ゲームキャスト

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インタビュー

産経の新規インディーゲームパブリッシャー『HYPER REAL』はなぜ立ち上がったのか。 巨女に飼われて暮らすADV『SAEKO』、流麗なアクション『34EVERLAST』などのラインナップ意図を聞く

新聞社でも知られる産経グループが、ゲームメディアIGN JAPANを運営しているのは一部で知られているが、パブリッシャーを立ち上げたという話は知っているだろうか。2023年7月3日に発表された新鋭のパブリッシャー『HYPER REAL』がそれだ。電ファミニコゲーマ…

『東方ダンマクカグラ』終了の舞台裏と、『ファンタジア・ロスト』としての復活まで。アンノウンXの団長JYUNYAさんインタビュー

2022年10月のある日、PCの対戦ゲーム『League of Legends』を遊んでいるとき、いつものゲーム仲間のJが寂しそうに、唐突に語り始めた。「ゲーキャスさん、俺はダンカグが終わってしまうから今、悲しいんだよ」彼は、2022年10月28日20時をもってサービス終了…

サービス終了したゲーム素材を利用して制作したリメイク新作『スーパーバレットブレイク』開発振り返りインタビュー。「大変だったけど、やってよかった」

その昔、「スマートフォンのゲームはサービスが終了したら何も残らない」のが常識だった。そして現在、サービス終了後には短い間だけ図鑑やちょっとしたお楽しみアプリが残ることが増えてきたが、また新しい流れができつつある。2022年10月28にサービス終了…

新たなインディーゲーム展示会『東京ゲームダンジョン』はゲーム開発者のための「締め切り」にしたい。主催・岩崎匠史さんインタビュー

2022年5月、突然に発表されて始まった新たなインディーゲームのイベント「東京ゲームダンジョン」。東京産業貿易センターで開催されたこのイベントには、80サークル、一般来場者650名、出展者などを含めて計800名が参加し、盛況だった。このイベントはなぜ始…

ひとりで開発し、またたく間にApp Store1位を浚ったRPG『SOULVARS』開発者インタビュー。「インディーゲーム制作は楽しいし、社会人としても成長できて素晴らしい趣味」

SOULVARS (App Store 610円 / GooglePlay 610円)無名のインディーゲームスタジオの処女作ながら、発売されるや有名作品をぶち抜いてアプリストアでRPG1位を獲得し、話題になっているゲームがある。ひとりぼっちインディーゲームスタジオ、ginolabo (ジーノラ…

ただプログラムが好きな会社員が、趣味でゲームを作り始めたら5年続いてNintendo Switchに3本ゲームを出していた話。Switch版『レイジングブラスターズ』発売記念インタビュー

「俺の考えた理想のゲームを世に問いたい!」インディーゲーム開発者の話を聞いていると、大抵は作りたいゲームがあって、業界に身を投じている。しかし、「プログラムで物を作るのが楽しいから、ゲームを作ってみるか」と、理想のゲーム像がないところから…

スマホ市場と向き合った結果、ダークな物語作家はポジティブ路線に転向した。Nintendo Switch『くまのレストラン』発売記念、製作舞台裏インタビュー

天国と地獄の間には、死者が最後の晩餐のため訪れる特別な“くまのレストラン”がある。そして、そこには客の記憶をのぞきこみ、好物をふるまう“くまのシェフ”と“ねこの給仕”がいるという。スマホで発売されるや世界で人気を博し、100万ダウンロードを突破した…

ある⽇、ゲームの開発・運営ができなくなったので続編を作った。『ハーレム伝説2』リリースまでの経緯を聞く -PR

あのゲームにまさかの続編がやってきた。『蒼穹のミストアーク』の世界観を改変し、同じイラストを使い回してハーレム放置RPGにして良くも悪くも話題になった『ハーレム伝説』シリーズ最新作『ハーレム伝説2』である。しかし、『ハーレム伝説』シリーズはす…

架空ゲーム世界を救うゲーム『バレットブレイク』TGSインタビュー。「このゲームにはビサイドの経験と、面白いと信じるものが入っている」

TGS2019のインディーゲームブースに、なんと『どこでもいっしょ』などの人気家庭用ゲームを作ってきたビサイドが完全オリジナルの新作『バレットブレイク』を展示していた。ゲーム内容を伺ったところ、これがかなり面白そうで……現場にいらっしゃった南治一徳…

筋肉育成ゲームは、なぜ定期的に流行るのか。『マッチョGOGOGO』×『マッチョでポン』2大筋肉ゲー開発者対談。

2019年、世界は筋肉の炎に包まれていた!『ダンベル何キロもてる?』という筋トレギャグ漫画がアニメ化し、マッチョを育てる『マッチョGOGOGO』はスマッシュヒット。さらに、そんなマッチョ業界(狭い!)で最大のヒットゲームともいわれる『マッチョでポン!…

なぜ、ゲーム会社が個人メディアのゲームキャストを支援したのか。ネストピという会社の方針と、スポンサードの動機を聞く

「ゲームキャスト、企業スポンサード獲得と本格再開のお知らせ」にて、株式会社ネストピのスポンサードを受けてゲームキャストが一時的に復活したことを報告したが……そもそも、スポンサーに名乗りを上げたゲーム会社“ネストピ”とはいったいどのような会社な…

美しい世界『World for Two』に隠された秘密と、完全無料でリリースされた経緯。開発者ミニインタビュー。 #BitSummit

動物の死に耐えた世界で、ただ1人生き延びた老博士が、科学的に動物を作り、再び世界を再生する……そんなテーマと美しいアートで、瞬く間に話題をさらった『World for Two』。インディーゲーム展示会BitSummitにて、その制作に関して、プログラマーでありシナ…

ソシャゲの宣伝失敗経験が、バズるインディーゲームを作らせた。飼い主を犬が投げるアクション『PlayDog-PlayTag』開発者インタビュー。

インディーゲーム展示会“BitSummit 7th”向けに発表された犬のお散歩ゲーム『PlayDog PlayTag』。元気な犬が飼い主を振り回して凶器にし、建物を破壊しながら進む様子が注目を集め、瞬く間にバズった本作。その内容と、「なぜ、こんな企画を作れてしまったの…

『I AM BREAD』とのコラボが決定した鹿シミュレーター『DEEEER Simulator』作者に聞く。コラボの経緯、バズりの工夫は?

ごく普通のシカ……に見えるものが、破天荒な動きで動き回り、街を破壊する『ごく普通のシカのゲーム:DEEEER Simulator』。Twitterで動画を投稿したところバズりまくり、1月29日にクラウドファンディングで資金調達を開始するや即座に目標金額を達成。さらに…

目指したのは「記憶の中で美化された」SFC風ドット再現。『リバーシクエスト2』は、いかにして”タクティクスオウガ風”のアートを作ったのか

ついに、iOS / Android 両方でリリースされた『リバーシクエスト2』。リバーシ+RPGの独自システムは前作から引き継いでいるが、本作の注目された点は『タクティクスオウガ』風のアートにある。先行リリースされた Google Play 版のレビューでは「コピーであ…

災厄のシューティング『BLACK BIRD』はRPGのノウハウで作られた。『ロマサガ3』マスコンバットからRPGを作ってきた男、木村祥朗さんインタビュー

先日紹介した、Steam / Nintendo Switch 向けのシューティングゲーム『BLACK BIRD』が面白い。(RPGのように発見し上達するシューティング『Black Bird』レビュー)シューティングが得意ではない私でもすごく熱中して遊べて、「あ、極められそう」って気分で遊…

デジゲー博主催、江崎望さんインタビュー「同人・インディーゲームに上も下もない。全ての開発者がフラットに参加できる場所を作りたい」

日本最大規模の同人・インディーゲームの展示・博覧会として存在感を増しつつある『デジゲー博2018』。なぜ、このイベントが立ち上がり、何を考えて、なぜ大きくなってきたのか。11月4日(日)の開催を目前に、主催の江崎さんに「デジゲー博とは何か?」をお…

『イドラ ファンタシースターサーガ』脚本、田中俊太郎さんインタビュー。『サクラ大戦』に学び、『エターナルアルカディア』と初代『戦場のヴァルキュリア』を作ったセガな脚本家

『ファンタシースター』シリーズ30周年作品として発表された『イドラ ファンタシースターサーガ』。発表当初こそ『FGO』っぽいなどと言われていたが、パーティーを切り替えながら戦うコマンド式のバトルは戦術性が高そうだし、イドラという巨大生物(?)に…

突然の死を迎えたソシャゲ『妖怪惑星クラリス』運営の謎に迫る(後編)。サービス引き継ぎ交渉に失敗したメインライターの証言

Twitter投票でキャラクター名からシナリオまで、何でも決めてしまう方針が話題となった『妖怪惑星クラリス』スタッフにゲームの内部を聞くインタビュー。前編のプランナー2人が語るクラリスのお仕事に続き、後編はメインシナリオを担当した星野一人さんにお…

『ダンジョンメーカー』大型アップデート実施。新能力、魔物保存機能、バランス調整、日本語訳修正など大幅改良

魔王となって、魔物を従え、ダンジョンにトラップを配置して襲い来る勇者を倒し続けるゲーム『ダンジョンメーカー』が6月21日本日、大アップデートを実施した。今回は、弱すぎたスキルに「モンスターのレベルに比例して強くなる」要素が加わり、モンスターの…

『ダンジョンメーカー』は失敗続きのゲーム会社最後の1本だった。GameCoaster に製作背景と中毒性の秘密を聞く

時間が溶けるほどはまるゲームとして、記録的なヒットを飛ばしている『ダンジョンメーカー』。(『ダンジョンメーカー』新規有料ゲームとしては数年に1度の大ヒットを記録)上記の記事の後も人気は上昇し、セールスランキング50位台にすでに3日間登場という…

「ゲーム設計とマネタイズを完全に失敗」9ヶ月でサービス終了した『ワンダーブロック』開発者に聞く失敗理由と、有料ゲームとして復活するまで

2015年に『ワンダーブロック』(以下、ワンブロ)というゲームがあった。大魔王が倒れた後の世界で、一般人が頑張って残ったモンスターを退治するというゆる~い世界観と洗練されたビジュアルの良さ、そしてパズルの面白さで一部で人気を誇ったのだが……。「…

文字通り”作者が生きてきた証”のゲーム『RPGタイム!~ライトの伝説~』。人生を凝縮して独創的なゲームを作る方法論 | 選りすぐりBitSummit

小学校のころ、自由帳に絵をかいてゲームを作るクラスメイトが必ず1人はいたものだ。BitSummit Vol.6で展示される『RPGタイム!~ライトの伝説~』(以下、RPGタイム!)は、小学生“けんたくん”が自由帳にイラストを描いて作ったゲーム『ライトの伝説』をゲ…

葛飾北斎の絵がそのまま動く『UkiyoWave(浮世ウェイブ)』作者インタビュー。目指すは「みんな知っていて、誰も見たことがない」ゲーム | 選りすぐりBitSummit

スマホのインディーゲーム開発者と言えば、2010年付近から個人でゲーム開発し、『ネコアップ』や『スバラシティ』などのヒット作を出しているKuwakiさん抜きに語れない。ゲーム機の開発者であった経験から手堅いゲーム理論を持ちつつ、スマホ文化を吸収しつ…

命なき世界に生命を作る『World for Two』開発者インタビュー。リア充がインディゲーム開発を始めるまで | 選りすぐりBitSummit

国産の2Dゲームには珍しい、きらびやかなアートスタイルのアドベンチャー『World for Two』。生命が死に絶えた世界に新しい生命を作りだし、美しい世界を復活させるという題材もアートと合致しており、本作に注目している方も多いことだろう。インディーゲー…

知らない街の夜を散歩するようなゲーム『UNREAL LIFE』で、ドット絵の良さをもっと伝えたい。ゲーム開発者“hako 生活” | 選りすぐりBitSummit

少し前に『UNREAL LIFE』というゲームの体験版を触らせてもらったとき、その完成度に非常に驚いた。ゲームキャストではゲームの世界観が秀逸な“雰囲気ゲー”を高く評価する傾向があるが、体験版の中で物語の驚きも用意されており、アートの印象だけで終わらな…

僕のゲームが好きな人と一生つながっていたい。『moon』から『BLACK BIRD』までつながるインディー開発者の生き方 | 選りすぐりBitSummit

5月12日(土)~5月13日(日)にかけて、京都の“みやこめっせ”で行われるインディーゲームの祭典BitSummit Vol.6。そこに出展者から、注目の作品・人を紹介する「選りすぐりBitSummit」を本日よりお送りする。第1回は『Million Onion Hotel』(以下、ミリオ…

日本で振るわなかったゲームが中国でヒット。その理由は“ストアレビューが機能していたから”。続『勇者が魔王に聖剣隠された』作者インタビュー

以前、アマチュア漫画から転身して日本でアプリを出し、中国でヒットを飛ばした猫丘さんのインタビュー風記事を書いた。(日本で1万DLのゲームを中国で出したら、60万DLのヒット作になったゲーム舞台裏)しかし、中国と日本の人口差は10倍程度(2016年のデー…

日本で1万DLのゲームを中国で出したら、60万DLのヒット作に。同人ゲーム『勇者が魔王に聖剣隠された』の舞台裏

中国国内で『たびかえる』が大ヒットしたことは有名だが、その影で多くの日本のスマホゲームが着々と輸出され、日本国内を超えるダウンロードを記録している。今回紹介する猫丘さんの『勇者が魔王に聖剣隠された』もまさにその典型例で、日本で1万DLのゲーム…

システム音、ゲームの説明音までゲームBGMにする手法とは? アートゲーム『Gen.』の一貫性を保つインタラクティブミュージックの手法

プレイヤーの操作に応じてキャラクターが動くと気持ちいい。それはわかりやすい事実だが、音楽の世界でも“インタラクティブミュージック”という名前でそれが行われているのはご存じだろうか。これはゲームの展開やプレイヤーの操作に応じて音に変化をつけ、…