。
独自決済を使わせず、30%も取るとは何事だ!独自決済を使わせろ!と。2011年にAppleが勝訴して終わる。
そろそろ2010年終わろうと思いますけど、何か他にありますかね。
たくさんあるけど、この頃は「素晴らしかった」としか言いようがない。素晴らしいのであれこれ文句が言えない(笑)
最後に2010年、この1本を推して進む?区切るために年代ごとの「この1本」いっときますか。
一本推すなら『怒首領蜂大復活』で。
クオリティが異常。
当時のハードウェアであの内容をぬるぬるで動かしている技術力が信じられん……。
自分は、『N.Y.Zombies』で。ニューヨークに発生したゾンビを打つガンシューなんですけど、とにかく様々の武器の使い分け、パワーアップ要素のバランスが最高。
製作した Foursaken Media とは、その先長い付き合いになります。
▲ガンシューRPG、『N.Y.Zombies』。製作会社はその後、『Heroes & Castles』や『Bug Heroes』などヒット作を創り出す。
渋いところを…。
次点で、『ゲーム発展国++』をだして海外進出成功したカイロソフトも2010年がホットでしたね。
▲これが海外でもヒットし、カイロソフトは一躍世界的に知られた企業になる。
次点だと『ゆけむり温泉郷』を。
個人的には『N.O.V.A 2』の印象が強かったかなと思いつつ、後の影響を考えると『Plants VS Zombies』かな。
あー、『Plants vs. Zombies』はもう、間違いないですね
ほんと、黄金時代だ。
ディフェンスゲームって言葉が示すものが変わっちゃったからなぁ
当時、世界でもっとも有名なスマホゲームは『Angry Birds』と『Plants vs. Zombies』だったんじゃないかな。
タワーディフェンスの意味がゴチャゴチャになってますよねぇ。
もう今や説明するのが難しいレベルになっちゃった。
まあ、ジャンルが複雑化したと言うことで。
マニアがマニアックゲームを選ぶ中、企業メディアにいた今村さんの発言が光る(笑)
あと『N.O.V.A 2』はAndroidでもヌルヌル動いたのが凄かった。
▲ゲームロフトの『HALO』と言われた『N.O.V.A 2』
Androidメディアにいた今村さんらしい基準ですね。
2010年は性能が上がって作れるようになった実験作、2009年までの実験作が正当進化した人気作、とにかく目新しいものも多くて、ベスト10どころか、ベスト100ぐらい作れそうな1年だった。
しかし、2010年ベストの3本が1本しか遊べないのか……ときの流れは無情だ。
2010年、それは有料ゲームの黄金期。そこがおわり、いよいよ無料ゲームが増え始める2011年を迎える。2011年・「なめことKingdom Conquestが空前のヒット」へ続く。
今回出てきた主なアプリ(まだ売っているもの)
Smurfs' Village (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
Plants vs. Zombies™ (itunes 無料 )
Plants vs. Zombies™ HD (itunes 無料 iPad専用)
ドラゴンコレクション (itunes 無料 )
モダンコンバット2:Black Pegasus (itunes 840円 )
モダンコンバット2:Black Pegasus HD (itunes 840円 iPad専用)
Need for Speed™ Hot Pursuit (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
Solomon's Keep (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
Infinity Blade (itunes 720円 iPhone/iPad対応)
ゲーム発展国++ (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
ゆけむり温泉郷 (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
Galaxy on Fire 2™ HD (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
Fruit Ninja® (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
麻雀 雷神 -Rising- HD|無料で楽しめる本格3D麻雀ゲーム (itunes 無料)