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評価6

GLAY、X JAPAN、LUNA SEAが、結成から現在までを当事者視点で語るストーリーモードが熱い! ビジュアル系リズムゲーム『EXTASY VISUAL SHOCK』レビュー

EXTASY VISUAL SHOCK (App Store 無料 / GooglePlay 無料)派手な化粧をした見た目で、1990年ごろから2000年ごろに一世を風靡したヴィジュアル系バンドブーム。その時代を席巻したヴィジュアル系のなかでも、中心的な立ち位置にいたGLAY、X JAPAN、LUNA SEAの…

ノルウェーゲーム賞二冠のゲームが5年越しに日本語対応『少女と宇宙の物語』 レビュー。1920年代の牧歌的なノルウェ―と、牛飼い少女と、牛をさらう宇宙人の物語

少女と宇宙の物語 (App Store 610円 / Google Play 610円 / Steam 598円)1920年ノルウェーで、不可思議な事件に巻き込まれた牛飼いの少女を描く短編アドベンチャー『Milkmaid of the Milkyway』。ドット絵で描かれるキャラクターと世界観、牧歌的な雰囲気か…

中国建築の謎を解く『3D Escape game : Chinese Room』レビュー。観光気分で中国風世界を見て回る謎解きゲーム

3D Escape game : Chinese Room (App Store 無料)3Dで描画された美しい箱をいじり回し、精緻なギミックの動きを楽しむ謎解きゲーム『The Room』。謎解きゲームとして、幻想的で不気味な世界観を楽しむ雰囲気ゲーとして人気を博した同作の中国版とも言うべき…

『会話禁止の人狼ゲーム: ジャックと探偵』レビュー。売り文句に偽りなし、会話なしだからテンポ良く楽しめる人狼系ゲームアプリの好移植

会話禁止の人狼ゲーム: ジャックと探偵 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)大勢の人間の中に紛れた人狼(などの異端)を会話や行動から見つけ出し、投票などを通じて追放する人狼系ゲーム。元祖となる『人狼ゲーム』から、宇宙人狼と呼ばれる『Among Us』ま…

名作をより快適に遊べる移植『ファイナルファンタジーV ピクセルリマスター』レビュー。独自バグ・機種依存バグてんこ盛りでやり込み・RTAも楽しそう(致命的バグが直れば)

FINAL FANTASY V (App Store 2,200円 / GooglePlay 2,200円 / Steam 2,200円) 元が色あせづらい面白さなら、普通に移植されれば今遊んでも面白い。『ファイナルファンタジー』を新たなピクセルグラフィックとサウンドでリマスターする『ファイナルファンタジ…

謎、謎、謎で週刊連載漫画のような手口でプレイヤーを引き込む短編ミステリー・スリラー『エヴァンの残したもの』レビュー

エヴァンの残したもの (App Store 490円 / GooglePlay 体験無料 / Steam 720円)日本のビジュアルノベルに影響を受けたというミステリー・スリラーで、パズルアドベンチャー『エヴァンの残したもの』がスマートフォンにやってきた。ゲーム開始から終了までお…

神となって魔物の住む大地に降り立つアクション、弱い人間を導くSLGの2つが一体となって生み出す物語ゲーム『アクトレイザー・ルネサンス』。原作と比較せず、新作としてレビュー

アクトレイザー・ルネサンス (App Store 2,440円 / GooglePlay 2,440円 / Steam 3,520円)神となって魔物と戦い、人が生きられぬ土地を切り開き、人類を繁栄へ導く『アクトレイザー』。1990年にスーパーファミコンで登場し、今なお根強い支持をもつ作品が『ア…

1プレイ100秒、熱中度の高いハンバーガー組み立てゲー『Noa's Burger Shop』レビュー。ノアちゃんの笑顔のため、己の限界に挑め

Noa's Burger Shop (App Store 無料 / GooglePlay 無料)裏世界で有名なエージェント”NOA(ノア)”は、あまりの世間知らずぶりに上層部から一般常識を学ぶよう命じられ、ハンバーガー店員としてアルバイトを始める。あなたは、そんなノアちゃん……ではなく、な…

コロプラによるVtuber再生産か、ゲームキャラ表現の進化か。体験すべき、狂気の実験作『ユージェネ』レビュー

ユージェネ (App Store 無料 / GooglePlay 無料)コロプラの新作ゲーム『ユージェネ』は LIVE と GAME が融合した Live Playing Game で、時と場所を超えた”#ゼロ距離エンターテインメント”を、”生(なま)キャラ”たちが届けるものと発表されている。生キャ…

ジオラマ風ダンジョンでの戦いと成長を描くボードゲーム『Fallen of the Round』レビュー。魔物の暴力を、それを上回る暴力で破壊する荒削りな面白さが光る1作

Fallen of the Round (App Store 370円)末弥純さんが描く『ウィザードリィ』扉絵を思い出すようなジオラマ上で戦い、ダンジョンの最奥にいる悪を倒すバトル・ボードゲームが登場した。血の臭いが漂う石畳のダンジョン、そこに立ち向かう騎士や魔法使いという…

Queen公式リズムゲーム『Queen:ロックツアー』レビュー。We Will Rock Youやボヘミアンラプソディなど20曲、特典映像など収録で300円強のお得すぎるリズムゲーム

Queen:ロックツアー (App Store 無料 / GooglePlay 無料)伝説的ロックバンド Queen の名曲を使ったリズムゲーム『Queen:ロックツアー - オフィシャルリズムゲーム』が思った以上に良い。We Will Rock You など有名楽曲ばかりの20曲を収録し、無料でも全曲3…

着替えるたびに強くなるコスプレ・アクションシュー『コスモプレイヤーZ』レビュー。これが日本向けの魔改造『アーチャー伝説』だッ!

コスモプレイヤーZ (App Store 無料 / GooglePlay 無料)敵の弾幕をくぐり抜けつつ、プレイヤーも激しい弾幕で応戦するアクションシューティングとして一世を風靡した『アーチャー伝説』。これ土台にしつつ、日本的な魔改造を施したインディーゲームが登場し…

建物を配置してミニチュア島を作る1人用デジタルボードゲーム『MOAI - My Own Ark Island』レビュー。ソリティア的に遊んで、島の鑑賞も楽しめる1作

MOAI - My Own Ark Island (App Store 無料 / GooglePlay 無料)ランダムに配布される建物カードを無人島に配置し、限られた土地と建物カードを利用して町を作る1人用のデジタルボードゲームが登場した。『MOAI - My Own Ark Island』だ。ランダムな手札から…

最小限のローグライトな仕組みを備えたパズルRPG『Dungeon Falan』レビュー。ザ・直球『Dungeon Raid』クローン

Dungeon Falan (App Store 370円)2012年、『Dungeon Raid』というコアなスマホゲーマーの間で流行したパズルRPGがあった。3マッチパズルの盤面をダンジョンに、パネルを消すプレイヤーを冒険者に見立てたパズルRPG……以上のものだった。死んだら毎プレイ最初…

「パンツじゃないから恥ずかしくない」を貫き通すシューティング(テイルズ風に読んでください)、『ワールドウィッチーズ UNITED FRONT』レビュー

ワールドウィッチーズ UNITED FRONT(ユナフロ) (App Store 無料 / GooglePlay 無料)魔法の力を持った少女”ウィッチ”が異形の敵”ネウロイ”と戦うドラマを描いた『ワールドウィッチーズ』シリーズ。『ワールドウィッチーズ』というとなじみが薄いかもしれな…

一度は訪れる価値がある観光地。ジオラマを取り込んだ風景をみるゲーム『Trüberbrook(トルバーブルック)』レビュー

Trüberbrook (App Store 610円 / GooglePlay 600円 / Steam 3,090円)たとえその旅がどうなろうとも、トルバーブルックは訪れる価値がある場所だ──意識してはいないだろうが、『Truberbrook(トルバーブルック)』公式のキャッチコピーは、見事にゲーム内容を…

清涼感が残る短編『探しものは、夏ですか。』レビュー。ボクと少女、ひと夏の不思議な体験。そして決断の物語

探しものは、夏ですか。 (App Store 無料 / GooglePlay 近日)無気力なまま田舎に戻った大学生と少女の、ひと夏の物語。物語も、ゲームのつくりも火の玉ストレートと言っていいド王道。しかし、それを照れもなく、やりきっているから清々しい。スマートフォン…

これぞ、顧客が本当に求めていたゲーム『Hero Rescue』レビュー。広告動画にしか存在しなかった幻のゲームがあなたの元へ

Hero Rescue (itunes 無料 / GooglePlay 無料)あの広告のゲームが、ずっと遊びたかった。スマホでゲームをプレイしていると必然的に見る”あの広告のゲーム”。マグマやモンスターなどが棒で区切られている部屋が表示され、棒が引き抜かれるとヒーローがモンス…

自分だけのキャラを作り、プレイヤーが自由にシナリオを公開し、無限に冒険できるRPG『Legends of Covitoria』レビュー。まだ発展途上だが、短いシナリオの製作はすでに実用レベル

プレイヤーがキャラクターを作って、背景やイラストを自由に設定でき、そのキャラクターで冒険する。冒険するシナリオもプレイヤーが自由に作成でき、作ったキャラクターで無限に遊べる。『Legends of Covitoria』は、そういったコンセプトのRPGだ。サービス…

露骨に強調された破壊演出が最高。隕石を狙い撃つシューティング『GIGAFALL』レビュー

地球を守るために衛星砲を起動し、照準があった瞬間に画面をタッチして撃ち落とす。それだけの単純な内容ながら、純粋な破壊、暴力の気持ちよさが画面を支配していて、1プレイ3分間の満足度がえらく高い。古のアーケードゲームのようなシューティングが『GIG…

『X-FILE』などに登場する”見てしまった”一般人になって怪奇現象を撮るゲーム『UFO on Tape:First Contact』レビュー。私は本当にアレを見たんです…!

雑誌で言えば『月刊ムー』などの超常系、TV番組で言えば『X-FILE』など怪奇系ミステリ番組。そういったものには、必ずUFOが登場する。そういった番組や雑誌の主人公……ではなく、「俺は本当にUFOを見たんだよ!」と語るモブ役を味わえるゲームがApple Arcade…

お手軽、シンプル、でも手強い、トランプを使った新たなソリティア『Boolitaire』レビュー

トランプのカードを使った、シンプルな新作ソリティア。手軽でサクサク、短時間で遊べるのに、そう簡単にクリアできない難しさがあり、思わず何度も繰り返してしまうアプリが公開されています。『Boolitaire』です。とてもあっさりした画面のソリティアです…

終末を迎えた異世界を理由もなく旅するゲーム『Stela』。『INSIDE』系を遊びたいときに選ぶ1本

終焉を迎える古代世界のなかを、目的もわからぬまま駆け抜ける神秘の旅。ゲーム終了まではおよそ2時間。印象的な謎の世界を、短時間で味あわせるゲームカナダのSkyBox Labsが開発した『Stela』だ。左右移動とジャンプがメインのシンプルな内容ながら、優れた…

レトロ風アクションに1980年代のアニメ・映画・都市伝説まで全部ぶち込んでしまった闇鍋。『ザ・ビデオキッド』レビュー

海賊ビデオ配達人のビデオキッドになって1980年代の危険なストリートを駆け抜け、ポストにビデオを投函して金を稼ぐゲーム。それが『ザ・ビデオキッド』である。ゲーム歴の長い方は、これが1984年の新聞配達アクション『ペーパーボーイ』のパロディ作品であ…

ポケモン世界と人を3Dで表現したファン向けRPG『ポケモンマスターズ』レビュー。実質、「トレーナーマスターズ」では!?

ついに、スマホのポケモン本編に近い空気を持つゲームがやってきた。そう、DeNAと株式会社ポケモンが共同開発した『ポケモンマスターズ(以下、ポケマス)』だ。『ポケマス』の舞台は、世界中からポケモントレーナーが集まる島パシオ。ここで開催される3on3…

話をしよう。あれは…車でモノを壊して音を聴くだけのゲーム『車で物をつぶす - Car Crush ASMR』だったかな。これを楽しめれば上級者だろう -なんなんゲー紹介

猫の足跡を目印に、建物の間にある細い道を進むと現れるお店、なんなんゲー紹介所(※)。 ここは訪れた者の好みとなく関係なく、一方的にゲームを押し付ける場所。※なんなんゲーとは、思わず「なんなん!?」と叫びたくなるような感情を突き動かすゲームを指…

動作が重く、すぐ画面が青くなって落ちる最新ウィンドウOSで遊ぼう! あの頃のPC感を楽しむゲーム『ProgressBar95』レビュー。

さあ、最新のウィンドウシステムを搭載した新しいOSを今すぐ試しましょう!このウィンドウOSが、あなたの世界を変える!ロード時間はバリバリ、頻繁にブルースクリーンになり、ゲームは重くて動作が遅くなる……未来は、すぐそこ!懐かしいレトロOSを、ゲーム…

生物の誕生から人類の発祥と文化の終わりをシミュレートする『Cell to Singularity』レビュー。46億年、そしてシンギュラリティの先を目指せ

私は、壮大なスケールの物語を短時間で見るのが好きだ。NHKスペシャルの『人類の発祥』、ゲームなら『46億年物語』、漫画で言えば『超人ロック』……そういったものを好んで摂取する。長い年月が過ぎ去る様子を短時間で見ると、何か偉大なことを終えた気がして…

友人を捧げるまで絶対に出られない部屋を脱出する「犠牲のパズル」。『TOTAL PARTY KILL』レビュー

戦士、魔法使い、狩人の3人が宝を求めてたどり着いた場所は、仲間を犠牲にしなければ脱出できない部屋だった!出口までたどり着くと倒れた仲間が復活するので、3人とも頑張って出口を目指すのだが……仲間を切り殺し、ときに張り付けにし、ダンジョン」をクリ…

冗談みたいな本格格闘ゲーム『Flappy Fighter』レビュー。ふざけた絵面で格ゲーを1人用に構築しなおした本格派

分厚い唇の鳥が空を飛ぶ人気ゲーム『フラッピーバード』。その鳥っぽいキャラクターの仮面を頭に装着した格闘家たちが戦う『ストリートファイター』シリーズのパロディーゲームが登場した。その名は『Flappy Fighter』。ふざけた名前、ふざけた画面なのだが……