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パズルゲーム

『ナコパズル』レビュー。簡単に遊べて、すぐ楽しい。100時間は遊ばないかもしれないけど、1時間はきっとハマるパズルゲーム

ナコパズル (GooglePlay 無料)ルールは簡単に理解できて、遊んですぐ楽しい。100時間も遊んで飽きないゲームではないかもしれないけど、1時間を楽しく過ごせることは保証できる。そんな、気楽なパズルゲームが『ナコパズル』だ。本作は、テトラミノ(『テト…

中国建築の謎を解く『3D Escape game : Chinese Room』レビュー。観光気分で中国風世界を見て回る謎解きゲーム

3D Escape game : Chinese Room (App Store 無料)3Dで描画された美しい箱をいじり回し、精緻なギミックの動きを楽しむ謎解きゲーム『The Room』。謎解きゲームとして、幻想的で不気味な世界観を楽しむ雰囲気ゲーとして人気を博した同作の中国版とも言うべき…

謎、謎、謎で週刊連載漫画のような手口でプレイヤーを引き込む短編ミステリー・スリラー『エヴァンの残したもの』レビュー

エヴァンの残したもの (App Store 490円 / GooglePlay 体験無料 / Steam 720円)日本のビジュアルノベルに影響を受けたというミステリー・スリラーで、パズルアドベンチャー『エヴァンの残したもの』がスマートフォンにやってきた。ゲーム開始から終了までお…

お手軽、でもやめられない爽快感の『ドラゴンクエストけしケシ!』レビュー。単なる3マッチパズル+バトルと思いきや、独自の仕掛けで別もののテンポ感

ドラゴンクエストけしケシ! (App Store 無料 / GooglePlay 無料)『ドラゴンクエスト』のキャラクター消しゴム“ドラけし”を3つ並べて落書きモンスターを倒す3マッチパズルバトルゲーム『ドラゴンクエストけしけし!』。正直に言うと、私のこのゲームに対する…

弁当を作ること、作る意味は? 弁当作りパズルで母子の愛を描くゲーム『隠弁当 -inbento-』レビュー

隠弁当 -inbento- (App Store 370円 / GooglePlay 320円)弁当。小さい弁当箱の中に彩り豊かな食べ物が詰め込まれ、ときにはキャラ弁と言われる絵を描いたものもあり、日本の文化として世界で注目されている弁当。これに着想を得て、色彩豊かな弁当を作る技術…

建物を配置してミニチュア島を作る1人用デジタルボードゲーム『MOAI - My Own Ark Island』レビュー。ソリティア的に遊んで、島の鑑賞も楽しめる1作

MOAI - My Own Ark Island (App Store 無料 / GooglePlay 無料)ランダムに配布される建物カードを無人島に配置し、限られた土地と建物カードを利用して町を作る1人用のデジタルボードゲームが登場した。『MOAI - My Own Ark Island』だ。ランダムな手札から…

建物を覗き、物体が消失する視点を探す”覗くパズル”『Empty.』レビュー。無料、広告なし、30分で終わる不思議な覗き作業

Empty. (App Store 無料 / GooglePlay 無料 / PC 無料)ミニチュアの建物を除き込み、建物のなかにある小道具が見えなくなる角度を探し当てると、その建物から本当に小道具が消失してしまう。そして、それを繰り返すと建物の中をからっぽにする少し不思議な“…

「やめろ、俺を遊ぶな、俺はゲームじゃないんだ!」 遊ばれることを拒むアプリと対話する『There Is No Game: Wrong Dimension』レビュー

There Is No Game: Wrong Dimension (App Store 610円 / GooglePlay 700円 / Steam 1,320円)残念なお知らせだが、このアプリはゲームじゃない。大丈夫、キミはTVを見ても良いし、外に行ってもいいし、本を読んでもいい。このアプリは返金をしても……いや、開…

「私はゲームじゃない!」と言い張るアプリの本性を暴き、ゲームであると理解(わか)らせるパズル『There Is No Game: Jam Edition』レビュー

There Is No Game: Jam Edition (App Store 無料 / GooglePlay 無料 / Steam 無料)新年は短くさっぱり終わって、しかも興味深いゲームで始めたい。ということで2021年最初に紹介するのは「私はゲームじゃない!」と言い張るゲームアプリをいじくりまわし、本…

最小限のローグライトな仕組みを備えたパズルRPG『Dungeon Falan』レビュー。ザ・直球『Dungeon Raid』クローン

Dungeon Falan (App Store 370円)2012年、『Dungeon Raid』というコアなスマホゲーマーの間で流行したパズルRPGがあった。3マッチパズルの盤面をダンジョンに、パネルを消すプレイヤーを冒険者に見立てたパズルRPG……以上のものだった。死んだら毎プレイ最初…

オープンワールドで面白くなったパズル『A Monster Expedition』レビュー。橋を架け、かつて栄えた人間文明のなごりを見て回ろう

A Monster's Expedition (App Store Apple Arcade / Steam 2,050円)かつて、人間と呼ばれる存在が地上にいた。人間たちは非効率的で、奇妙な文明を築いていたらしく、その遺物を展示する博物館は大人気。今日もまた、博物館には見学者がやってくる……。本日紹…

これぞ、顧客が本当に求めていたゲーム『Hero Rescue』レビュー。広告動画にしか存在しなかった幻のゲームがあなたの元へ

Hero Rescue (itunes 無料 / GooglePlay 無料)あの広告のゲームが、ずっと遊びたかった。スマホでゲームをプレイしていると必然的に見る”あの広告のゲーム”。マグマやモンスターなどが棒で区切られている部屋が表示され、棒が引き抜かれるとヒーローがモンス…

剣ではなく、ルールで殴り合え。ゲームルールを書き加え、変更して戦うローグライク・パズルRPG『Seven Scrolls』レビュー

君の装備は剣でも鎧でもなく、このゲームのルールだ。魔法の巻物によってゲームにルールは変わっていく。ゲームルールを自分に都合よく(簡単にはいかないが)を書き足して、ダンジョンの奥深くを目指せ。今回紹介する『Seven Scrolls(7枚の巻物)』は、タ…

友人を捧げるまで絶対に出られない部屋を脱出する「犠牲のパズル」。『TOTAL PARTY KILL』レビュー

戦士、魔法使い、狩人の3人が宝を求めてたどり着いた場所は、仲間を犠牲にしなければ脱出できない部屋だった!出口までたどり着くと倒れた仲間が復活するので、3人とも頑張って出口を目指すのだが……仲間を切り殺し、ときに張り付けにし、ダンジョン」をクリ…

かわいいネズミをゾンビに置き換え、“汚いレミングス”誕生。ゾンビを行進させて人間社会を襲う『Zombie Night Terror』レビュー

小学生のころ、かわいいレミング(ネズミ)たちに指示を出してゴールに導くパズルゲーム『レミングス』というゲームを遊んでいた。レミングたちはプレイヤーを信じて、ときに仲間のために自爆し、行進を続ける。そんな健気なレミングの姿に感動して……と書け…

中世の王国地図を作る1人用ボードゲーム『パズル&モナーク』レビュー。国が広がる気持ちよさに没頭せよ

ボードゲームの名作『カルカソンヌ』のように地形が描かれたタイルをつなげ、中世の地図を作る1人用パズルゲーム『パズル&モナーク』が、アップデートで面白くなった。『ソリティア』を遊んでいるように黙々とプレイし続けられる。作者の new game style さ…

眺める角度で異なる作品が姿を見せるアプリ『Vignettes』レビュー。不思議を体験する異世界パズル

物語でも、体験でも、最近の生活で“不思議”に没頭する体験が足りない。そんな方に、『Vgnettes』というゲームをおすすめしたい。“Vgnettes”とは小さな作品を指す言葉で、その名の通り小さな物体が次々と登場しては変形し、複雑につながり、1つの奇妙な世界を…

誰でも遊べて、毎ステージひらめきの”アハ体験”ができるパズル『Snakebird Primer』レビュー

2015年、パズルゲーム好きの間で「驚くほど素晴らしいゲーム」と、世界的に話題になった作品がある。その名は『Snakebird』。ヘビ状の鳥“スネークバード”を移動させ、自身の胴体を貫通できないというルールだけを守ってゴールに向かうシンプルなルール。その…

プログラムの思考力を試し、伸ばす理系パズルゲーム『7 Billion Humans』レビュー。最適化・美しいコードの沼にハマれ

久々にどえらくゲームにはまって、1晩でクリアしてしまった。というか、今もってゲームがやめられない。現役プログラマ、もしくは過去にプログラムに触れて楽しんだ・仕事にした経験があるプレイヤーにとって、『7 Billion Humans』は最高のパズルゲームだ。…

打楽器を打って音楽を作るパズル『ELOH』レビュー。シンプル・気持ちいい・風呂場で遊ぶのにぴったりなリラクゼーションパズル

1手1手、パズルが正解に近づくたびに音が増えていき、パズルを解いたときに軽快な音楽が完成する。『おじいちゃんの記憶を巡る旅(Old Man's Journey)』制作人による新しいリズム+パズルゲームが『ELOH』だ。ゲームの難易度は低めだが、もうそれでいい。少…

見てはいけない世界を照らすランタンを持った男が、破滅から逃げる理不尽な物語パズル『影のまどろむ場所』レビュー

物語を夢中で読み進めているうちに、あれよあれよと予想もつかない展開に突入し、最後には狐に包まれたような気持ちになり、その物語のことがしばらく頭から離れない……。『影のまどろむ場所』は、そんな物語パズルゲームだ。表の世界と影の世界を行き来する…

箔押しの美しさだけで500万点! 漆器芸術を元にした純和風のドイツ製パズルゲーム『SHI•RO』レビュー

日本の漆器に描く蒔絵の美しさをスマホで再現し、和太鼓を効果音としたパズルと共に古事記の物語を見ていく……純和風パズルがドイツの Topicbird から登場した。その名も『SHI・RO』。スマホ画面で再現される金箔・銀箔の美しさは極上で、ため息が出るほど。…

無限にゴミを吸い込む穴を操作し、街を飲み込むパズル『Donuts County』レビュー。独創的で豊かなビジュアルと、遊び心に浸るゲーム

ゴミ集め大好き。すべてを飲み込んで成長する穴をリモコン操作し、穴を使って地上からさまざまな物体を地下に送り込みパズルゲームが『Donuts County』である。開発は『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』などユニークな作品に参加したインディー開発者、…

ゲームルールの秘密を解きながら遊ぶパズル『Evergarden』レビュー。美しい庭でゲームを発見する体験のパズル

母の残した不思議な庭を育て、その秘密を解き明かす美しいパズルが『Evergarden』だ。開発は『Race to The Sun』で知られる Flippyfly で、2016年に母が亡くなった母のためにこのゲームを作ったという。実際、ざっくりしたポリゴンに、光の演出をふんだんに…

殺意あふれるカートゥーンアクション『Bendy™ in Nightmare Run』レビュー。Bendyの手応えはスマホでも健在

古すぎる表現は、逆に新鮮に見える。1930年代のモノクロカートゥーンをテーマにした『Bendy and the ink machine』の派生作品、『Bendy™ in Nightmare Run』が iOS / Android 向けに登場した。本作は怪物から逃げながら戦うランゲームで、原作から引き継いだ…

1990年代の怪しい麻雀ゲームの後継者『麻雀少女2 熱闘編』レビュー。思考要素が強く、かつ手軽なスマホ向けパズル

かつて、麻雀で何でも決めるゲームが一世を風靡していた時代があった。麻雀で日本を支配する(どうやったんだ?)悪と戦う『マージャンCOP竜』、なぜか麻雀に負けると少女が脱いでいく『スーパーリアル麻雀』などなど、よく分からないが「みんなが知っている…

記憶力&集中力で解く簡単脳トレパズル『Memopoly』レビュー。ローポリビジュアルを楽しむ1人用マスターマインド

2人のプレイヤーがヒントを出し合い、4色のカラーピンの並び順を推理する知育パズル『マスターマインド』を、魅力的なビジュアルと共に1人用パズルとして再構築したゲームが登場した。『Memopoly』だ。シンプルな脳トレ&記憶力ゲームを美しいビジュアルで補…

闇の迷宮を脱出するパズルアクション『FRACTER』レビュー。金属、水面、鏡…すべてが黒く美しい世界

暗く美しい闇の迷宮を、黒を基調とした映像で表現するアクションパズルが登場した。単純なゲームとして普通に楽しめるだけでなく、その環境は最高の一言。黒を基調とした映像、質感まで伝わる環境音、闇の迷宮の表現をただ楽しめば良い。『FRACTER』はそうい…

コースを設計・建築して遊ぶエアホッケーゴルフ『DROLF』レビュー。自分で作ったコースなのに、思い通りに攻略できなくて楽しい!

コースに自由に壁を描き足して作りかえる“設計と建築”を行い、そのコースでエアホッケーのように弾を発射して気持ちよく遊ぶゲーム『DROLF』を紹介する。描く(DRAW)とゴルフ(GOLF)の融合して『DROLF』。名前の響きこそ慣れないが、これが驚くほど面白い…

最新作より明らかに面白いナゾ解きシリーズ原点『レイトン教授と不思議な街 EXHD』レビュー。良いナゾと、心地良い世界と、物語がここにある

2007年に Nintendo DS で世界的なヒットを記録したナゾ解きアドベンチャー『レイトン教授と不思議な街』。その人気作が高解像度化を果たし、未収録アニメをくわえたものが『レイトン教授と不思議な街 EXHD for スマートフォン』だ。2005年に『脳トレ』系が人…