データ調査会社Sentowerのレポートによると、任天堂のアプリ『スーパーマリオラン』の売上げが6,000万ドル(およそ66億円)を越えたこと。
これは、買い切りゲームとして目を見張るヒットで、超ヒットタイトルと言われる『Monument Valley 2』の売り上げ記録が1年で約11億円。名実ともにビッグバン級の人気タイトルと言えよう。
なお、売上の77%が iOS からだが、2018年の1月~3月だけを見ると35%が Google Play からの売上げで、Android版の売上げも上がりつつあるようだ。また、米国からの収入が約43%、日本から収入が全体の約17%を占めており、米国と日本での人気が高いことがうかがえた。
同作は、初日のDL数は500万で売上げはおよそ5億円、その後3日間で3700万DLされて16.5億円、さらにAndroid版リリース前(発売5か月後)でおよそ33億円。約66億円のうち77%がiOSの売り上げになるのでiOSの最終売り上げが約46.2億円として、1年半でiOSは13.2億、Android全体で20億程度を積み上げたことになる。
売り切りゲームはリリースから1週間で販売数が頭打ちになるものだが、さすが『スーパーマリオラン』。アップデートとセールも勘案するべきではあるが、異例のロングランタイトルと言える。
ゲームについていうなら、丁寧なつくりで面白いし、やりこみが深くて1,200円分の価値は確かにあると思う(逆にカジュアルタイトルとしてみるとボリュームが足りない)。
アップデートでモードも追加されているし、過去に投げっぱなしの方は再び、まだプレイしていない方はこの機会に66億円を売り上げた化け物タイトルを体験してみて欲しい。
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