そんな中で、インディーゲームや、小粒な良作をすべてチェックしきれないという“あなた”に向けて、先月のインディーゲームなどから“見逃しているかもしれない作品”を選りすぐって紹介するコーナーが「あなたが見逃しているかもしれないゲームたち」というコーナーを始める。
気になるゲームがあったらDLを、そしてできれば記事もツイートしていただけると嬉しい。
浪人:ザ・ラスト・サムライ (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
バーチャルスティックと攻撃ボタンで戦う高難度バトルアクション。
体のバランスを示す体幹って数値を使って、攻撃されるとバランスを崩すことを表現し、チャンバラしている感覚をよく出している。
タイミング良く攻撃をはじいて体幹を崩さないとすぐ死ぬ、緊張感のあるプレイも良い。
しかも、そこにアーチャー伝説を足したローグライト要素があり、ゲームとしてのまとまりも良い。
ゲーム機で人気の『SEKIRO』に、スマホで人気の『アーチャー伝説』のような要素を足し合わせたスマホ向けの『SEKIRO』と言っても良い完成度。
体のバランスを示す体幹って数値を使って、攻撃されるとバランスを崩すことを表現し、チャンバラしている感覚をよく出している。
タイミング良く攻撃をはじいて体幹を崩さないとすぐ死ぬ、緊張感のあるプレイも良い。
しかも、そこにアーチャー伝説を足したローグライト要素があり、ゲームとしてのまとまりも良い。
ゲーム機で人気の『SEKIRO』に、スマホで人気の『アーチャー伝説』のような要素を足し合わせたスマホ向けの『SEKIRO』と言っても良い完成度。
クトゥルフ神話異聞録シリーズ1 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
『クトゥルフ神話』をモチーフとした、マルチエンド型のアドベンチャーゲーム。独自の風習を持つ孤島に漂着した主人公が、人々と交流しながら島の秘密にせまっていく孤島もの。
テキスト中心のノベル系で、移動した場所、選んだ行動、調べたことに応じて14のエンディングに分岐。
雰囲気は良くできていて、読み物として楽しめる。一定の区切りで広告を見ることで無料で遊べるが、広告削除機能もある。
Vita Fighters (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
どこかで見た技をもつキャラクターたちが戦う格闘ゲーム。
ジョジョっぽいキャラ、餓狼っぽいキャラ、ストIIっぽいキャラ……とにかく盛りだくさんだが、キャラの姿も、技も少しずつ違うので権利的にOKなラインを攻めている印象。ゲームとしても動きがキビキビしているし、適当に操作してもキャンセル技や空中コンボがバシバシ繋がって楽しい。
対戦ゲームと言うより、CPUをボコボコにして楽しむアクションとしてかなり良い。
There Is No Game: Jam Edition (App Store 無料 / GooglePlay 無料 / Steam 無料)
自分自身を「ゲームではない」と言い張るゲームの画面をいじくり回し、プログラムを壊してゲームであることを暴いていくポイント&クリックのパズルゲーム。
難関を突破して幾たび、ゲームの意思が焦っていく演出なども良し。
There Is No Game: WD (App Store 610円 / GooglePlay 700円 / Steam)
There Is No Game: Jam Edition (App Store 無料 / GooglePlay 無料 / Steam 無料)
自分自身を「ゲームではない」と言い張るゲームの画面をいじくり回し、プログラムを壊してゲームであることを暴いていくポイント&クリックのパズルゲーム。
難関を突破して幾たび、ゲームの意思が焦っていく演出なども良し。
こちらは無料の体験版なので、10分で終わる。興味があれば動画を見ないで遊んでみて欲しい。
There Is No Game: WD (App Store 610円 / GooglePlay 700円 / Steam)
上で紹介した『There is no game』を長編ゲームとして作り直したもの。
相変わらず自分自身を「ゲームではない」と言い張るゲームのシステム、OS、そのほか諸々をいじり倒して物語を進める展開は同じだが、パズルを利用した物語も加わって大幅にボリュームアップ。
日本語対応ではないが、『There is no game』が気に入ったなら遊んで損なし。
武闘双神 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
ストーリー要素のついたベルトスクロールアクション。
ストーリーモードは装備育成・レベルアップがあるが、クリア後は一気にレベルアップなしでのプレイが楽しめるアクションモードも。
十字キー、4つボタンは慣れるまでわかりづらいが、殴る気持ちよさなどがうまく表現できていて楽しい。
ストーリー要素のついたベルトスクロールアクション。
ストーリーモードは装備育成・レベルアップがあるが、クリア後は一気にレベルアップなしでのプレイが楽しめるアクションモードも。
十字キー、4つボタンは慣れるまでわかりづらいが、殴る気持ちよさなどがうまく表現できていて楽しい。
『ファイナルファイト』系ゲームが好きなら、間違いなくアリ。
クター ワンダホー! (App Store 無料)
無表情でかわいい生物、クターが活躍するミニゲーム50種類以上を詰め合わせたミニゲーム。
Flashゲームとして配信され、人気を博していた作品群が楽しめる。
Flashゲームとして配信され、人気を博していた作品群が楽しめる。
さらに、クターの歴史が学べるなどWEBゲームなどの歴史を見る観点でも興味深い。
とくにおすすめなのはクターのリズムゲーム。
3DダンジョンRPGの古典として、今もなお根強いファンが多い『Wizardry(ウィザードリィ)』を模して作られた『似ザードリィ』。
訓練所で6人のキャラクターを作って、性格や職業を設定して、高ボーナスが出るまで粘って……そして、ダンジョンで死んだら教会で祈る懐かしい冒険が再び楽しめる。
十字キーとABボタンだけの対応かと思いきや、名前や選択肢直接タッチに対応しており、操作性は悪くなかった。
また、ボーナスポイントの振り直し簡略化、ショップの見やすさなどの改良もあり、遊びやすい古典3DダンジョンRPGといった作りは好感が持てる。
訓練所で6人のキャラクターを作って、性格や職業を設定して、高ボーナスが出るまで粘って……そして、ダンジョンで死んだら教会で祈る懐かしい冒険が再び楽しめる。
十字キーとABボタンだけの対応かと思いきや、名前や選択肢直接タッチに対応しており、操作性は悪くなかった。
また、ボーナスポイントの振り直し簡略化、ショップの見やすさなどの改良もあり、遊びやすい古典3DダンジョンRPGといった作りは好感が持てる。
3マッチパズルで宝石を手に入れ、宝石で絵画を描いて少女の世界に色をつけていくパズルゲーム。
全編不穏な演出にあふれており、闇を感じてゾクゾクする。
チュートリアルがなく、ゲームは説明不足だが、とりあえず遊ぶことはできる。
初出時は iOS 版がなかったが、今回リリースされたので改めて紹介。
Rivengard (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の洋ゲーと言った感じのターン制シミュレーションRPG。
ユニットを育成し、戦場で戦わせるゲームではあるが、1回のバトルが1~2分で終わる快適なプレイ感がまず良い。
次に各キャラクターや地形の能力が尖っていて、短いながら1手間違えると負ける詰将棋のような施術性の深さも楽しめる。
育成と腕前のバランスも良く、とてもおすすめ。
CELLAR | Roguelike + Quest (App Store 250円 / GooglePlay 210円)
酒と暴力だらけの人生をモチーフとしたローグライクRPG……らしい。
上下左右の移動とアイテムの使用(ものは1つまでしか持てない)だけで操作でき、ステージ(ダンジョンではないらしい)で階段や脱出路を見つけて先に進んでいく。
要所ではイベントや印象的な敵が登場する。
ロシア産らしくウォッカ瓶片手に殴り合う殺伐とした世界観。しかし、イベントでは女子に弾き語りを聴かせるなどのストーリーを感じるシーンも。
昼はGPSなどを利用して監視カメラを設置し、夜はその中を動くリスの様子を観察し、本部からの指示に従ってリスの生態をメモしていくこととなる。
独特のグラフィック、テーマが面白い。
タッチパネルの操作性は良くないので、できればコントローラーで。
タッチパネルの操作性は良くないので、できればコントローラーで。
Casual Metaphysics (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
指で物体をドラッグし、同じ物体を2個つなげてより体積の大きな物体を作っていく対戦パズルゲーム。
指の動き、プレイするほどに変化する背景グラフィックに不思議な魅力がある。
触って楽しいおもちゃのような感覚。
pink (game) (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
画面に表示される数字やどうぶつをいじくり回し、ピンクで埋め尽くす謎解きゲーム。
何もルールは示されないけど、触ればわかる。
最後になるが、このコーナーは Twitter でフォロワーが増えたら何かしらベストゲームのコーナーを復活させる、という約束の元に復活させました。
いつも記事を見てくれている皆さん、 Twitter で記事をツイートしてくれているフォロワーの皆さん、ありがとうございました。
そろそろ33333フォロワーいきそうなので、寝て起きて33333いっていたら、先月のベストゲームコーナーとか久々にやるか……こういうこと言っていかないと寂しいけどw pic.twitter.com/vqw1tfwfeZ
— 寺島壽久/ゲームキャストの中の人 (@gamecast_blog) February 8, 2021