面白いゲームが多くて幸せな月だったが、1位は一体！？
番外：パンチラン
パンチで障害物を破壊しつつ、ひたすら前に進む2Dラン系ゲーム。
パンチやジャンプのタイミングが合い続けると爽快なカジュアルゲームに仕上がっていると思う（作ったのはTamagoLoopさんなので、偉そうに言うのは気が引けるけど）。
いいものができたと思うけども、ハマったとか、ハマっていない以前に、自分が関わったゲームは中立で判断しがたいので、番外という扱いで。
紹介記事：
ゲームキャスト監修ゲーム『パンチラン』リリースされました！
買い切りゲームに挑戦したい…！『パンチラン』とゲーキャスコラボ誕生秘話：iPhoneゲーマーな日々85
アプリリンク：
パンチラン(itunes 無料)
5位：『Return to Castlerama』
ヨーロッパ風の風景を美しく再現したグラフィックが売りのアドベンチャーゲーム。
田舎町、教会、農村、洞窟…全てのクオリティが非常に高く、ゲーム開始した瞬間から「おおおお！」と感動できるレベル。
反面、アドベンチャーゲームとしては作りが荒く、なにをすればいいのか、どこに行けばいいのかわからなくなることも。
しかし、観光ゲーと考えると納得できるだけのグラフィックがある。
「このゲームは何もない」とかよく言うけど、「グラフィックだけはある」ゲームはそれはそれでいいじゃない。
紹介記事：
素朴にヨーロッパ風の風景を再現『Return to Castlerama』の美しさにしびれる：iPhoneゲーマーな日々87
アプリリンク：
Return to Castlerama(itunes 450円 iPhone/iPadの両方に対応)
攻略リンク：
Return to Castlerama攻略
4位：『Maximus』
『ゴールデンアックス』風の横スクロールアクションゲーム。
細かい演出や、ストーリーの節々に見られるオールドゲームへのオマージュが古参ゲーマーをにやりとさせる。
基本無料だが、課金は主に便利にゲームをするためであってアクションが得意でパターンを見きればちゃんとクリアできるのも嬉しい。
紹介記事：
緩い見た目で、アーケードと家庭用のいいとこ取りアクション『Maximus™』
アプリリンク：
Maximus™(itunes 基本無料 iPhone/iPadの両方に対応)
3位：『XCOM:Enemy Unknown』
地球を襲うエイリアンを迎撃する科学軍事組織XCOMの司令官となってエイリアンと戦うターン制シミュレーション。
昨年にPCでリリースされ（海外ではPS3 / XBOX360も）、絶賛を受けたタイトルの移植。
キャラクターが死んでもリカバリーが効くシステムと、それであるがためにどんどん死んでいくゲームバランスが素晴らしい。
また、宇宙人の秘密がだんだんと明かされていくストーリー展開も見事。
ロード時間が長いのと、終盤ちょっとだれてくるというのはあるがそれを超えてもプレイしたくなる面白さがある。
最新ハードでないと落ちやすいという難点があるので注意。
多くの国で有料1位を獲得し、1700円というAppStoreでの高価格帯でゲームを売るビジネスを成立させているようにみえる。
これに続くゲームが多く出てくることを期待したい。
紹介記事：
『XCOM:Enemy Unknown』ってマゾゲーがあるんですよ→「ふーん」→プレイしたらきっちりハマる：iPhoneゲーマーな日々86
取り返しのつかない死が生む面白さとドラマ『XCOM:Enemy Unknown』
アプリンク：
XCOM®: Enemy Unknown (itunes 1,700円 iPhone/iPadの両方に対応)
2位：『Kingdom Rush Frontiers』
ファンタジータワーディフェンス『Kingdom Rush』の続編。
ファイターやヒーローなどの歩兵ユニットを指揮して足止めしつつ、個性豊かなタワーを駆使して敵を迎撃するのが面白い。
様々な戦術を試す懐の広さもありつつ、HARDモードでチャレンジするのもまた面白い。
前作と内容的に変化があまりないというのはあるが、なんだかんだで安定の面白さ。
紹介記事：
『Kingdom Rush Frontiers』がやっぱり面白くて幸せになる：iPhoneゲーマーな日々84
アプリリンク：
Kingdom Rush Frontiers(itunes 250円）
Kingdom Rush Frontiers HD(itunes 450円 iPad専用)
攻略リンク：
Kingdom Rush Frontiers攻略
1位：『Deep Dungeons of Doom』
人気記事でも1位を取ってしまったこのゲーム、昔のPCを意識したドット絵やイラストがまず素晴らしい。
そして、iPhoneでも十分遊べて納得感のあるタイミングアクションとしても面白い。
でもってアイテムやスキルを組み合わせてリスキーに持って行くとスリルある一発バトルが楽しめ、堅実な装備を整えれば安定感でゲームでき…とプレイスタイルの幅もある。
さらに無料でもゲームの半分ぐらいは遊べるという太っ腹度合い。
iPhoneでできるお手軽で面白いゲームという意味で文句なしにオススメだ。
紹介記事：
レトロ調ミニゲームにローグライクな楽しさを。『Deep Dungeons of Doom』はハマりすぎる。
アプリリンク：
Deep Dungeons of Doom (itunes 体験無料 iPhone/iPadの両方に対応)
選外：ギャングスターベガス
シリーズ4作目のクライムアクション。
グラフィックや、ゲーム世界の動きは大幅に納得感が増してさらに1歩進化。
しかし、ストーリーやミッションの多彩さ、細かい作りこみやAIについては退化してしまったという「うーむ」な内容。
それでもiPhone/iPadでプレイできるオープンワールド系の1種の極限であることは間違いなく、その無茶っぷりを検証するのは楽しかった。
紹介記事：
徹底レビュー『ギャングスター ベガス』(前編)初代から受け継がれるシリーズのアンバランスな魅力とは？
徹底レビュー『ギャングスター ベガス』(後編) シリーズもう1つの魅力と、失ったものとは？
アプリリンク：
ギャングスター ベガス(itunes 600円 iPhone/iPadの両方に対応)
Grand Theft Auto: Vice City(itunes 350円 iPhone/iPadの両方に対応)
ということで、6月の1位は『Deep Dungeon of Doom』。
シンプルな面白さ、どこでもできていつでも中断できるお手軽さ、でも中毒性があるというところで、iPhoneらしさを重視して1位とした。
『XCOM:Enemy Unknown』も、『Kingdom Rush Frontiers』も他の月であれば1位でおかしくない超激戦。
『Return to Castlerama』は人は選ぶが、ハマれば「見てるだけでいい」というレベルのグラフィックなので、ゲームを期待している人は注意。
いやー、楽しくて良い月だった！
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