「そんなにスマホの性能を上げてどうするの?」
そりゃ、リアリティを追求したゲームを作るのさ!
『クロンとゼリー』たつのるさんがデジゲー博2018で展示していた作品は、盛大なスマホ性能の無駄遣いゲー『アルミホイルをまるめてきれいな球体にするゲーム(※正式名不明)』だった。
驚くほどリアルなアルミホイルを描画し、それを丸めるてツルツルになるまで仕上げるだけ。
それだけ書くと面白そうに聞こえないが、遊んでみると「リアルすぎて楽しい」ゲームに仕上がっていた。
この元ネタは少し前に流行った「アルミホイルを丸めてハンマーでたたくとツルツルの球体になる」というヤツ。
Youtuber がネタにしまくっていたが、実際にやるとなるとハンマーがいるし、アルミホイルは無駄になるしで二の足を踏む方も多いだろう。
ところが、アプリでやればそんな手間も無駄もいらない。
使用するアルミホイルの量を決めたら、手でまるめて……。
丸まったら、次は叩いてへこませていく。
それだけが楽しい。アルミホイルの表現がすごくリアルなので、幼いころにアルミホイルを丸めた頃の記憶が呼び覚まされ、触感すら思い出す。
▲この後、様々なハンマー、紙やすりなどの道具を使って固めて、磨きをかける工程が待っている。
アルミホイルをまるめるゲームは、ネタアプリのようでいて「幼い日の記憶を刺激する」ゲームでもあって、1回はやりたくなる面白さを提供していた。
リリース時期についてはわからないが、たつのるさんによれば「最後の仕上げを頑張りたい」とのことで、遠くない時期になりそうだ。
それまでは前作、『クロンとゼリー』で遊んで待っていてほしい(こちらは正統派な面白さでかなりおすすめ!)。
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