2018年1月〜6月までにリリースされたスマホ・タブレットゲーム、2018年上半期のゲームキャストが選ぶベストソーシャルーム10選はこれだッ!
なお、ソシャゲに関してはプレイに時間がかかるため抜けは結構あると思っていただきつつみて欲しい。
非ソシャゲベスト10はこちら。
なお、ゲームのタイトルにリンクが張られているものは、リンクから詳細な紹介記事に飛べるので、気になったものがあれば詳しくみて欲しい。
また、順位はゲームキャストが記事を書いた2018年7月時の気分で決まっている。単に大好き度。1位:Grim Soul: Survival (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ダークなファンタジー世界を生きるサバイバルゲーム。
ゾンビだらけになった世界を1人で生きる『Last Day on Earth』とシステムがほぼ同じだが、同じ作者によるファンタジー版。
資源を集めて家を建て、キャンプファイアで料理して、かまどで金属を作って装備を充実させていくベーシックなサバイバルゲームだが、とにかく主人公が死にやすく(というか敵が強くて)、 生存が厳しい。
▲装備に耐久力があり、壊れて裸のときに限って他のプレイヤー(AI)が襲ってくる。
しかし、その分コツコツと設備を整える楽しみも感じられるサバイバル作業ゲー。木が必要すぎて、木こりオンラインって感じになるが、たくさん貯めた資材をもって高難易度の場所に挑む緊張感と、リターンが大きかった時の満足感がすごい。
(でも死ぬとノーリターンで装備が消えるのでしばらく遊びたくなくなって1週間ぐらい放置してしまう)
とにかく生きるのが辛い世界だが、同時に資源を集めて家を建て、キャンプファイアで料理して、かまどで金属を作って装備を充実させていくことが「生きている」実感にも繋がる。
歯ごたえのあるサバイバルゲームを探しているなら、本作を試してみて欲しい。2位:コトダマン ‐ 共闘ことばRPG (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
また、それに加えてとにかくプレイしやすく作られているので、ストレスがない。
『もじぴったん』やら『口先番長』やら、ワードパズル系が大好きなのだが、これ系のソシャゲはあまり続かなくて悲しかった。
『コトダマン』は普通に続きそうなので、ほんと頑張って欲しい。いずれレビュー予定。
謎の外敵に対して、少女で構成された施設防衛企業が立ち向かう3Dシューティング。
とにかくキャラクターが可愛い。キャラクターにポリゴン使いすぎて「敵を作るのに苦労している」というアホな逸話が残るぐらい頑張ってる。
で、ゲーム内容はというと、パワードスーツを着た少女が編隊を組み、宇宙で戦う3Dシューティング。
MS少女の流れを汲むデザインのパワードスーツで、宇宙を動く様子はかなり燃える。
そして、アクションはかなりハード。スマホでできることを考え抜いた操作になっていて、タッチで攻撃、スワイプで緊急回避、スライドでブーストダッシュと指1本操作なのに簡易な『ZOE』っぽい動きができる優れもの。
序盤はスナイパーライフルを撃っているだけなのだが、ゲームが進むと回避も重要になって楽しくなってくる。
家庭用ゲームで『ダライアスバースト』を作ったところが本気で作っているので、筋は良い。
序盤のだるさを、キャラクター愛で乗り切るゲームになっているのが色々と損をしていそうだけど、面白い。あと、アップデートで最初に最高レアキャラを確定で手に入られるようになったので今が始めどき。
序盤のだるさを、キャラクター愛で乗り切るゲームになっているのが色々と損をしていそうだけど、面白い。あと、アップデートで最初に最高レアキャラを確定で手に入られるようになったので今が始めどき。
4位:プリンセスコネクト!Re:Dive (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ラマがヒロインということで話題になったギルドバトルRPG『プリンセスコネクト!』の世界観、キャラクターを再利用し、蘇らせた作品。
前作は普通に『ソードアートオンライン』系のオンラインRPG世界で女の子と仲良くなるグラブル系だったのだが……中華系バトルRPGを取り入れた作品として完全復活。
遊べば遊ぶほど強くなる中華系RPGの特徴と日本型のガチャRPGをうまく混ぜ合わせており、どんなキャラクターでも最高レア度まで育つし、使い道もあるが、元のレア度が高い方がわずかに使い勝手が良いという絶妙なバランス。
さらに“アニメRPG”自称するだけあって、豊富なアニメーションは他の追随を許さない。
また、主人公のプリコネ太郎(主人公の愛称)の設定が、とにかくヤバい。
プリコネ太郎は記憶喪失系の主人公なのだが、普通の主人公なら「記憶喪失でも戦い方は体が覚えている」など、カッコいいところがあるもの。ところが、プリコネ太郎は違う。
識字率100%の世界で文字が読めず、紙幣を食べようとするほど生活能力を失っており、小学生の女の子に日々のお小遣いをもらって養ってもらっている(もはや、羨ましいを通り越して「人間のクズ」にしか見えない)。もちろん、戦うこともできない。しかし「周囲のキャラクターの能力を大アップさせる」特殊能力を持っており、その能力を軸に40人のヒロインと1カ月で知り合い、仲良くなってしまう(どうやったんだよ)……というのが開始時のお話。
ハーレム系主人公ではあるのだが、あまりに異常で「この世界の全員が、何らかの理由のために脳をいじられて、主人公を軸に物語を展開しているのかもしれない」というホラー展開を想像してしまうほど違和感を感じる。先の展開が楽しみ。
なお、中華系RPGを日本向けに翻訳というくくりで行くと、『D×2 真・女神転生リベレーション』の方がアレンジも効いていて育成も面白いが、本作をランクインさせた決め手は旧作への思い入れと、ストーリーで4位に選んだ。ただ、最近だるくてログインできていない(60レベル超えた当たりから退屈に…)
5位:PUBG MOBILE (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
100人のプレイヤーが無人島に降り立ち、武装を現地調達しながら戦うアクションシューティングゲーム。PC版でこのジャンルを爆発的に広めた『PUBG』の正式スマホ版。
隠れて戦うもよし、ひたすら敵を倒すもよしで、戦い方は完全に自由。
手持ちの物資も、戦場となる場所も変わるため、毎プレイ異なる展開が楽しめる。グラフィック、音声共に完成度が高く、素晴らしい出来。
ただし、PC版に浮気して最近やってない。
横画面対戦の『クラッシュロワイヤル』系ゲーム。
時間と共に貯まる魔力を利用してカードからユニットを召喚し、敵の拠点を攻めるゲームなのだが……これが単なるコピーになっていなくて面白い。
味方ユニットが移動したあとが自軍の色で塗られて陣地になり、陣地になった場所ならばどれだけ敵陣の深くでも直接ユニットを出撃させられる。そのため、敵の陣地深くに切り込んで一気に攻撃したり、敵が深入りしているときに塗り替えて孤立させるような遊びが楽しめる。
キャラクターも可愛くて、塗り系の能力があったりもしてクラロワに近くて遠いオリジナルゲーム。地味にお勧め。
7位:Shadowgun Legends (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
レイドなどのマルチプレイ系はやや時間がかかるが、1人で遊びまくる分には爽快・お手軽・快適。PS3クラスはもうスマホで実現できることを証明した記念碑的作品。
今もたまにログインしては銃をぶっ放して楽しんでいる。
27枚のデッキからカードを出していき、ポーカーの要領で役を作って戦うRPG。
流行の対戦カードゲームではなく、どちらかというと力押しの1人用ソーシャルRPGなのだが……カードの手触りの良さ、コマ漫画っぽい(そして少し笑える)ストーリーなど、遊び心があって楽しい。
1人用RPGなので特に時間を気にせずやりたいときに遊べるのもポイント。
9位:Westworld (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
10位:キングスレイド (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)舞台は人間と見分けがつかない高級アンドロイドでゲストを接待し、その欲望を満たす場所『デロスパーク』。プレイヤーは研修生となり、デロスパークを運営するシミュレーターの管理者権限を与えられ、アンドロイドを製造し、ゲストにあてがう。
『Fallout Shelter』系ではあるが、遊んでみるとよりキャラクター育成ゲームとなっており、カジュアルに遊べて違うゲームになっている。
面白くはあるのだが、ワーナーブラザーズと『Fallout Shelter』の間でソースコード盗用疑惑の訴訟になっているのが残念。楽しかったけど、訴訟が決着つくまで自分のプレイはお預け。
こちらも中華系のRPGなのだが、このゲームの画期的なところはキャラクターがガチャではなく指名買いなこと。1キャラ6,000円の高額に最初はレビューが荒れていたが、ゲーム自体がやり続けると強くなる中華系の定番で楽しめるし、やり続けると欲しいキャラが見えてきて「こいつを買えばいいんだな」と納得して購入できるのも良いし、そもそも買わなくても遊んでいれば手に入る。
同じように2018年は『ブレイブフロンティア2』もキャラクターを指名買いできる仕組みを導入しているのだが、すでに『ブレイブフロンティア』でシステムに飽きていたためハマれず、こちらを紹介。
11位:アイドルマスターシャイニーカラーズ (ENZA)
番外:機動戦隊アイアンサーガ (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
プロデューサーになってアイドルを育て、ユニットを組ませて全国のプレイヤーと競うパワプロの育成モードライクな『アイドルマスター』。
何よりすごいと思ったのは、html5プラットフォームでここまでのゲームができると見せてくれたこと。可能性を感じる。
一方、スマホでやると通信料などがネックになるのも同時に感じてしまったので11位で。実質PCブラウザゲーム。通信が気になってもう遊んでないが、いつかアプリ化したら……。
番外:機動戦隊アイアンサーガ (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
基本は見ているだけのゲームで最初は退屈だったのだが、だんだんとパーツが整ってくるとロボットをカスタマイズして派手な演出を見る楽しさが出てくる。
見下ろしで複数のキャラクターが入り乱れる画面は「大勢で戦うロボクラッシュ」のような空気もあり、少し触ってみたところ演出もかなり爽快(特に敵を破壊したとき)。
まだプレイが足りてないので番外としたが、年間で遊んでみると上位にくるかもしれない。まだ遊んでる。遊び続けているゲーム
ヒロインを5人選んで部隊を組み、スタミナを消費して歩き、出会った敵を倒してカードやポイントを集めるポチポチゲー。駆け引きはなく、単にポチポチゲー。
しかし、キャラクターが魅力的で、イベントも遊びやすく、イベントシナリオも面白い。プレイヤーの選択で変わる物語もアップデートで最近追加されたこともあり、たまに引き出しては物語の選択肢を選んでいる。
古くは『ワイルドアームズ』、スマホでは『ケイオスリングス』など、秀作RPGを作り続けているメディアビジョンの作品で、PS2時代のRPGのようなプレイ感がある。
まず、72体の悪魔をモチーフにした仲間キャラクターの個性的。ショタが突然猛牛になったり、美女がカエルのように変身したりと本性を利用した演出のギャップも良し。
なにより、戦術性の深いバトルシステムを軸として、その戦術を楽しむための育成システム、すべてのキャラクターが最高レア度まで育って何かしらの使いどころを与えられている調整があり、日々のプレイが楽しい。
スタミナがたまると、「楽しいバトルができる、やった!」って感じ。
スタミナがたまると、「楽しいバトルができる、やった!」って感じ。
3Dのキャラクターが踊る学園アイドルリズムゲーム。
2018年の作品なのにベスト10に入れられなかった。曲も良いし、キャラも良いけど、学園・アイドルものは飽和しているんだよ!
でも、キャラモデルも良いし、曲も良いし、コナミのレトロゲーム曲も遊べるので好き。続いてる。
3Dアイドル音ゲー。ただし、アイドルを愛でる成分の方が大きい。
最近、オートプレイとかいろいろなアップデートが入ってやる気が復活。
海外ではそれなりのヒットを飛ばし、日本でも事前登録10万人を越えたファンタジーMMORPG。しかし、サービス2日目にして人と会うことができず、限界集落感が漂う恐るべき物件。
過疎過ぎて楽しくて、やめられない。でも人には勧めません。なんか、やめたいのにやめられない、奇妙なヤツ。フェノメノンと呼ばれる現象と戦う特殊部隊、トライナリーの隊員達と愛を育む恋愛RPG……なのだが、プレイヤーの行動の選択肢がゲーム世界に影響を及ぼし、物語が変わるオンライン物語ゲームという特性を持っている。
オンラインゲームだから、オンラインの選択を物語に活かす!という挑戦的な試みをしていたが、バトルが圧倒的につまらないのが足を引っ張ってかサービス終了予定。最後はやるぜ!
以上。興味があるものがあれば、ぜひ遊んでみて欲しい。
非ソシャゲベスト10と選外の良作は下記からどうぞ。
※本記事のソシャゲの一部はDLされるとゲームキャストの運営資金になるアフィリエイトリンクを利用していますが、記事内容はそれに影響されていないのでご安心ください。