確かにその通り。
そこで、9月30日時点でリリースされているすべてのゲームを遊んでみて、自信を持ってお勧めできる5本+癖があって面白い5本、そして絶対遊んで欲しい特選1本を紹介する。
まずは、これを遊んでみて欲しい。
なお、個別のゲームについての感想はジャンルを分けて紹介していて、記事末尾からリンクをたどれる。
特選
災害は海底にも及び、人類最後の1人になった主人公は海底奥深くへ異変の原因を突き止めるため探索におもむく。
酸素の残量を管理しつつ、海底を探索して資源や道具を集めて行動範囲を広げるメトロイドヴァニア系ゲーム。これはもう、一番のお気に入りなので別格として何度でもおすすめ。
バーチャルスティック2本を利用する移動は慣れが必要だが、慣れれば快適。
美しくも暗い海底のグラフィック、水の中を意識したサウンドは雰囲気抜群だし、さまざまな未知が待つ探索(そして見つけたものは図鑑に登録される)は楽しいし、過去の人類文明を追っていく物語にも引き込まれる。
紹介:文明が崩壊し、地上を捨てて海底で生きる人類のサバイバルアドベンチャー『深世海 Into the Depths』レビュー。やはり、カプコンの売り切りは面白い。
美しくも暗い海底のグラフィック、水の中を意識したサウンドは雰囲気抜群だし、さまざまな未知が待つ探索(そして見つけたものは図鑑に登録される)は楽しいし、過去の人類文明を追っていく物語にも引き込まれる。
紹介:文明が崩壊し、地上を捨てて海底で生きる人類のサバイバルアドベンチャー『深世海 Into the Depths』レビュー。やはり、カプコンの売り切りは面白い。
まず遊ぶ看板5本
表の看板5本はすでにかなりプレイしているかクリアしていて、終わりまでガッツリ楽しめるであろう定番を紹介する。
これは全部試していいと思う。
『スキタイの娘』などの作者による最新作。
同じ色の怪物を一筆書きで繋げて消す『Dungeon Raid』タイプのパズルゲームだが、クオリティが頭一つ抜けている。
一筆書きして怪物を倒す単純な演出の気持ちよさがあるだけでなく、たくさん繋げるとグラインドストーンと呼ばれるパネルが登場し、使い方次第で一気に画面の怪物をほぼ全滅させることも可能。
考えてうまく消すほどに報酬が増え、ゲーム終了後に宿屋で装備などを手に入れたりもできるので、うまくプレイする報酬もばっちり。
WHAT THE GOLF?
コース全体が物理エンジンで構成されたゴルフゲーム…と思いきや、2ステージ目にはボールをほったらかしにしてゴルファー自身が打ち出され、カップに飛び込む。なんだこれ。
その後もステージが進むごとにゲームルールも、ボール役も変わり、ゲーム内で共通となるのは引っ張り操作でボールを撃つことだけ。
ゴルフをモチーフにして、どれだけ大喜利を展開できるかに挑む膨大なネタの塊。
ちょっと遊んでもいいし、シンプルに誰でも楽しめるはず。
コース全体が物理エンジンで構成されたゴルフゲーム…と思いきや、2ステージ目にはボールをほったらかしにしてゴルファー自身が打ち出され、カップに飛び込む。なんだこれ。
その後もステージが進むごとにゲームルールも、ボール役も変わり、ゲーム内で共通となるのは引っ張り操作でボールを撃つことだけ。
ゴルフをモチーフにして、どれだけ大喜利を展開できるかに挑む膨大なネタの塊。
ちょっと遊んでもいいし、シンプルに誰でも楽しめるはず。
ドット絵で表現されたステージクリア型のバトルアクション。
簡易な見た目の『SEKIRO』と言ってもいい。
回避操作(移動も兼ねる)、攻撃、ため攻撃、パリィの4動作を使い分けるバトルゲームで、操作性は良好。
移動以外のすべての行動にはスタミナが消費されるため、敵の攻撃を適切に見切って反撃する見切りが必要となり、成功したときの気持ちよさがキモなハードアクション。
回避操作(移動も兼ねる)、攻撃、ため攻撃、パリィの4動作を使い分けるバトルゲームで、操作性は良好。
移動以外のすべての行動にはスタミナが消費されるため、敵の攻撃を適切に見切って反撃する見切りが必要となり、成功したときの気持ちよさがキモなハードアクション。
序盤は少し退屈だが、後半になるほどにギリギリの戦いとなり、言葉なくつづられるステージ演出の鬼気迫る様子にも引き込まれる。
Oceanhorn 2
仲間とともに巨大な悪の陰謀に立ち向かうゼルダ(時のオカリナ以降)ライクなアクションアドベンチャー。
バーチャルスティックで移動し、ボタンで攻撃や各種アイテムを使用する標準的な操作を採用している。
剣や銃で敵を倒し、各種アイテムを使用したり、岩を動かしてスイッチを起動するなどお約束のゼルダライクな仕掛けと、仲間と共に戦うシステムが追加されオリジナリティも確保されている。
映像の美しさはスマホインディーと思えないほどで、観光ゲームとしても楽しめる。謎解きで詰まりやすいことだけは難だが、結構攻略動画とかも出始めているので、悩んだら攻略を見るといいと思う。
船内を自由に移動でき、アイテムを手に入れたり、生存者を見つけて話して仲間にし、敵を発見するとターン制のタクティカルSLGシステムに移行する。
ベーシックなターン制SLGとしても楽しめるし、船内で見つけた物資で船底の基地を強化し、仲間を増やす仕組みも楽しめる。
また、主人公は「助けを呼ぶために霧笛を鳴らす!」というが、NPCたちは主人公がすでに霧笛を何度も鳴らし、そのたびに船底に戻ってきているという。
そして、プレイヤーが操作を始めて霧笛を鳴らすと、そのたびに倒れて船底に戻り、記憶が一部欠落していることに気づき始める。記憶に隠された秘密を探るクトゥルフ神話系ホラーとして先が気になる。
少しキャラクターグラフィックは荒いが、それを超える物語とベーシックな面白さがある。
裏の5本
裏の5本は、人を選ぶかもしれないもの、やや難しいもの、意外に面白かったというものを入れてみた。
Over the Alps
第二次世界大戦時代のスパイ・エージェント活動をテーマとしたアドベンチャー。
プレイヤーはエージェントとなり、目的のために旅をしながら人々と出会い、会話の選択肢を選ぶことで話が進んでいくが、文章が手紙で過去を振り返るように書かれており、ゲームブックと小説の中間のような独特の空気感を持つ。
スパイ活動の結果、女性との関係性の進展など、細かい分岐がいろいろとあり、選択次第でエンディングも変化する。アップデートで進行不能バグも修正済。
ATONE: Heart of the Elder Tree:少女とエルダーツリー
北欧神話をベースにした物語をパズルアドベンチャーとして仕立てた作品。
部族と父を謎の存在に皆殺しにされた少女が成長し、再び住処を襲う異変に立ち向かう見おろしアドベンチャー。
基本はポイントクリック型の探索&パズルを解くゲームだが、ときおり会話で選択肢を選ぶとストーリーが分岐し、エンディングが変化する。
バトルが始まるとシンプルなリズムゲームになり、背景でカッコいいリミテッドアニメが流れるためテンションが上がる。
音ゲー部分のシステムは荒いが、音ゲー部分は飛ばすことも可能。
1周4時間程度、私はクリア済みで2周はしたいと思っている。余韻が残るゲーム。
Sayonara Wild Hearts
恋に破れた少女が自らの精神世界に入り込み、その世界を疾走するアクションゲーム。
が、それは本題ではなく、映像と音楽を見ること自体がゲームの本堂。ゲームシステムは古めなので、この世界が好みに合うか、合わないかで完全に評価は決まる。
ネオン風フレームの世界、ポップな音楽、無意味にオサレカッコいい演出……これらにハマれば最高のゲーム。
ポップアルバムビデオゲームと公式にジャンルを冠している通り、このゲームはもはやミュージックビデオ。
音楽を聴く感じでプレイして世界観を堪能し、1時間程度で聞き終わる。それを繰り返りてリピートしたくなる。Apple Arcadeは定額制なので、とにかく試す価値がある。
紹介:奇抜・かっこ良ければ何でもあり。精神世界での戦いを描くMV風ゲーム『Sayonara Wild Hearts』レビュー
紹介:奇抜・かっこ良ければ何でもあり。精神世界での戦いを描くMV風ゲーム『Sayonara Wild Hearts』レビュー
EarthNight
舞台は龍によって地球が滅ぼされて人類が宇宙に住んでいる世界。
コロニーから地球に向かって、龍殺しの少女と老人が出撃する。龍に向かって落下し、地球に落ちていくビジュアルは圧巻。
ゲームとしては龍背中に取りついてから、頭部まで走るランゲーム。
舞台は龍によって地球が滅ぼされて人類が宇宙に住んでいる世界。
コロニーから地球に向かって、龍殺しの少女と老人が出撃する。龍に向かって落下し、地球に落ちていくビジュアルは圧巻。
ゲームとしては龍背中に取りついてから、頭部まで走るランゲーム。
自動で走り続ける主人公を操作し、ジャンプ・急降下・減速・二段ジャンプと前ジャンプを使い分けて障害物を避け、アイテムを集めるものとなっている。
ジャンプして地面に落ちずに連続で敵を踏みつけるとスコア倍率が上がっていき、コンボ数に応じて体力が回復したりする。
敵配置で結果が変わる運ゲーなところもあり、かなり難しいが何度も遊んでしまう中毒性がある。
ジャンプして地面に落ちずに連続で敵を踏みつけるとスコア倍率が上がっていき、コンボ数に応じて体力が回復したりする。
敵配置で結果が変わる運ゲーなところもあり、かなり難しいが何度も遊んでしまう中毒性がある。
見た目はちょっとショボいが、遊んで20分ぐらいするとかなりハマってくる。
街を守る自警団同士が1か月に1回戦うリーグ戦に参加し、勝ったものが領地を増やしてより上位のリーグに行けるという騎士たちの腕の磨き合いバトルRPG。
バトルはサイドビューでキャラクターたちが自動で戦うが、パーティー構成によって騎士で敵を突破したり、銃の弾幕で敵を近づけずに狩ったりといくつか戦術がある。
主人公の因縁をベースに進む物語は並程度には呼んでいられるし、スタミナやポイントを配分して訓練・冒険・仕事などをうまくこなし、自警団を強化していく育成作業も地味にはまる。
バトルはサイドビューでキャラクターたちが自動で戦うが、パーティー構成によって騎士で敵を突破したり、銃の弾幕で敵を近づけずに狩ったりといくつか戦術がある。
主人公の因縁をベースに進む物語は並程度には呼んでいられるし、スタミナやポイントを配分して訓練・冒険・仕事などをうまくこなし、自警団を強化していく育成作業も地味にはまる。
以上、遊ぶゲームに悩んだら、ぜひ参考にして欲しい。
過去に全作品をジャンル別に分けて紹介もしているので、個別のジャンルは下記のリストからどうぞ。