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2014年、日本のiOSインディーゲームベスト10。君はもうこのゲームを遊んだか!?

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2014年は、インディーゲームが認知された年だった。
インディーゲームの魅力は、大手企業からは出てこないようなゲームが出てくるところだろう。
ネタやストーリーのきわどいゲームが遊べたり、ニッチすぎるゲームだったり、時流に乗っていないけど面白いレトロ調ゲームだったり。
大手の大作もいいが、こういったゲームもまた面白い。

そんなインディーゲームの中から、とくに2014年に出た日本のものを10作品ピックアップしてみた。
なお、ゲーキャスでは「独立系で小規模開発している人々・会社」をインディーと定義している。

10位:群馬県から来た少女
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2014年初頭の話題をかっさらったグンマーネタシューティング。
小説、『“世界最後の魔境"群馬県から来た少女』のプロモーションアプリで、秘境群馬の巫女が群馬神(ぐんまじん)の怒りを静めるために戦う……これがなんと群馬県公認ゲームだから恐ろしい。
で、ゲーム内容はきっちりオールドシューティングしており、短くてもやり応えのあるゲームとなっている。
作者の「俺はこんなゲームを作りたかった感」が前面に出ており、インディー魂を感じた。

アプリ:群馬県から来た少女 (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 無料)

9位:ダイス&モンスターズ
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ダイスを振ってモンスターと戦うターン制のRPG。
1~6のスキルスロットに、任意のスキルをセットして戦う。
単純にサイコロの出目でスキルが決まるのではなく、数字以下のスロットに設定されているスキルから選択して敵を攻撃できるので、一発逆転タイプや堅実タイプなど、プレイヤーによってさまざまな戦術がとれる。
アップデートでプレイヤー同士の対戦機能も装備され、ずっとやり込める面白いゲームとなっている。
これ、たぶん権利を買って携帯ゲーム機にアップグレード移植すると受けると思うので、ゲーム会社の方試してみて!

アプリ:ダイス&モンスターズ (itunes 無料)

8位:ネコアップDX
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UFOを操作してネコを持ち上げ、空に連れ去るネコ誘拐アクション。
ネコがギリギリで持ち上げられそうで持ち上がらない、伝統のアクションはそのままに操作性が向上し、ステージも爽快感がある作りになってシリーズ中でも最高に面白い。
やり込めばやり込むほどスコアが上がる奥の深さも健在。
ジャジーなBGM、かわいいネコの仕草など演出も良く、文句なしにおすすめ。みんな、もっとやり込むんだ!

アプリ:ネコアップDX (itunes 基本無料)

7位:生きろ!マンボウ!3億匹の仲間はみな死んだ
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死にやすいことで有名な(と言っても、現実ではネタにされるほどではないらしい)マンボウをネタにした、放置系ゲーム。
死ねば死ぬほど強くなるシステムが受けて、あるぱか兄さん以来、硬直化していた放置系育成ゲームに新風を吹き込んだ。
ゲラゲラ笑いながらずっと楽しめたので、7位に。

アプリ:生きろ!マンボウ! (itunes 基本無料)

6位:奴は四天王の中で最も金持ち
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ガチャを回して、現実で使える強力なワザが出たら、課金者が現実で猛威を振るうのではないか!?
そんな妄想がそのままストーリーになったRPG。圧倒的な資金力でガチャを回す課金者に、プレイヤーは勝てるのか!?
一見ストーリーが面白いネタゲーに見えるが、移動操作やゲームバランスなども考えられており、スマホのRPGとして非常によくできている。
さまざまな所から小ネタを持ってきているのもまた面白い。無料とは思えない優良ゲーム。

アプリ:奴は四天王の中で最も金持ち (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)

5位:RPGクリエイター
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iPhoneでオリジナルRPGを作れるツール。
自分が作ったRPGをアップロードしたり、他の人が作ったRPGをDLできる「RPGクリエイターWEB」機能が搭載し、プラットフォームとしても機能している。
バグだらけだった中から日々改善を続け、実際に遊べるRPGがユーザーの手でアップロードされるまでになったこともまたスゴい。その試みを評価して5位へ。

アプリ:RPGクリエイター (itunes 基本無料)

4位:ghostpia
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学生サークル、超水道の連作ノベル。幽霊たちが住む街から脱出しようとする人々(?)を描いた作品。
わずか2時間程度のノベルに、普通のサウンドノベル1作分に相当するイラスト量を注ぎ込み、音、アニメーション、全体にハイクオリティな演出で不思議な世界観を表現しきっている。
2014年には1話目しか配信されなかったが、2話目以降もクラウドファンディングで資金を調達して制作中。
たった2日で資金調達に成功し、ちょっとした話題にもなった → 超水道、2日でghostpiaの資金調達成功。追加目標を設定し、アプリ内容拡充へ。
2015年も引き続き注目の作品だ。

アプリ:ghostpia (itunes 無料)

3位:ケロブラスター
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サラリーマンのカエルが、さまざまな武器を手に行く先々で戦うアクションゲーム。
『洞窟物語』の開発室Pixelの作品として世界から注目され、実際にその期待に品質で答えた良作。
操作性も良好で演出も気持よく、操作しているだけでも楽しい。
プレイするたびに自分の上達を実感でき、理不尽な仕掛けがほとんどない配慮とアクションゲームのお手本のような内容。
デモシーンが印象的なだけでなく、プレイ中の背景や敵キャラも印象に残る不思議な世界観も秀逸。このゲームが今年1番好き、と言う方も多いのではないだろうか。

アプリ:ケロブラスター (itunes 500円)

2位:Train Drive ATS 2
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「なんだこれは!?」と思われる方も多いと思うが、前作は世界で400万DLを記録した人気のトレインシミュレーター。
電車をダイヤ調整機能を再現(作者によれば他にはない機能とのこと)しており、プレイヤーが電車を遅らせると他の電車も合わせて遅れ、電車が詰まる様子も確認できる。
物理演算もしっかりしており、本職の電車運転手が「リアル」と言うほどの出来映え。
これを個人が作ったのは(いい意味で)気が狂っているとしか思えない。
電車好きの方は買ってあげて欲しい。

アプリ:Train Drive ATS 2 (itunes 800円 iPhone/iPad対応)
Train Drive ATS 2 Light (itunes 無料 iPhone/iPad対応)

1位:SWAN SONG
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白鳥の鳴き声は死ぬ瞬間が最も美しいとされ、死に際の一声を指して「Swan Song」と呼ぶ。
その『Swan Song』の名を冠したこのゲームは、世界が美しく崩壊していく様子を描いたアクションゲームだ。
プレイヤーは白い鳥に乗った少女を操作し、崩壊の中を飛んでいくこととなるが、ここがまたスゴい。
世界の終末を生き延びるつらさを高難度にすることで表現しており、そこを乗り越えて世界と一体化できる仕掛けとなっているのだ。

正直、難易度が高くて日本のスマホゲーマーの多くには受け入れられないほどの難しさだ。
ゲーキャスが選ぶ2014年日本のインディゲーム1位だが、「誰でもやってくれ!」とは言えないゲーム。覚悟のある方だけ、この世界を苦しみながら旅して欲しい。

アプリ:SWAN SONG™ (itunes 400円 iPhone/iPad対応)

ということで、順位は下記となる。

1位:Swan Song
2位:Train Drive ATS 2
3位:ケロブラスター
4位:ghostpia
5位:RPGクリエイター
6位:奴は四天王の中で最も金持ち
7位:生きろ!マンボウ!3億匹の仲間はみな死んだ
8位:ネコアップDX
9位:ダイス&モンスターズ
10位:群馬県から来た少女

1位を『Swan Song』とした決め手は、妥協のない映像クオリティ、音楽の素晴らしさ、そして「受け入れられなくても、これが作りたい!」という意思をゲームを通じて強く感じたため。
誰のためでもなく、自分のために作った感が素晴らしい。
swansong_01

番外編
賞は他人が与えるもので、「俺が作ったゲームに俺が金賞を与えた!」という構図があってはいけないと思っているから、今回はゲーキャスが関わった『ドランシア』と『Ninja Smasher!』は選考から除外してある。
ただ、製作側として「面白いゲームができた!」とも思っている、最後に紹介させて欲しい。

ドランシア
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左右移動とジャンプを駆使して、体当たりで敵を倒しまくるシンプルな(でも難易度が高い)アクション。
最近流行の「プレイし続ければ難易度が下がって楽になる」要素なしの、純粋なアクション。
美しいドット絵、レトロな音楽、やり込むほどスコアが上がるゲームになっているのでぜひ遊んで見て欲しい。
テストプレイヤーとしてバランス調整や、操作感など細かい調整に参加。

アプリ:ドランシア (itunes 無料 iPhone/iPad対応/GooglePlay)

Ninja Smasher!
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忍者を操作して画面狭しと飛び回り、敵と戦いながら冒険するアクションアドベンチャー。
冒険して装備を探し出し、だんだんと行動範囲を広げていく『メトロイド』的な冒険が楽しめる。
最終的な操作性の調整に参加。
インディーストリームフェス2014審査員特別賞を受賞し、受賞の様子を間近で見たのもいい思い出。

アプリ:Ninja Smasher! (itunes 400円 iPhone/iPad対応)

以上。
全体的に「話題になったから」「他の人が面白いと言っていた」などの要素はあまり気にせず、ゲーキャスが面白かったものと「こんなものを作ったのか、すげー!」と驚いたものを中心に選んだ。
なので、異論のある方も多いと思うが、「あれがない!」「これは不服!」というのはコメント欄まで寄せて欲しい。多ければ、別途読者の選んだ日本のインディーゲームとして独立した記事にするつもりだ。

惜しくもベスト10から漏れた作品はこちらをどうぞ。
尖りすぎ、一発ネタ過ぎ。2014年iOSインディーゲームベストから漏れた作品集。

 コメント一覧 (4)

    • 1. トットテルリ
    • 2014年12月29日 20:16
    • 5 レオズフォーチュンはインディーゲームではないですかね?

      あと、やはりThreesは入れて欲しいです(笑)
    • 2. GCドラゴン
    • 2014年12月29日 20:18
    • >>トットテルリさん
      日本のなので、要望が多ければ海外のものは別途やります!
    • 3. トットテルリ
    • 2014年12月29日 20:31
    • あ、タイトルちゃんと読んでなかった(笑)すみません(^^;;

      海外ので知らないの多いと思うので、個人的には別記事でもやって欲しいです★
    • 4. TK
    • 2014年12月29日 21:26
    • 勇者ダンジョンはまだ開発途中でボリュームが少ないですが、有料アプリ含めたローグライクの中でも完成度が高いと思います

      ゲームキャストさんでも紹介されてますしご存知とは思いますが参考にして下さい

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