イラストが過激でアプリを削除されたグリモア~私立グリモワール魔法学園~が配信を再開したが、騒ぎの発端となった「ながしっこガチャ」の画像だけでなく、多くの画像が修正されて「間違い探し」状態となって話題となっている。
裸の画像だけでなく、胸のラインが見える画像、局部を強調している画像など、性的モチーフの画像が軒並み修正となっている。
これがAppleの本気なのか……!
騒ぎの発端となったカードはこの通り。
これは……なんのカードなんだ。流しっことは一体。
また、過去のカードにも修正が入ってスカート丈が長くなったり、肌やボディラインが見えない修正が入っている。
その数の多さから「間違い探し」とまで言われ、「グリモア、イラスト修正の嵐!もはや間違い探しゲー - Togetter」としてまとめられる始末だ。
▲股間には深夜アニメの光のようにラインが(笑)
複数の開発者による情報を総合すると、Appleは2次元のイラストを「児童ポルノ」として扱っているようだ。
「顔を赤らめる(舌を出す)」
「体のラインがわかりすぎる」
「下着に類するものが見える」
など、成人では許されることがある表現でも未成年に見えるイラストならば取り締まりの対象になる模様。
『ガールフレンド(仮)』も、『グリモア』も、「学園」であるために未成年と見なされ、児童ポルノ扱いされた予想される。
こういった表現は多くの日本製ゲームに見られるが、ぶっちぎりで破った結果見逃せない地点に到達し、すべて絵を精査されることとなったのだろう。
グリモア、例の件で画像修正中だからってこんなん笑うしかないやん pic.twitter.com/5hPbRRzQXa
— サワー (@sour1211) 2015, 3月 14
サイバーエージェント系の会社はギリギリを攻める印象があるが、『ガールフレンド(仮)』に続いてAppleの指摘で問題が発生するのは2回目。
修正が入るとプレイヤーが迷惑を被るので、系列会社も含めて対応する時期が来ているように感じる。
例えば、スクウェア・エニックスの『スクールガール・ストライカーズ』はiOS版のみ胸揺れがない。
そんな風に、iOSとAndroid、ブラウザで区分けをするような対応があるべきなのだろう。
また、それとは別にAppleはそろそろ18禁コーナーを作ってもいいのではないかとも思う。
クレジットカード登録者だけが見られる18禁でもいい。
ニッチな場所ならともかく、巨大プラットフォームが表現を検閲しすぎることはゲームの幅を狭めると思うからだ。
アプリリンク:
グリモア~私立グリモワール魔法学園~ (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)