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AnnapurnaとDevolverの年末・年始一斉セールまとめ。『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』から『Downwell』までAndroid/iOSで一斉セール中

年末年始のゲームセールまとめ、Annapurna InteractiveとDevolver Digital編。
この手のセールでは珍しく、Android版も安くなっている。
ジャンル別2021年末・2020年始セールまとめは以下で。
 / アドベンチャー・脱出ゲーム / RPG・戦術ゲーム / 経営・シミュレーター / パズルゲーム / アクション・STG

※価格は記事執筆時のものなので、購入前にストアで確認してください。

Annapurna Interactive
Gorogoa (App Store 610円→250円 / GooglePlay 540円→230円)
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水彩画タッチで描かれた仕掛け絵本のページをつなぎ合わせ、ストーリー的な繋がりを持つページを作って物語を進める仕掛け絵本パズル。
4枚のイラストを分解しては組み合わせ、ときにつなぎ合わせて1つのイラストのようにして、イラスト内の人物を助けて怪物Gorogoaに立ち向かうゲームは、物語を読むように進んでいく。
映像、物語の演出が素晴らしく、かつパズルも面白い。おすすめ。
紹介記事:物語を読み進める“仕掛け絵本パズル”『Gorogoa』レビュー。読むように進むゲームという新しい体験


Flower (App Store 610円→120円 )
Flower
花びらとなって風に舞い、花を咲かせながら草原を駆けるアートアドベンチャー。
プレイヤーの操作で自然がよみがえっていく様子は、見る者の心を癒すだけでなく、心地よい爽快感で包む。
ゲームオーバーも時間制限もなく、世界の美しさを堪能できる癒やし系ゲームとしてスミソニアン博物館に永久所蔵品されている芸術品でもある。
紹介記事:風に舞いながら世界を見る詩的アドベンチャー『Flower(Flowery)』レビュー。言葉もなくメッセージを伝える詩的ゲーム

Florence (App Store 370円→120円 / GooglePlay 330円→110円)
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『Monument Valley』のデザイナーが設立したStudio Mountainで開発し、ゲームの手法をコミックに盛り込んだアプリ。
要所要所にさしはさまれたミニゲームがプレイヤーに感情移入を促し、恋愛を思い出させる甘酸っぱいコミック。
紹介記事:プレイヤーの恋を思い出させるコミック『Florence』レビュー。ゲーム的な手法で記憶をくすぐる挑戦

If Found... (App Store 370円→250円)
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ノートに消しゴムを書けるかのように読んだ箇所を消して、その下から出現する文字を読んでいくビジュアルノベル。
独特の操作感から生まれる消しては見るプレイは印象的。
ゲームとしては親との確執を抱えながらも独立する子供、それを取り巻く人間環境、恋愛などが描かれるノベルとなっている。

What Remains of Edith Finch (App Store 610円 / Steam 1,980円)

日本では『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』としても知られるゲーム。
ワシントン州に屋敷を構えるフィンチ家の住人たちの物語集。フィンチ家の住人はつぎつぎと奇妙な死を遂げていき、そのたびに屋敷は改修され、傍目にも奇妙な建築物になっていった。
プレイヤーは一族の血を引く最後の1人として屋敷を相続し、家族の死にまつわるストーリーを体験していく。
歩いて探し回り、ミニゲームをこなしつつ物語を体験するスローペースな物語ゲームだが、映像・死の物語と屋敷の秘密の味わいが良い。
紹介記事:つぎつぎと不幸な死を迎える人々の、最後の瞬間を体験し、謎に迫るアドベンチャー『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと(What Remains of Edith Finch)』のiOS版レビュー

The Unfinished Swan (App Store 610円→250円 / Steam 1,520円 / Epic 1,520円)

母が残した絵から抜け出た白鳥を追い、なぞの世界を探索するパズルアドベンチャー。 ステージ1は色のない世界にインクを投げつけて地形を発見して進む盲目のアドベンチャー。
ステージ2以降はだんだんと世界に色がつき、新しいギミックが増えて行く。
スマホでも遊べるが、視点操作などが面倒なのでできればコントローラーで遊びたい。

Journey (App Store 610円→250円)
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邦題『風ノ旅ビト』
どこまでも砂漠が広がる世界の旅ビトとなり、美しくもはかない文明の跡を見て歩くアクションアドベンチャー。ランダムにほかのプレイヤーが操作する旅ビトが迷い込んでくることがあり、言葉を交わさずに協力して謎を解いていく、切ないすれ違いのマルチプレイが楽しめる。

Gone Home (App Store 610円→250円 / Steam)
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海外で一年を過ごし、久々の帰宅したあなたを待っていたのは、家だけだった。
家族はいったいどこに!?
消えた家族に起きたできごとを、無人の家を歩き回って推測するアドベンチャー。
パズルもバトルもなく、プレイヤーにできるのは誰もいない家を散策するだけ。しかし、家の痕跡を見ることでストーリーが展開され、興味深さに引き込まれる……。
小説を読むように興味深く進めるゲームなので、普段からシリアスな物語を楽しむ方にオススメしたい。
なお、日本語にはいい感じに対応しているので、言語問題は気にしないでOK。

Telling Lies (App Store 860円→250円 / Steam)
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App Storeにて、映像解析アドベンチャー。
本作は分断された映像記録から物語のキーを見つけ出し、真実を推測する“映像解析アドベンチャー”の『Her Story』作者による新作。
あなたの目の前には盗難ノートPCがある。その中にはアメリカ国家安全保障局のデータベースが入っており、4人の人間の2年間にわたる生活記録が見られる。
それぞれが重大な事件の記録だが、それを検証していくと何かがおかしい。そう、誰か1人が嘘をついているのだ……。

Donut County (App Store 610円→250円 / Google Play 540円→230円 / Steam 1,320円→396円)
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何でも飲み込んで成長する穴を操作して、物体を飲み込み続けるパズルアクション。
プレイヤーは“穴”を操るアライグマBKとなり、穴を使って地上からさまざまな物体を地下に送り込む。穴の先には地下に送り込まれた人々が生きており、落ちてくる物体を使って問題を解決し、物語を進めていく吸い込み&パズルゲーム。
ユニークなビジュアルとストーリーがウリだが、ゲームとしてはやや粗い。

Devolver Digital
GRIS (App Store 610円→250円 / GooglePlay 520円→110円 / Steam / Switch)
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これは、間違いなく最も美しいゲームの1つだ。
声を失った女性の内面世界を美しい水彩タッチで描き、その絶望から再生に至るまでを描いたアクションアドベンチャー『GRIS』が App Store向けにリリースされた。
ゲームを続けて彼女が精神的な成長を遂げるたび新たな能力が加わり、世界に色がよみがえっていく。文字や言葉を一切使わず、アニメーションだけで出来事を理解させる表現力、ビジュアルとゲームのシンクロ、すべてが美しい。

Minit (App Store 610円→250円 / GooglePlay 520円→110円)
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たった1分間で冒険し、世界を押し広げる探索アクションアドベンチャー『Minit』が、App StoreとGooglePlay向けに発売された。
先にも書いた通り、本作ではゲームを始めて1分で主人公が家に帰ってしまう(※セーブポイントに戻る)ため、1プレイは1分で終わる。
世界を1分だけ歩き回って探索し、そこで手に入れたものや情報を引き継いでまた1分プレイし……次々と発見と探索領域の拡張を繰り返すアクションアドベンチャーとなっている。
白と黒ので描かれるグラフィックにも味があるが、そこにいるキャラクターやメッセージにも味があって、『マザー』テイストを感じる世界も素晴らしい。

Witcheye (App Store 370円→120円 GooglePlay 320円→110円)
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任天堂ハードの『スーパーマリオブラザーズ』、メガドライブの『リスター・ザ・シューティングスター』。
そういった王道の2D横スクロールアクションゲームをスマホ風に作ろうと考えて作られた横スクロールアクション。

Downwell (App Store 370円→120円 / GooglePlay 320円→110円)

下に向かって銃を撃つ「ガンブーツ」を装備し、敵を倒しながら暗い井戸を下るアクションゲーム。
難易度は高いが、クオリティの高いビジュアルとアクション、絶妙の間を持った演出で飽きずにクリアまで遊べてしまう。
おすすめ。

SPACEPLAN (App Store 360円→120円 / GooglePlay 320円→110円)
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スマホを連打してジャガイモを生成し、惑星に打ち込んで世界を変革するSFクリッカー系ゲーム。
アンビエントな音をバックとした壮大なSF世界。ミニマルで印象的なグラフィックだが……登場するのはすべてジャガイモ。
科学理論を実践する手段もジャガイモ。
その生産手段はプレイヤーの連打。
でも意外に面白くてやめられない。
紹介記事:『SPACEPLAN』レビュー - 宇宙の謎をジャガイモで解く。壮大な映像と音楽、おバカが融合したクリッカーゲーム

The Talos Principle (App Store 610円→120円 / GooglePlay 540円→110円)
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滅びゆく世界に目を覚ましたロボットとなり、120もの謎を解く主観視点のパズルゲーム。
パズルとしては、複数の仕掛けを組み合わせて特定ポイントまでたどり着く小さなパズルを何度も解いていくステージクリア型。
そこに、プレイヤーにも「知性とは何か」と謎を投げかける物語パズルとなっている。
App Storeでは英語のみの対応と書かれているが、ボイスまで含めて日本語に対応。

The Swords of Ditto (App Store 730円→120円 / GooglePlay 630円)
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世代交代を重ねて装備を強化し、魔女モンモとの最終決戦に備えるローグライクRPG。SFCゼルダのような見下ろし画面のアクションRPGにカジュアルなローグライクを足した感じで、かわいく、比較的気楽にプレイ可能。
Umiro (App Store 370円→120円 / GooglePlay 320円→110円 / Steam)
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記憶を失った主人公を導き、迷路を脱出するゲーム。
指で道を描くとそれに沿って主人公が移動する筆書きパズルの応用ゲームだが、プレイヤーが指を滑らせると、灰色の迷宮が色づいていく様が実に美しい。


Reigns (App Store 370円→120円 GooglePlay 320円→110円)Reigns
カードで示される選択肢にYES/NOの2択で答え、国の勢力バランスを取る政治ゲーム。
一見、選択肢を選ぶだけのカードゲームだが、隠された選択肢を見つけることで王国の秘密に迫り、謎を解くアドベンチャーの性質もあり、意外な演出に驚かされる。
紹介:呪われた王となり、国という化け物を治めよ。『Reigns』レビュー

Reigns: Her Majesty (App Store 370円→120円 / GooglePlay 320円→110円)
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記憶を保ちながら転生する女王となり、重臣たちの進言に対してイエスかノーだけの返答で行動を決めて国を治めるアドベンチャーSLG。
前作よりやや複雑になっており、1作目をクリアして遊ぶのが良い。

Reigns: Game of Thrones (App Store 490円→120円 / GooglePlay 430円→110円)
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呪われた王の血族となり、国のパワーバランスを保ちながら王国を運営する『Reigns』と、ファンタジードラマ『ゲームオブスローンズ』のコラボ作品。
様々な人物の質問に対して、「イエス」と「ノー」で回答するだけで政策がきまり、回答を元に複雑なシナリオが展開されるアドベンチャー。
これに『ゲームオブスローンズ』世界の複数の人物に乗り移って政策を定める機能を加え、今作ではさらに深みを増している。
ただ、原作を知らないとつらい。



Okhlos: Sigma (App Store 370円→120円)
古代ギリシャの哲学者となり、ギリシャ市民を扇動してオリュンポスの神々に立ち向かう戦術アクション。
ゲームは左スティックで市民を扇動する哲学者を移動させ、右スティックで群衆が突撃する位置を定める2スティック操作。
神とその手下は強いが大丈夫。市民はいっぱいいる。倒れたら新しい市民を扇動すればいい、という感じで大雑把に進められる。群衆が敵をたたくエフェクトも気持ちいいし、画面のわちゃわちゃ感もあって見た目にもグッド。