70日後「フラットマシン」がやってきて滅びる村を、最後の日まで守り抜け。
据え置きの砲台マシンとなって消えゆく村の門に立ち、村人たちと交流しつつ最後の日まで守るRPG『フラットマシン』が App Store / Google Play で配信開始された。
制作する合同会社ズィーマは、未来仕送りゲーム『TimeMachine』から始まって滅びに向かいつつある終末世界を力強く生きる物語を作り続けるインディーデベロッパー。今作もまた、シリーズの世界観に沿った話が楽しめる。
プレイ動画はこちら。
今回プレイして思ったのは「ずぃーまさん、ドット絵がうまくなりすぎてないか…?」ということ。
これまでも終末世界での恋模様がゲーム内で描かれ続けてきたが、今作の女子はとびぬけて可愛い。このまま恋愛ゲームに持って行けそう……と思ったら、結婚エンドがある。
もはや「ときめき終末世界」である。
プレイヤーは1日に1回村に訪れる人(?)を通すか、通さないかを選択し、選択結果によってイベントが発生する。
単純に敵対勢力を阻むこともあれば、行商人から物を購入したり、村人と交流したりもできる。
プレイヤーが壊れかけなら、あえて敵を素通しして休むこともできる。もちろん、村の治安は悪化する。
最終的に選択の結果によって村の状況、村の人々との関係性が変化していく。
そして、最後の日まで生き延びればフラットマシンがやってきて……と、この先はゲームでどうぞ。
『フラットマシン』はシンプルな短編だが、プレイヤーに適度な悩みと手ごたえを提供する。
1プレイおよそ30分。
たった30分のプレイで、終末世界の英雄になるか、恋の物語を紡ぐか、そんなプレイヤー次第の物語が楽しめる。
無料でダウンロードして最後まで遊べるので(広告削除は400円)、気になったらぜひダウンロードして欲しい。