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iPhoneゲーム本までの道6「ゲーム選び」

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ついに全国の書店で発売になった『凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション』。
ギリギリまで表紙を直していたせいか、大型書店以外では発売日の後に入荷となった場所もある模様。
駅の本屋でもそこそこの規模があれば入荷はされているようだ。
そろそろネタがなくなってきているが、今日はゲーム選びにまつわる話でも。

この本で選んだゲームは200本。
最初は無料ゲームが半分を占める予定だったが、無料でも「時間を使う割に面白くない」と思えるものを除くと、100本も選べなかったので、無料は結局70程度に抑えられた。
そもそも有料をいれても200本も文句なしにおすすめゲームがあるかというと、はっきり言ってない。
だから、紹介文も

「これが最高だからおすすめ!」

という書き方ができればいいが、

「○○だけど☓☓が楽しいからおすすめ!」

という表現が増えた。
わざわざ褒める本でけなさなくてもいいのかもしれないが、そう書かなければ自分で書いた意味がなくなる。
褒める本ならきっと、どこの出版社からも自分が書くよりいいもの出せるだろうし。

後は「有名なシリーズものは全部入れましょう」という要望があったものの、有名でも同じジャンルのライバル製品が優秀なものは取り上げないことにした。
もちろんスペースの都合だったりもするわけだが、「ライバルゲームはあるのに、日本製のあのゲームが…!」という時はそういう事で。
と言っても、思い当たるものは1つしかないのだが。
ちなみに、ボンバーマンが入っていないのはスペースの都合である。
当初は入っていた。

さらに、ブログと違って本はあまり知識がないユーザーも手に取る可能性がある。
当然日本語対応のゲームか、説明を読まなくても遊べるものを選ぶことになったが、『Aralon』 や 『Dead Space』など洋ゲーの良作は入れたい。


(Dead Space。このゲームを半ページ紹介するために攻略記事含めて3日まるまるかけた)

結局のところ、英語のアプリでもネット上にiPhoneゲーム本のサポートリンク集を作る代わりに紹介することで、「こっちに詳しく紹介しているのでよろしく」ということにした。
先日 Dead Space 攻略をつくったのは、本に Dead Space を載せるためだけだったりする。

本当は本に載せた全ゲームについて他のサイトさんのレビュー記事などにもリンクしようという計画があったが「本の意味がなくなるのでやめてください」という話になり、結局地味な方向で収まった。

色々書き換えたり、自粛したりした表現があったものの、よそから出る本では絶対にない紹介も入れられたので、今後この手の本が出たら自分で比べて「ああ、これが言えないんだな…」とかニヤニヤしようと思っている。

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