7月は夏休み商戦ということもあってか、先月よりも量・質ともに充実していた印象がある。
ここに挙げたゲームは、ぜひ遊んでほしい。
ゲームタイトルにリンクがあるものはレビュー記事が見られます。
価格は記事公開時のものなので、購入時はAppStoreで改めて確認してください。
5位:DeckDeFantasy (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)
デッキを組んでダンジョンに挑み、ダンジョンで手に入れたカードをデッキに組み込みながら冒険を進めるカードバトルRPG。
『DeckDeDungeon』の進化形となっており、1プレイが長すぎる欠点や、後半にほぼ無敵になれる欠点を解消。
「デッキビルド系ゲームを1人用にすると、こうなる」といえるゲームになっている。
基本無料だが、広告さえ削除すればプレイには支障は出ないので、基本無料を敬遠する方にもおすすめ。
4位:アングリーバード 2 (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
かつてなく面白く、かつてなく基本無料なアングリーバード。
鳥を発射してブタを倒す基本はそのままに、演出をパワーアップさせて面白さ大幅アップ。
さらに、1回の射撃で建物が全て倒壊するシチュエーションを増やし、爽快感も大幅アップ。
オリジナルは急に難易度が上がって詰まることがあったが、難易度の調整もよく出来ており、バランスもシリーズで最高に良い。
運要素が入ってしまったがよりカジュアルに楽しめるようにもなった。
これで、スタミナ制がなければ最高だったのだが……それを考えても十分楽しい。
3位:The Executive (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
スーツ姿のビジネスマンが怪物と戦って金を稼ぐ格闘アクションである。
スーツ姿の男が怪物と戦い、ぎこちなくアクションを決める姿はシュールの一言。
ステージのメリハリ、1人用の格闘ゲームとしての仕掛けも十分用意されており、100ステージを飽きずに遊べる。
アクションが好きなら、ぜひプレイを。
2位：ノノ島 (itunes 体験無料 iPhone/iPad対応)
かつて、これだけ簡単操作で大冒険を味わえるゲームがあっただろうか。
タップで前に進み、スワイプ操作で方向転換する『クロッシーロード』ライクな操作だが、3Dのフィールドには仕掛け満載。
モンスターを避け、転がる岩から逃げ、奥地にある宝をとる『インディージョーンズ』的な冒険を楽しめる。
しかも、理不尽な難しさなし。
「タッチパネルだから」と言い訳せず、直球ですばらしいアクションゲームを作り出している。
カジュアルゲームが好きではない方でも、これは体験の価値がある。
1位：This War of Mine (itunes 1,800円 iPad専用)
戦争に巻き込まれた街の中で、民間人として終戦まで生き延びる戦争を体験するシミュレーター。
昼間はスナイパーが街を監視し、見つかれば即死。夜になると生き残った市民が街を探索し、ときに物資を巡って争う。
まず、サバイバルゲームとして面白い。廃墟を探索し、少しずつサバイバル用品を作り上げる地道な感覚は、経営ゲームに共通する普遍的な楽しさだろう。
だが、このゲームはそれだけで終わらない。
ゲームが進むにつれて状況が悪化し、資材がなくなり、生き延びるために他人を犠牲にする選択を強いられることもある。
戦争の非常時に、他人を犠牲にするのはありか、なしか。
楽しく遊んでいると死ぬほど重いテーマを押しつけてくる恐ろしい2重構造。
攻略情報などを見ずに、これを遊んでほしい。
なお、PC版は英語だが、iPad版は公式で日本語対応している。ストーリーが重要なゲームなので、ぜひiPadで遊んでほしい。
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