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もはやゲームイベント。新規ゲーム2本が発表されたドット絵アートの祭典『Pixel Art Park 5』レポート

2018-12
毎年1回行われる、ドット絵の祭典『Pixel Art Park』。
似顔絵、イラスト、ハンドメイドアクセサリーやグッズ、ピコピコな音楽から彫刻に至るまで、何もかもがドット絵なイベントなのだが……ご存じの通り、ドット絵と言えばゲーム。
このイベントでは、いつも新しいゲームが展示されるのだ。
ということで、12月9日に行われた『Pixel Art Park 5』に出展していたゲームをさらっとまとめておく。

Pixel Art Park 5で発表された新作
名作『騎士とドラゴン』スタッフによる新作『モコリアの騎士』発表
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『MOTHER 3』のアートディレクターの今川伸浩さんなどが出展し、在籍するゲーム開発会社 GAME GABURI の新作。
攻撃ボタンや防御ボタンがあり、『騎士とドラゴン』のテイストを入れていると明言も。騎士ドラーはやるしかない。2019年リリース予定。

01
いたのくまんぼうさんによる新作。
画面をタップすると建物ができて、建物がたくさんできて町になると車や人が出てきて、町が大きくなると他の国の文化と接して建てられる建築物が増えて、最終的に世界中の建物を建てられるようになるとか。
楽しみ。

Strange Telephone 2.0
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悪夢に囚われた少女が、電話番号から夢の世界を生成してさまざまなものに触れ、夢からの脱出を目指すアドベンチャー。
過去にリリースされたものの大幅アップデート版で、アイテム数は倍になっているとか。

会場では本物の電話から世界を生成する装置が展示されており、そのギミックからすでに面白かった。
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参考リンク:作者Twitter

おわかれのほし
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『ひとりぼっち惑星』で名をあげたところにょりさんの新作。
村人が死に絶え、水没しつつあるロボットの村で、ロボットたちの遺体を操作し、記憶を読み取って生前にやりたかったことを代わりに行い、とむらうゲームアドベンチャー。
これまではパーツの組み合わせだった絵が、ドットによる細かいアートになって世界感がより良く出ている。
BitSummit版と比べると、10人分のシナリオが完成し、画面の構成や誘導なども完成度が上がっていて全体のクオリティがはるかに上がっていた。
リリースは2018年冬がいいなぁ、とのこと。

Unreal Life
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記憶を失った少女が、物体に宿る過去の映像を読み取る“サイコメトリ”の力で周囲を調べ、自らの過去と退治するアドベンチャー。
青く、夜の町を散歩するような体験が新鮮。イベントでは暗室にスクリーンで映像を投影していた。

さらに、フロッピーディスクに入れて作品データを売る試みも。
レトロテイストがイベントと合致したためか、すぐに売り切れていた。
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言葉をかけて、“ことだま”を育てる育成ゲーム。
かけた言葉が明るければ明るいことだまに、悪いことなら毒のある闇のことだまに、というように成長するのだが、ことだまの反応が思いのほか面白かった。
同じ言葉でも、ことだまの性格で解釈が変わる。
頑張れ的な言葉を普通のことだまに言うと正の方向のパラメータが伸びて、闇のことだまに言うとブラック企業的な解釈で闇のパラメータが伸びたのだ。
台詞のセンスが楽しいゲーム。
参考リンク:作者Twitter

その他
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ゲームキャストで過去に紹介した『びはんとマルの森』、サムライ地獄 九天魔城の謎』なども出展されていたが、前回の状況から変化がなかったので詳しくは過去の記事を見て欲しい。

このほか、ピコピコサウンドのライブ、ゲームで使えるドット絵講座、これからゲームで流行りそうなアートの展示などもあり、ドット絵の祭典『Pixel Art Park』はすでにゲームの祭典にもなっていた。
次回があれば、是非皆さんものぞいてみて欲しい。