ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

タイトー冬の新作、ウィズローグの話を聞いてきた。

wizrogue_6
タイトーさんに伺って今冬リリース予定のゲームを遊んできた第2弾。
『Wizrogue』(ウィズローグ)を紹介しよう。
古典ゲームのウィザードリィとローグライクが融合したこのゲーム、ゲーキャス読者の皆さんは待ちかねていたことと思う。

こちらは映像と説明のみでプレイはできなかったが、近年量産されている「新しいウィザードリィ」とはひと味違う「ウィザードリィらしさ」を感じられた。
さて、『ウィザードリィ』といえば(現在から見ると)硬派な世界観である。
だが、近年の『ウィザードリィ』は日本的な感性に合わせた萌え化と、ウィザードリィ的な硬派感の中間を取ろうとしてやや浮いてしまっているものもあった。
が、今回は徹頭徹尾「硬派」に振り切っている。
まず、イメージイラストは末弥純さんが担当。
wizrogue_1

「ウィザードリィを出すとき、末弥純さんをとってつけたように引っ張り出すよね」
という声も聞こえてきそうだが、今回はイメージイラストだけでなく、モンスターのデザインの一部も担当しているという。
FC版の初代ウィザードリィの頃ならともかく、大御所になった現在の末弥純さんにそこまでさせるには、かなりの気合いが必要なはずだ。

また、キャラクターは萌えイラストではなく、すべてメタルフィギュアで表現されている。
顔イラストもあるが、メインはフィギュア。
質感にこだわって作られており、TRPGやウォーゲーム出身のゲーキャスも納得のクオリティだ。
wizrogue_2
▲なお、固定性能のフィギュアではなく、LVUPもするようだ。

フィギュアをコレクションして、角度を変えて眺め、悦に浸れる仕組みもあるという。
硬派に振り切った画面が心地よい(カシナートの剣とか言いはじめると硬派か分からなくなるけどね!)。
なにより、「メタルフィギュアコレクション」はオールドゲーマーにはてきめんに効く。カードじゃない、フィギュアを集めたいんだ!

ちなみに、フィギュアは灰になったりロストしたりすることもある模様。
ぬるめのゲームに慣れていると、ロストすることが辛そうだが…このあたりはどのようにバランスを取るのか楽しみだ。
wizrogue_8

で、プレイヤーはそんなフィギュアを6個集めてパーティーを組み、ダンジョンに出かけることとなる。
wizrogue_7

ダンジョンは、ローグライクゲームのように進むゲームとなっている。
細かいシステムは分からないが、宝箱やトラップなどもあるようだ。
wizrogue_6

グレーターデーモンなどお馴染みの敵も見られる。
うーん、フィギュアの出来が良い。ぶっちゃけ、欲しい。
wizrogue_4
▲ゲーム内で手に入れたら、3Dプリンタ用のデータがもらえたりしませんかね(希望)

細かいシステムは分からないが、スクリーンショットを見る限りモンスター名などもかなりオリジナルに近いようだ。
wizrogue_3

iPad などのタブレットが推奨端末となっており、ゲーム部分も大画面を使ったガチなものが期待できる。
ゲームセンター版も検討しているとのことなので、「基本無料」という字面から想像するよりも本格的なゲームになっていそうだ。
最近の量産型「ウィザードリィ」には食傷気味だったが、映像を見ていて久々に Wiz 魂が燃えてきた。

なお、事前登録すると【ダイヤモンドの騎士】のフィギュアが手に入るので、ぜひ登録しておこう。
個人的には、このチョイスがシブすぎて気に入っている。
サキュバスじゃなくてダイヤモンドの騎士。いやー、いいッ!

関連リンク:
Wizrogue 事前登録受付フォーム
タイトー冬の新作、アイドルクロニクルを体験。ただのアイドルゲーで終わらない映像美。
タイトー冬の新作、アルカノイド VS スペースインベーダーを遊んできた。出落ちじゃなかったよ!

"WizardryR” of GMO Gamepot Inc. All rights reserved.
Licensed by GMO Gamepot Inc. to TAITO CORPORATION.
"Wizardry Renaissance?" c2009 GMO Gamepot Inc. All rights reserved.