ということで、スマホでも性能を必要とするゲームから選りすぐりの10作品をここに紹介する。
GRID® Autosport (itunes 1,200円 iPhone/iPad対応)
スマホレースゲームの中でも頂点の1つ。
2014年に発売されたゲーム機、PC向けのハイエンドレースゲームを iOS移植したものなので、グラフィックはもう「でたらめ」にきれい。
一方、対応端末が限られていて、最高の端末でないとフルの映像は見られないという恐ろしいゲーム。日本語音声にも対応していて、ローカライズもバッチリ。
今年12月頃には、最新機種に対応するさらなるグラフィックアップデートも予告されていて、現状iPhone XSを限界まで行かすならこのゲームしかない。
The Witness (itunes 1,200円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay / Steam)
美しい孤島を探索し、パズルを解いていくパズルアドベンチャー。
この映像の美しさは、ハイスペックな端末ほどに生きる。ゲームとしても美しい風景を描写していることに意味がある。
美しい孤島を探索し、パズルを解いていくパズルアドベンチャー。
この映像の美しさは、ハイスペックな端末ほどに生きる。ゲームとしても美しい風景を描写していることに意味がある。
ゲーム自体は単なる一筆書きパズルの連続から始まるので、間口は非常に広い。
高額アプリではあるがPCでは約4,000円のところiOSでは1,200円。内容を考えると安い。紹介記事:最高の発見を何度も体験するパズル『The Witness』レビュー。美しき孤島で見るものとは?
これまでの“無双”とついたスマホゲームの中でも、本当に『真・三国無双』に近いゲームで、やり過ぎなぐらい大量の兵士が登場するワラワラ感、それをなぎ倒す爽快感が味わえる。
もはや、偽物の無双アクションではない。小さいながら本物の無双アクションが楽しめる。
派手な必殺技、無双技で一気に敵をなぎ倒したり、拠点兵士長を倒して敵兵士を弱体化するなどの要素も搭載。
もちろん、遊ぶときはオプションで「HD画質」を選択しよう。iPhone XSなら余裕で動くはずだ。
とにかく美しさを重視して作られた『ファイナルファンタジー』のスマホオリジナル作品。
Unity 5の目玉として紹介されたその美しさは、リリース当時最新だったiPhone 5sでも性能不足であったほど。
リリースから時間が立って内容が充実しているのはもちろん、無料でかなり遊べて、月額パスだけ買っておけば安価に豪勢に遊べるお安いゲームであることもおすすめの理由の1つ。
紹介記事:革新的な美しさと、基本無料なシステムと。『メビウスファイナルファンタジー』レビュー
NBA 2K18 (itunes 960円 iPhone/iPad対応)
NBA公式のバスケットゲーム。毎年最新版が出る本作の2018年番は、iPhone 8とほぼ同時にリリースされた。
コアなゲームばかりだとアレなので、リア充系のゲームで試したい方はこちらをどうぞ。
アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
おそらく、今回紹介する中で最も重く、最も美しいセルシェーディングゲーム(2D風の3Dグラフィック)。
最高設定だとiPad Proだけが対応機種と言われ、業界を震撼させたが……これもiPhone XSなら快適に動く。それどころか、アップデートで加わった10人ライブなどの特殊ライブもiPhoneXSなら余裕。
紹介記事:『アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ』レビュー - 最高の映像で表現されたアイドルの内面を魅力的に見せる、アイドル触れあいゲーム
ときめきアイドル (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ちょっと違うアイドルゲームなら、コナミのレトロゲーム音楽で遊べる音ゲーはどうだろうか。
オリジナルアイドル楽曲に加え、『悪魔城ドラキュラ』や『幻想水滸伝』の曲が楽しめるアイドルゲーム。
3Dのアイドル映像は作り込まれており、60FPS、最高解像度設定で動くキャラクターの様子はとても華やか。もちろん最高の画質設定には最高のiPhoneで対応だ。
紹介記事:どちらも放射能汚染地帯を扱ったオープンワールドアドベンチャー。
広大な3Dフィールドを自由に歩けるが、性能が低い端末ではぼやけた映像設定にせざるを得ない。
iPhone XSならば快適。個人的には『Radiation Island』のクラフトサバイバルがキャッチーなので、どちらかを選ぶならIslandを推したい。
紹介記事:チェルノブイリ原発事故で生態系の狂った隔離地域を生きるアドベンチャー『Radiation City』レビュー。廃墟感がかなり良し
Morphite (itunes 960円 iPhone/iPad対応 / Steam)
ランダム生成の惑星を探索できるアクションシューティング。
iPhone 6世代でも十分プレイできるが、エフェクトをフルにかけると iPhone 7 でも処理落ちする。もちろん、ここはiPhoneXSの出番。
ただ、ゲーム内容が合うかどうか紹介記事を見てから考えて欲しい。
紹介記事:ランダム生成の惑星を探索するSFアクション『Morphite』レビュー。美しいローポリ風景を何度も探索しよう
Infinity Blade III (itunes 840円 iPhone/iPad対応)
iOS専用のスラッシュアクションゲーム。美しい世界を見ながら、精細に描かれた戦士達の戦いを楽しめる。
これもiPhone 5sの目玉であり、当時は5sでもカクつくときがあった。思えばあの頃は無茶なゲームが多かった。
今なら、このゲームが快適により楽しく遊べる。
下記の紹介記事も合わせてどうぞ。
2つのストーリーで振り返る『Infinity Blade』。時代に愛されたスマホ最高の成功者の姿 - 32bit遺産第5回
物語を知ると3倍楽しい『Infinity Blade II』。大ヒットで分断された物語を語ろう - 32bit遺産第7回
YuME II:アリスの冒険 (itunes 240円 iPhone/iPad対応)
幻想的な夢の世界を探索するARパズルアドベンチャー。
AR機能を使って現実の世界からカメラ越しに夢の世界を覗き込み、主人公の移動場所を指定して動し、スイッチを起動させて道を作ったりしてからゴールに導くシンプルな作りだが、雰囲気が良いので許せる。
iOS12 専用の AR Kit 2 の機能を利用し、2人同時に同じステージを一緒に遊ぶ協力プレイも可能。
Splitter Critters (itunes 360円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
平面のステージを紙のようにビリビリと破き、くっつけてコースを作るパズルゲーム。
平和な見た目に知的なパズルで元より面白かったが、アップデートでARに対応した。
ARモードでは現実にステージを投影するだけでなく、ステージの中に入る体験もできる。ARを上手に使っている1作。
紹介記事:『Splitter Critters』ステージを紙にようにビリビリ破って繋げるおもちゃのようなパズル