ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

iPhoneのRPGを簡単に作れる『RPGクリエイター』で、ツクール世代の血が覚醒するッ!- iPhoneゲーマーな日々

RPGクリエイター (itunes 基本無料)
rpgtool_01
iPhoneでRPGが作れるアプリ、『RPGクリエイター』がリリースされた。
昔からこの手のソフトを知っている方には、『PRGツクール』っぽいもの、と言えば分かるだろう。

思えば、スーファミ版の初代RPGツクールでは、壮大なRPGを作ろうとしてメモリ不足のため挫折した。
ツクール2では狭い1つの街だけで展開する、メモリが少なくても遊べるゲームを作ろうとした。
だが、イベント製作が面倒になって挫折した。

そんな自分でも、iPhoneならどこでもプレイできるからRPGを完成させられるかもしれない…!
よし、やってやるぜ!
アプリを起動してすぐ、有料版の説明が始まった。
有料版にアップグレードしないと、機能制限がつくらしい。
rpgtool_02

有料版にするとマップが無限に作れて、敵やアイテムが無限に作れて、保存もできる、と。
今ならリリースセールで900円のところ400円…よし、買った!
というか、金を出さないと最後まで作るモチベーションが維持できない気がするし。
rpgtool_03
▲お金を出しても完成できたことはない。

アプリを起動して、ゲーム名を決めて…いざ開始!
いきなり、一面の海。
チュートリアルまったくなし。
rpgtool_04

ここはもう、RPGツクールで鍛えた直感で勝負だ。
画面中央下のパネルを上にスライドすると…マップチップ(マップを作るツール)が出てきた。
rpgtool_05

マップに配置できるタイルは2種類。
下にあるMボタンが地形、Oボタンが建物である。
タイルを選んで(選んでいるタイルが分からない難点があったけど)マップをタッチすると、マップに配置できるようだ。
rpgtool_06

マップタイルの配置自体は、コントローラーやマウスよりも楽だった。
ここは素直にタッチパネルの力だ。
rpgtool_07

そして、Eボタンはイベント。
マップ上にイベントを配置できる。
rpgtool_08

イベントを追加すると、イベント編集画面へ。
見えているイベントや、そうでないものなど、いろいろ作れる模様。
村人などもイベント扱いのようだ。
rpgtool_10

なお、フラグ管理もちゃんとできる。
rpgtool_09

イベントでできることもかなり用意されており、組み合わせても使えるので、スーファミ時代のRPGに近いレベルまでは作れるかも。
rpgtool_11

今回は、「どけ!」と叫んでプレイヤーキャラを移動させる、RPGあるあるなイベントを作ってみた。
で、主人公の初期位置を定めて…。
rpgtool_12

デモプレイ!
タイトル画面に「test」と表示されている…もう少し名前を考えておけば良かった…。
rpgtool_13

おお、結構普通にはじまっとる。
rpgtool_14

ボタンを押してみると、普通にステータス画面が出てきた。
初期パーティーとかも、どこかで決定できるのかな。
rpgtool_15

話しかけてみた。
「どけ!」と表示され…
rpgtool_16

そのままワープ。
突き飛ばされているように見えないのが難点だが、予定通りのイベントができていた。
うん、これならRPGツクール経験者は簡単に扱えそう。
rpgtool_17

キャラクターの顔グラフィックもかなり用意されているし、
rpgtool_18

移動パターンも用意されている。
というか、フリー素材を使っているのでRPGツクールのPC版でお馴染みのメンツである。
rpgtool_19

「データベース」にアクセスすると、キャラクター能力のエディットや敵のエディットも楽にできるようだ。
rpgtool_20

現在のところ、ヘルプが分かりづらかったり、サンプルプロジェクトがないなど、完全新規のプレイヤーにはおすすめできない。
画像などは新規に追加できるが、作ったゲームは共有できないようだ(コレは致命的なので早くアップデートして!)。
しかし、「RPGを簡単に誰でもつくれる」という言葉がなんと魅力的なことか。

現実は「RPGを(プログラムから作るより)簡単に(気力がすごくあれば)誰でもつくれる」ということなのだが、そんなのは関係ない。
俺はまたRPGにチャレンジして、公開するぜ!

アプリリンク:
RPGクリエイター (itunes 基本無料)

動画: