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『Hidden Folk』レビュー - ウォーリーを探していたあの頃を思い出す。動いて音が出る探し物絵本

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巨大なイラストの中から、小さなキャラクターを探す探し物絵本アプリ。『ウォーリーを探せ』に代表される人気ジャンルに、新しい「定番」がやってきた。
白黒の巨大なイラストの中から、指定されたキャラクターを探す『Hidden Folk』はユーモアにあふれ、触って楽しく、聞いて楽しいおすすめの1作だ。

画面下に探し物リストがあり、リストをタッチするとターゲットの位置のヒントが表示される。
ヒントを元にターゲットを探し、発見するゲームである。
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では、1匹分だけ例を示して探してみよう。
今回探すのは、人々から逃げるピカという生物だ。こいつは「WiFiスポットの隣にテントを立てた」らしい…。
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▲ピカのヒント。普通のキャラにまぎれて変なターゲットも混じっているのが楽しい。

そして、だだっ広いマップの探索が始まる。WiFi…どこなんだ…!?
このゴチャついたイラストの中を探し回る楽しさは昔ながらの探し物絵本そのまま。しかも、その面白さにアプリならではのプラスがある。音と動きだ。
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絵本は動かない。しかし、アプリのイラストは動く。人を触れば叫び、ドアを触れば開く。
漠然とイラストを見て回っているときでも、触ったときの反応が賑やかで飽きがこない。触って、反応を見て、楽しんで…10分ほどで運命の時はきた。
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あ、あのマークは!紛れもなく電波4本のアンテナ!
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WiFiマークの下にはボールの看板…こいつら、『ポケモンGO』を遊んでやがる。
程なくして、この近くでピカは見つかった。
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この要領でひたすら探し物を続け、一定の数のターゲットを見つけたら次のステージに移動する。
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これだけなのだが、イラストに動きがあって触ると音が出て面白いし、キレッキレのヒントテキストも面白いし、非の打ち所がない楽しさを提供している。
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▲じぃぃゆぅぅぅぅだぁぁぁぁ!!!!

おとなも、こどもも、おね…いや、多くの人に遊んで欲しい、素晴らしい探し物ゲームだ。
iPhoneでも縦持ちで遊べるが、iPad ProやiPadで遊ぶと面白さが一気に広がるのでなおいっそうお勧め。巨大な本を広げて、ウォーリーを探していたあの頃の興奮を思い出せるはずだ。

評価:7(要チェック)

課金:

なし

おすすめポイント
音と動きが追加されたウォーリーを探せ
ユーモアにあふれたヒントテキスト

気になるポイント
iPhoneだと横画面で探せない。

(バージョン1.02、ゲームキャストトシ)

アプリリンク:
Hidden Folks (itunes 480円 iPhone/iPad対応)