ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

2018年4月のゲームベスト5 - 堂々完結の『大逆転裁判2』、北欧伝承を再現した『The Mooseman』は完全に面白かった

4th
4月は、面白いゲームがひたすら多かった……!
悩みに悩んで、結局ベストは『大逆転裁判2』にしたが、同じぐらい良かったゲームもたくさん。
月間ベストゲーム、まずは先月2018年4月の作品を紹介していこう。
私の気持ちとしては、全部遊んで欲しい。
また、個人的なおすすめがあればコメント欄で推薦してくれると嬉しい。

1位:
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- (itunes 体験無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
daigyaku_-9
明治時代の倫敦(ロンドン)を舞台に、成歩堂龍一の先祖である成歩堂龍ノ介が弁護士を目指す物語完結編。1作目で「システムはシリーズ最高クラスに好き」と書いたが、物語がきっちり完結して、最高!という感じ。
キャラクターもホームズが名脇役過ぎるし、アイリスが健気だし、その他の登場人物もきれいに役どころをこなして終えるし、すっきり終わった感がすごくある。
月末にぽっと出たのでまだ紹介していないが、『大逆転裁判2』クリアの勢いで1位に。
大逆転裁判―成歩堂龍ノ介の冒險―』の続編なので、前編から遊ばないといけないことが難点。

2位:
The Mooseman (itunes 体験無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay / Steam)
folk-7
北欧少数民族の伝承神話を、壁画調のアートで、民族に伝わる音楽と共に再現したアドベンチャーゲーム。
未知の神話世界への好奇心、未知の神々と対峙する恐怖がダイレクト感情に伝わる素晴らしい作品。日本と縁のない文化を扱っていることが、異世界感を際立たせている。超おすすめ。
1位にするかすごく悩んだのだが、2位に。明日になったら1位な気分になっているかもしれないぐらい、1位とは僅差。
見たこともない伝承の世界に足を踏み入れ、”知らない”を体感できる『The Mooseman』

3位:THE LOST SKY (itunes 360円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
lost-4
ドラゴンを操作して戦う360度ドッグファイトシューティングアクション。
接近戦攻撃がメインだが、敵の背後をとって戦う渋いアーケードライクなアクションを楽しめる。
ステージが進むとドラゴンが強くなってきて、射撃も楽しめるようになってくるし、ボリュームが小さいながらミッションのバリエーションはあってやり応えがある。
評価としては短さを考えて6にしたが、結局「短くても楽しめればいいや」とベスト5では3位にした。
紹介:短いなかで多様な変化を見せる濃厚アーケードシューティング『The Lost Sky』レビュー。2年の製作期間を凝縮した良作

4位: ひまつぶスラッシュ (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
himar-1
ひたすら右に進んで、敵を倒して強くなるだけ。
だが、進むのも気持ちいいし、装備を集めて組み替えるのも楽しいし、ずっとやめられない。
やばい時間つぶしインフレRPG。アップデートで魔法の仕様が変わっていなければ、きっと3位。
紹介:時間を湯水のように溶かす悪魔のゲーム『ひまつぶスラッシュ』

5位:【終末放送】世界を救う枠 (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
552x414bb
世界を救う勇者の戦いを放送し、視聴者数とコメントを稼ぎつつ戦うRPG。
勇者達は戦いで勝たないといけないのだが、コメント数が少ないと報酬が少なくなるし、そもそも視聴者がいないとコメントが稼げないしで、まず戦いに勝つ前に「意味深なセリフ」を吐いたり、「効果が弱いけど派手な技」で人を集めるところから始めないといけない世知辛い系ゲーム。
設定もユニークながら、視聴者稼ぎと実際のバトルのバランスをとるバトルの戦術性が面白かった。
「今から邪神の城乗り込みま~す」配信ウケを狙う勇者RPG『【終末放送】世界を救う枠』

以上。
しかし、4月は良作が多すぎて紹介し切れていないため、ベスト5間近だった作品も下記に紹介しておく。

コトダマン ‐ 共闘ことばRPG (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
552x414bb
本作は文字の精霊“コトダマン”が持つひらがな一文字を組み合わせて単語を作り、できた単語の力で敵を攻撃するRPG。作った単語の数や長さで攻撃力・出す技が決まるワードパズルバトルが楽しい。
また、それに加えてとにかくプレイしやすく作られているので、ストレスがない。素直に楽しい1作。

Metasequire - メタセコイア - (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
meta-1
ぷるんぷるんで、うにょんうにょんな魅惑の物体を操作するアクションゲーム。
ゲームとしては単なる避けアクションなのに、物体の触感・動きが面白くて遊んでしまう珍しい「触感のゲーム」。
奇妙に楽しい体験。ぷるぷるの”うにょうにょ“を触って集める『メタセコイア』レビュー

オドマール (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
odomar-9
魔法の力を身につけたことで過酷な運命を課されたバイキング、オドマールの冒険を描く横スクロールアクション。
レオズ・フォーチュン』スタッフの新作でアニメーションへのこだわりは職人芸の域。恐ろしいほど滑らかな動きが操作の気持ちよさに直結している。
アニメが滑らかすぎて面白さにまで昇華されたアクション『オドマール』

Touchgrind BMX 2 (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)
ss1
2本の指で自転車を操作し、トリックを決めまくるアクションゲーム。
独特の操作に最初は戸惑うが、慣れると思うようにアクションできるようになって楽しい。

以上、今度こそ終わり。
その他、4月にレビューしたゲームのまとめは下記よりどうぞ。
2018年4月にゲームキャストがレビューしたゲーム一覧。全18本

過去のベストゲーム記事は下記。
2018年3月のゲームベスト5 - やっぱり『The Room: Old Sins』は最高
2017年10月のゲームベスト5 - 『Million Onion Hotel』に見る根源的な遊ぶ楽しさ
2017年9月のゲームベスト5 - 移植だが最高のパズル『The Witness』
2017年8月のベストゲーム5選 - スマホで楽しむ『アカとブルー』最高
2017年7月のベストゲーム5選 - 時空を走る『Time Crush』は世界1になるまで遊んだ
2017年6月のベストゲーム5選 - 神秘の三角パズル『YANKAI'S PEAK.』の面白さはもっと知られていい