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ゲームキャスト疾風広告大作戦! ゲームブログに広告を導入した結果を報告します

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【お知らせ】PR表記付きの記事、アプリについてで、PRなどについての方針をお知らせしましたが、ある程度試行錯誤した結果が見えてきましたので、Twitterで宣言した通りに報告します。
読者の皆さんへの報告であると同時に、スマホゲーム紹介を仕事にするのは厳しいなか、他のブログの方の参考になればと少し詳細まで書きました。

まず、最初に皆さんの目の前に出てきたのは値下げ一覧の「注目」の次に表示された広告枠でしょう。
このPRの部分の「itunes」などをクリックしてゲームをDLし、少し遊ぶとゲームキャストに報酬が入るタイプの広告です。
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画像などは誤クリックを誘うので、テキストにして事故を避けたつもりでしたが、Twitterで意見を募集してみると…。
27%がわかりづらい、12%が全くわからないとの回答。まずい。
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しかし、アンケート結果に反してクリック数は1回。PVに対して0.1%を切る結果に。
訓練されたゲーキャス読者は広告を見分けて回避していたのです。Twitterアンケートの結果を鵜呑みにするのは危険。

その後、赤字で「このリンクをスマホで踏んでアプリを遊ぶと、ゲームキャストの貴重な運営資金になります」と入れてみたところ、多少のクリックがあって、報酬が少しだけ入りました(ここから遊んでくれた人、本当にありがとう!)。
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▲画質が悪いですが、一応枠もつけてさらに見やすくしました。

この段階で「記事の終わりに広告出せば邪魔にならない」と提案をいただいたのですが、実はセール記事にPRリンクを入れる前に試してました。
下の画面の「クリスタ」と出ている位置ですね。
どうなったかというと、誰も文句を言いませんでしたが、1日たっても誰もクリックしませんでした。つまり、誰も気づかなかったし、見なかったと推測されます。ここの位置にPR広告が入っていたのを見てたらあなたはゲームキャストマニアです。
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次に、先ほどのリンクをバナー広告に変更。先ほどの「クリスタ」の絵が、値下げの一覧に出る感じですね。これはタッチ回数が多いのに成果が出ず、誤タッチで利便性を下げていると推測されたため却下。
最後に、毒食わば皿までとゲーム記事の末尾のリンク前にリンクを入れてみたところ、少しだけクリックがありました。

ここで、壁にぶつかります。画像広告は誤タッチがすごく多いのに、文句一つでない。しかし、クリックが全くないテキストリンクには誤クリックを誘うと文句が出る。
実態とクレーム件数に乖離が見られたのです。

結局、読者の気分を損ねるのは異物感であり、誤タッチが多くとも他のサイトが採用している広告は慣れていて気にされないという結論になりました。
経費の足しにはなったので、邪魔にならないように配慮して再開すると思います。
なお、今回ここで稼いだ金は『Strange Telephone』を応援するためにプレゼントTシャツを作る費用となりました。

次に行ったのが、事前登録の件数に応じて報酬が入る記事。
『ゾイド フィールド・オブ・リベリオン』『Black Rose Suspects』事前登録受付の記事ですね。
こちらは1記事まるまる使った結果、平均100件以上の登録があったので今後もやると思います
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▲個人的な期待度ではゾイド押し

最後に、一番の王道。1記事使ってゲームの紹介を書こうと思ったのですが、ここで問題が発生します。
紹介したいと思えるゲームが少なすぎる…。そこは広告屋さんに「マニアックなゲームを割り当ててくだされ」と言ったら解決したのですが、次にまた問題が発生します。
きっちりゲームをやろうとすると、1週間ぐらい時間が必要なわけです。しかし、1週間たったら広告自体が終わっていて記事を出せない…そんなことが2回続き、やっと出せたのが釣りの皮をかぶった怪獣ゲー『フィッシュアイランド2』の記事。
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▲釣りと言いながら怪獣を砲撃するスタイル、嫌いじゃないぜ。

ちなみに奇ゲーのカテゴリだったからかいまいち振るいませんでした。たった13ダウンロード。もともと奇ゲーより面白そうなゲームの方がDLされるので、ゲームはさらに厳選しないと厳しいと身をもって知りました。
と、思った矢先。『崩壊3rd』リリースの記事を出して3日後にPRリンクの配布に気づいたので、リンクを張り替えたらなんと即座に50ダウンロードを越え、今も増えている状況。鮮度が大事なんだ、わかった。
たいして遊ばずに新作を誉めまくっている記事がいろんな場所で出る仕組みが分かった気がします。また、いらない知識を身に着けてしまった。

以上。
今のところ、Appleの料率が下がった穴埋めはまだできていませんが、食うことを考えなければ穴埋めまでは行けそうな気もしてきました。
ここまでの経験をもとに、新しい広告表記のルールを早いうちにお知らせする予定です。
あと、PR表記のルールは多数意見をいただいたため(単なるアフィリエイトをPRと書くと、依頼記事と勘違いされる)少し変える予定です。

傾向として、ゲームキャストの読者はややマニア層(リテラシーが高い)のため、なんとなくDLなどはしてくれないようです。コアならではの悩み…!
それを踏まえ、「ゲームキャストを利用している皆さん、良い記事書くから、ぜひゲームキャストのリンクを踏んでアプリをDLしてね」とオープンにやっていく方向性で考えています。

良い記事で思い出したのですが、今のところ今月のおすすめはこの2つです。
ゲーマー向けではないですが、特に隠れん坊オンラインは新鮮だと思うので遊んでみてください。

『Hidden Folk』紹介 - ウォーリーを探していたあの頃を思い出す。動いて音が出る探し物絵本
『隠れん坊 オンライン』レビュー - 大勢で隠れて、大勢で探す物量のかくれんぼ。原始的な楽しさがある