RSS

記事一覧

2018年12月ベストゲームと秀作-理系力を試すパズル『7 Billion Humans』が元プログラマ的に最高でしかなかった

title01
恒例、ゲームキャストの選ぶ月間ベストスマホゲーム、2018年12月の作品を紹介していく。
なお、この順位は「2018年12月に紹介記事を書いたか、そこそこ以上プレイしたゲーム」から選出されているため、漏れているものもある。
ここにない、皆さんのおすすめゲームがあれば、ぜひコメント欄で紹介して欲しい。

1位:7 Billion Humans (itunes 600円 iPhone/iPad対応 / Steam)
7btrrcr-1
プログラムをパズルゲーム化した、教育パズルゲーム。
限られたプログラムコマンドを組み合わせ、お題を達成するプログラムパズルとして楽しめるのがまず1つすごい。絶妙なバランス感。
ゲームを進めると限られたプログラム命令で目的を達成する発想力が試され、プログラマ的な思考がゲームを通じて試され、養われる。
さらに、ゲームをやり込むとプログラム高速化のために「クソだけど早いコード」を書いたり、美しく短く書いたりする「本職のプログラマに通じる思考」がこれでもかと試される。
面白いし、ためになるパズル。勉強ゲーム、かくあるべしと言う感じで感動してしまった。
誰でも楽しめるとは思わないが、自分の理系力・論理的発想力を試したいならチャレンジしがいがある1作。
紹介:プログラムの思考力を試し、伸ばす理系パズルゲーム『7 Billion Humans』レビュー。最適化・美しいコードの沼にハマれ

2位:Tropico (itunes 1,400円 iPad専用) tropico-8

カリブ海に浮かぶ島国“バナナ共和国”の独裁者、エル・プレジデンテ(大統領)となって島を発展させる政治ゲーム。
時代は冷戦下、革命の荒らしが吹き荒れるなかで、各政治勢力のご機嫌を取って選挙に勝ち続け、米国とソ連と外交して支援を引き出し、島の環境に合わせて産業を作り、住宅を作らなければいけない。
3Dで表現される島国は見栄えがするし、発展するほどに壮観な風景が見られる。
生産施設、交通網、人の居住区域の整理が重要で、「政治色が強いシムシティ」と言った感じ。文句なし面白い。
紹介:あと1ヶ月、次を建てたら…で、結局やめられない。カリブの島を発展させる中毒箱庭ゲーム『Tropico』レビュー



3位:ポータルナイツ (itunes 720円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
por-1
バラバラになった世界の勇者になり、ポータルを通って様々な世界の欠片を行き来し、くっつけて元の世界に戻すクラフト・アクションRPG『ポータルナイツ』のスマホ版。
販売はスパイクチュンソフトで、もちろん日本語版。
世界のすべてがブロックで作られており、プレイヤーは『マインクラフト』のように採掘して素材化し、それを元に建築・クラフトが行える。
ただし建築は目的ではなく、敵を倒して、新しい世界にいくたびに素材が増え、作れるものや装備も増えて楽しみが増すRPG色強めの作品。
『ドラゴンクエストビルダーズ』よりはクラフトより、『マインクラフト』よりはRPG寄りなゲーム。冒険感があって楽しい。
紹介記事:秘密基地を作って、たくさんの浮遊島を冒険するワクワクRPG『ポータルナイツ』レビュー。ライトなアクションとクラフトが絶妙に融合

4位:Marbloid (itunes 120円 iPhone/iPad対応)
ss1
1980~90年代の音をつなぎ合わせて作られた音楽に、当時のチープな CG やノイズだらけの映像を組み合わせたミュージックビデオ(音楽だめでも可)“Vaporwave”をモチーフに、レトロな球転がしゲームを合成してMV の中を自由に動けるようにしたゲーム。
遊べる MV として非常によくできている。アート系ゲームが好きなら買い。詳しくは紹介記事で。

紹介記事:ネット廃材をつなぎ合わせた世界で球を転がす『Marbloid』レビュー。インターネットって古くなるのか…



5位:Gone Home (itunes 600円 iPhone/iPad対応 / Steam)gonehome-2
海外で一年を過ごし、久々の帰宅したあなたを待っていたのは、家だけ。
家族はいったいどこにいったのか。
家を歩き回り、カレンダーやコップ、メモなどを探すことで、家族に起きた出来事を知る歩いてみるだけのアドベンチャー。
ただ、メモなどを見ることでプレイヤーの中に情報が積み上がり、ミステリ小説のように推論が積み重なって物語の真相が想像されていく過程がとても興味深い。見て理解する小説とでも言うべき、独特の感覚。


紹介記事:映像から脳内に物語を組み上げる”見る小説”ゲーム『Gone Home』レビュー

以上。
ただし、下記の作品群も入賞を迷ったゲーム達なので見てみて欲しい。


その他の良作

アサルトチェーンガンKM (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
asult-11
ヘリコプターからチェーンガンを撃ちまくり(照準を動かすだけの操作、弾はオートで出る)、敵を殲滅するガンシューティング。
かつてゲームセンターで一世を風靡した MODEL 2 風のグラフィックを採用しており、ローポリ風アートではなく、単に荒いポリゴン、半透明処理の使われていない爆風……洗練されていない、1990年代のテイストがある。
とりあえず撃っていれば楽しい(弾切れなし!)の爽快ガンシューティング。
紹介:あのゲームセンターを再現したインディーガンシュー『アサルトチェーンガンKM』レビュー。粗くて半透明もないセガのガンシューよ、現代によみがえれ!

気になったら
Rebel Inc. (itunes 240円 iPhone/iPad対応)
ss2
『伝染病株式会社』のメーカーによる新作。
戦争が終わったあとの政情不安地域に安定を取り戻すシミュレーター。
反政府ゲリラがのさばる地域にライフラインを取り戻し、住民の支持を取り付け、収益を得て安定に導くまでをシミュレートしている。
かなり細かいし複雑そうだが、やるほどに経験がたまってより正常を安定させられるようになってきて楽しい。ただし、全部英語。

だらよ1 (itunes 無料)
だらよ3※ (itunes 3,500円 )
darayo01

過去に『素晴らしい  をもう一度/再装版』で紹介した自転車創業のなかでも人気を誇るノベルプリの移植。
ある種のループ世界で、過去に見つけた「記憶」のキーワードを覚えて同じ場所を何度も訪れることによって、その展開を変えていく「キーとなる要素を探し、選んで進む」物語アドベンチャー。
クリアできていないので評価保留中。


CHUCHEL (チュチェル) (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
ss1
『Machinarium』などの作者による最新作。
毛玉の主人公チュチェルと仲間たちを操作して、チェリーを探し求めるアドベンチャーゲーム。
安定の品質で、妖精たち(?)の旅する世界は緻密な絵とアニメーションで裏打ちされているし、コミカルな動きも良い。


ロマンシング サガ リ・ユニバース (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
roma
ロマンシングサガ3のその後を描く正式シリーズ作品。
ただ、バトルはロマサガの面倒な耐性バトルやピーキーなバランスを上手にソシャゲに持ってきており、それに向けた育成だけで楽しい。
一方、物語やキャラ設定の語り方はソシャゲと家庭用ゲームの差をあまり考慮していないテキストのためか微妙なものがある。ロマサガのガチャRPGとしては楽しいが、イベント後半特効を告知せずに前半だけ行う商法なども含め、見ていて複雑な気持ちになるゲーム。
断じてロマサガ新作の新作ではない。だが原作への愛もあふれてるRPG『ロマンシング サガ リ・ユニバース』レビュー

ブルームーン 3 (itunes 120円 iPhone/iPad対応)
ss1
月夜の庭を朝になるまで散策するウォーキングゲーム。
美しい月と夜空、シルエットで描かれる人物と風景、自然音を感じて癒やされるゲーム。
激しい展開も、駆け引きも何もないが、静かに遊びたいならうってつけ。
紹介:朝がくるまで、蒼い月の下を歩く『ブルームーン3』レビュー。眠れない夜、静かに遊ぶ1本

MIYAMOTO (itunes 360円 iPhone/iPad対応)
title
和風のグラフィックが特徴的なターン制の戦術ゲーム。
毎ターンカードが補充され、それを使ってボード上にコマを出したり、敵を攻撃したりして、最終ボスのMIYAMOTOを倒すまで戦い続ける。
1試合勝つたびに1枚のカードがデッキに加わるライトなデッキビルド要素あり。華やかなグラフィックは良いのだが、ややゲーマー向け。
紹介:豪華絢爛! 移ろう四季の中で戦うサムライ・ボードゲーム『MIYAMOTO』レビュー
以上。

その他、12月にレビューしたゲームのまとめはこちら。
2018年12月にゲームキャストがレビューしたゲーム13本一覧

過去のベストゲーム記事は下記。
2018年11月のゲームベスト5 - 『ドラゴンクエストモンスターズTW』など
2018年10月のゲームベスト5-流麗アクションのメトロイドヴァニア『Grimvalor』
2018年9月のゲームベスト5-不死の勇者を置いて仲間が死んでいくRPG『勇者以外生き返らない』
2018年6月のゲームベスト5 - リズム重視のかわいい音ゲー『Muse Dash』
2018年5月のゲームベスト5 - 『ワンダーブロック』と『ダンジョンメーカー』の楽しさ圧倒
2018年4月のゲームベスト5 - 堂々完結の『大逆転裁判2』が最高
2018年3月のゲームベスト5 - やっぱり『The Room: Old Sins』は最高
2017年10月のゲームベスト5 - 『Million Onion Hotel』に見る根源的な遊ぶ楽しさ
  • コメント(0)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション
記事検索
最新記事
最新コメント