2人のプレイヤーが空から“どうぶつ”を落としてタワーのように積み上げていき、先にバランスを乱してタワーを崩した側が負け……そんなシンプルな内容ながら、白熱のバトルが楽しめるゲームとして空前のヒットを記録した『どうぶつタワーバトル』。
そのシリーズ新作がインディーゲーム展示会BitSummit 7thに展示され、圧倒的な面白さを見せつけていた。
その名も『にんげんタワーバトル』。
今回はプレイヤー自身が“どうぶつ”になって落ちる、イベントスペース向けの新作ゲームだ。
なお、過去に『画太郎ババァタワーバトル』が『どうぶつタワーバトル』作者の許諾を得ないで配信されていて騒ぎになったが、こちらは許諾を得た公式オマージュ作品となっているためファンの方も安心してプレイして良い。
ゲームの原理としてはシンプルだ。まず、グリーンシートの前でプレイヤーがポーズをとる。
すると、カメラでその姿がキャプチャされ、ゲーム画面に登場して、落下する。
キャプチャされたキャラクターは『どうぶつタワーバトル』と同じように、形のままに当たり判定があり、重さもある。
何度もポーズをとり、自分の分身を落下させ、高いタワーを作っていくゲームが『にんげんタワーバトル』だ。
キャプチャ時に時間制限があり、ポーズに悩んでいると時間切れのプリクラのようにやばいポーズで落下してしまうことも。
これもまた、元祖『どうぶつタワーバトル』の「やべ、時間切れだ!」を再現していてナイス。
実際のプレイの様子がこれ。
あと、どうぶつタワーバトル公認のイベント限定新作、人間タワーバトルがマジでおもしろいのでこれもやってほしい。 pic.twitter.com/CJZjPcqh4X
— ゲームキャスト (@gamecast_blog) 2019年6月2日
たまたま隣にいた人と協力して遊んでみたところ、まぁ、これが盛り上がること。
上手くいってる間も「なんだそのポーズ!」と笑えるし、タワーのバランスが悪くなると「後にやる人間のことも考えて!」と悪態をつきながら笑える。
▲写真の方は『メギド72』という同じゲームが大好きつながりで撮影許可をいただきました。このあと東京のメギド72のリアルイベントに参加するためすごい勢いで東京に帰っていた。
ものすごく楽しくて、イベント向きで、私にとってみるとBitSummit 7thで最高のゲームだった(ゲームキャスト賞があれば、これに与えていたと思う)。
気になる展開だが……公式ページによれば今夏発売予定。
現場で1→10さんに聞いたところ、スポーツ施設やイベント施設に置くことを考えており、東京でも遊ぶ機会があると思うとのこと。
公式Twitterで情報は公開されるはずなので、いち早く遊びたい方は下記をフォローして新情報を待っておこう。
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