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PS3クラスの映像で、爽快なシューターRPGを実現した『Shadowgun Legends』レビュー。スマホゲーの新たな基準点

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スマホでグラフィック・内容ともにゲーム機並の体験を実現することを目標に、3年以上開発が続けられてきたRPGシューターが『Shadowgun Legends』だ。
そして、それは驚くべきことにほぼ果たされた。PS3クラスの映像に加え、充実したゲームプレイが実際に提供されていたのだ。
『PUBG』や『フォートナイト』などの登場で少し話題をもっていかれている感はあるが、スマホで本格派のゲームを探しているなら、本作は試すべき1作だ。

本作は主観視点のアクションシューター(FPS)のシステムを基盤としたRPGで、シャドウガンと呼ばれる賞金稼ぎになり、人類と敵対する異星人と戦うゲームになっている。
何はともあれ、目に付くのはまずグラフィック。嘘偽りなく、PS3クラスまできているなぁ、と言う印象だ。
過去、グラフィックに力を入れたスマホFPSは「敵が同時に3体までしか出ない」などの制約を受けていることが多かったが、『Shadowgun Legends』では余裕で10体を超える敵がプレイヤーに襲いかかってくる。質・量ともにバッチリだ。
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ゲームの進行としては、街でクエストを受け、ストーリーを追って戦い、敵からドロップした装備でパワーアップしてまた戦うハック&スラッシュなプレイを楽しめる。
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クエストは1人でストーリーを追うもの、単に短いレベルアップ用クエスト、複数のプレイヤーで対戦したり、逆に協力して敵を倒すものなどさまざま。
しかし、1人で遊びたければ1人用クエストを進め続けることができ、マルチプレイは必須ではない。スタミナもないので、1人で存分に遊ぶスタイルも可能だ。

で、肝心のゲーム部分についてだが、これがスマホとしてはかなり良くできている。
操作はバーチャルスティックでの移動、画面右ドラッグで視点移動、画面右上をタッチしてのハンドガン、メインウェポン、サブウェポンの切り替えの3ボタンが基本。
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銃を撃つ操作はオート。
画面中央には常に照準が表示されており、敵を捕らえるとオートでショットが発射される。
本格派のFPSに慣れていると射撃ボタンがないことに違和感を感じるかもしれないが、慣れてしまうとこれが実に遊びやすい。
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どうしても精度の高い射撃をしたいときは、スナイパーライフルなどのサブウェポンを利用することになる。サブウェポンは自動射撃ではなく、画面右に出てくるボタンを利用して撃つ仕組みになっている。
また、メインウェポンでも画面をダブルタップしてアイアンサイトに切り替え、射撃精度を上げることもできる。
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また、画面下に“スキルボタン”を2つまで配置できる。
スキルはレベルアップ時に覚えることができ、タレットを配置して自動で敵を迎撃させたり、一時的に無敵になったりと効果は様々。対人戦で有効なものもあれば、1人用で有効なものもあるので、プレイヤーのクエストと戦術の好みに応じて使い分けられる。
ジャンプやダッシュボタンなどはないが、このスキルボタンで行動や戦術の多様性を確保しているわけだ。
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▲画面左のタレットはプレイヤーの味方。いずれのスキルも一定時間で再使用できるので結構使いまくれる。

この操作は実に上手くまとまっている。
多くのスマホアクション系ゲームは、操作性の問題に直面する。コントローラーと比べて触感のフィードバックがないため、複数のボタンを何度も利用するシステムにすると指がずれて操作ミスが生まれるからだ。
一方、『Shadowgun Legends』は常用するボタンを極力減らしたことが功を奏し、快適操作のFPSを実現している。
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で、クエストが終わると経験値とお金が手に入り、ドロップ品などで装備を強化できる。
装備はプレイヤーのレベルに応じたものが出るため、序盤はレベルアップのたびに新しい装備に付け替える作業が発生する。
ただし、しばらく進むと多少の能力よりもランダムに付属するスキルが重要になるため、そういった付け替えの頻度は下がり、レア度の高い装備のドロップを狙うゲームに変化する。
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また、クエストの成功とともに“名声値”と呼ばれるものも上がり、これが上がると良いスポンサーがついてログインボーナス的にお金が増えるようになったり、街に入場したときに「あの有名な○○が返ってきたぞ!」と街頭ディスプレイにプレイヤーの宣伝が流れるようになったりする。
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▲本作の開発に協力している実在企業nvidiaもスポンサーしてくれる。

プレイの感想としては、「良くここまで作った」の一言。
単に操作性が良いだけでなく、素晴らしいグラフィックと派手な演出でシンプルにプレイの楽しさを演出している。最初は、銃で撃って敵を吹っ飛ばしているだけで楽しめることだろう。
映像面での進化が面白さも強化しており、単調なのにカジュアルに銃を撃って戦うゲームとして遊べるのだ。
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対戦についてはキャラクターの能力がものを言うため「楽しめるおまけ」でしかないが、協力プレイではちょっとした仕掛けのあるマップあり、ラストに巨大ボスが待ち構えていて盛り上がりもあり(倒せばお宝がっぽり)と力が入ったものになっている。
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▲強いて言えば、チャットがないので仕掛けが複雑なときに超えられないことが……。

対人で育成がものを言うのは少し気になるが、多少の差はプレイでカバーできるようにもなっているし、基本的に600円のアイテム枠拡張パックを購入すれば何不自由なく遊べる良心設計。
(買わない場合、序盤を過ぎる当たりで荷物整理が大変になるが、それでも遊べる)

少しクエストや敵の種類が少ないため、ずっとプレイしていれば飽きが来るときはくるだろう。
しかし、そんな心配をするよりも美しいグラフィックを楽しみ、大量の敵を銃でなぎ倒し、派手な演出に酔う楽しさを味わってみて欲しい。
スマホゲームの新時代を感じることができるはずだ。
そしておそらく、その面白さに飽きるときがきたとしても、それまで費やした時間を無駄と思わないほど楽しめるだろう。

評価:8(かなり面白い)

おすすめポイント

美しいグラフィックと爽快な演出
豊富なクエストをスタミナの制限なく楽しめる
スキルの使い分け

気になるポイント
クエストや敵の種類が少なく単調に感じるときが来る

アプリリンク:
Shadowgun Legends (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

開発:Madfinger Games(チェコ)
レビュー時バージョン:1.0
課金:装備や専用アイテム購入、アイテム所持枠拡張。なくても遊べるが所持枠拡張を買うと便利。
公式ページ:https://www.shadowgunlegends.com/
ライター:ゲームキャスト トシ

動画:

コメント一覧

    • 1. ー
    • 2018年03月28日 03:49
    • アイテム枠の少なさは序盤は良いけど、後々は課金してアイテム枠の拡張をしないとまともに遊べないですね。
      私は序盤の時点でイベントリ増やしましたが、このクオリティなら課金しても後悔はないでしょう。
      ボーダーランズ、デスティニー等のFPS RPGが好きな方はきっと満足できるゲームです。
      リリースまで首を長くして待ったかいがありました。
    • 2. ももも
    • 2018年03月28日 10:41
    • 解像度考えるとPS3クオリティ超えてるんじゃないかな
    • 3. うあ
    • 2018年03月28日 15:15
    • 欲をいえば武器の入手はハクスラ系ドロップ方式ではなくデッドトリガー2の購入改造が良かったですね。1ミッション終わるごとに違う武器になってしまうので愛着が湧かない。あとcoopのギミックが凝りすぎて周回向きではない感じがします

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