タイトー冬の新作、アイドルクロニクルを体験。ただのアイドルゲーで終わらない映像美。
タイトーさんに伺って今冬リリース予定のゲームを遊んできたので、それらのレポートをお送りする。
1本目は『アイドルクロニクル』。ジャンルは「アイドル見せびらかしゲーム」だ。
この『アイドルクロニクル』、実物を実際に見るまで、「また軟派なゲームを…」と思って軽んじていたが、実際に見てみると画面に気合いの入りまくっていて驚いてしまった。
スタッフを見ても、テイルズオブシリーズを手がけ、携帯向けゲームの実績もある郷田努さんがプロデューサーをしており、開発は『アイカツ』などでリズム&ダンスのゲームに定評のあるハ・ン・ド。
大ヒットを狙いに行ける1作と感じられた。
プレイヤーは、3人のアイドルを受け持つマネージャー。
彼女らの仕事を管理し、ともにトップアイドルを目指すのがゲームの目的だ。
ゲームのメイン部分は、アイドルたちのダンスをバックに遊ぶリズムゲーム…って『アイドルマスター』っぽいなぁ、と思って見ていてふと気づいた。
アイマスと比較してしまうぐらい高いクオリティでキャラクターが動き、ステージが演出されているのだ。
iPhone 5 以上必須にすることで、超ハイクオリティな映像を実現したらしい。
さらに、マネージャーとして努力するとアイドルのダンスが上達する要素もあるとのこと。
▲実機で見ても、驚くほどスムーズに美しく動いていた。
で、なぜ「アイドル見せびらかしゲーム」なのかというと、アイドルのステージを思い通りにコーディネートし、人に見せつけられるかららしい。
髪型や服を替えられるのはもちろん、スモークを焚いたり花火を打ち上げたりしてステージを盛り上げ、自分だけのステージを動画にして投稿できるのだ。
▲イメージイラスト。このアイドル3人を育てることとなる。
残念ながらゲーム部分のすべてを体験することはできなかったが、画面のクオリティだけでもインパクト大。
映像部分だけでヒットするポテンシャルを感じた。
基本、洋ゲーばかりやっているゲーキャスでも、映像の力だけで「これはやっておくか」と思わされてしまったほどだ。
もちろん、「それでもアイマスじゃん」と思う方は多いかもしれない。
シナリオ的に「マネージャー」と言い切っているので、プロデューサーよりアイドルに近い立場のシナリオが強調されるだろうし、なにより手の中にゲームをいつでも持ち歩ける(つねに育て、コーディネートできる)感覚はでかい。
ゲーム部分の出来によっては、アイドルゲームの勢力図を変えてしまう可能性すら感じた。
すでに事前登録が始まっているので、気になる方は事前登録をどうぞ。
関連リンク:
アイドルクロニクル 事前登録受付フォーム
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