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今すぐ遊べる、『INDIE Live Expo Ⅱ』紹介されたスマホインディゲーム一覧。ハクスラ・奇作・王道メトロイドヴァニアまで盛りだくさん

2020年11月7日に行われたインディーゲーム紹介番組『INDIE Live Expo Ⅱ』に登場したなかから、すでにプレイできるスマホインディーゲームをすべてまとめて紹介する。(手作業なので漏れがあったら指摘して欲しい)
今後リリース予定のゲームについては別途紹介しているので、そちらを参照して欲しい。
『INDIE Live Expo Ⅱ』に登場した今後リリース予定のスマホインディーゲーム一覧

Replica : a little temporary safety (App Store 240円 / GooglePlay 220円)
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狂った社会主義国家の国民となり、他人のスマホを調べて犯罪記録を探し出すアドベンチャーゲーム。
プレイヤーは国家保安部に捕まり、犯罪の嫌疑をかけられている。
無罪を証明するためには手元にある他人のスマホの情報を暴き、他人が国家に反逆している証拠を見つけて示せばよい。
愛国心が証明されれば、君は釈放されるはずだ……という、ブラックな謎解きゲーム。
Switch版が出ることが告知されていたが、スマホを暴くというモチーフからしてスマホ版の方が真に迫った遊びが楽しめると思う。

ナユタとほうき星の旅 (App Store 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 無料)

月の旅人ナユタと迷子の星アイラを操作し、箱庭ステージ上にある「星のかけら」を目指す箱庭パズル。
ストーリーが挟まれて、星降る夜の美しい世界観が演出されるのが良い。
パズル部分は上下左右の移動と視点変更でゴールを目指すパズルなのだが、立体的な経路を考えることは難しく、なかなか歯ごたえがある。

城塞騎士 (App Store 370円 / Steam)

ブロックを置いて壁を作り、砲台を設置してモンスターを止めつつ主人公の攻撃によって倒していく戦術+アクションディフェンスゲーム。
見た目はチープだがブロックを積み上げつつ、正確に射撃して戦うのが難しく、かなり忙しいプレイが楽しめる。
Steam版はセール中でスマホ版とほぼ同価格。見た目はチープでもやると忙しくも面白い。
Android版は近日リリース予定。今回のイベントに合わせてリリース予定のスマホゲームはいくつかあったが、Googleの審査が遅れて延期しているようだ。

Grimvalor (App Store 720円 / GooglePlay 無料)

遙か昔に滅びたヴァラリス王国の王の目覚めを察知し、廃城を探索するダークファンタジーアクション。
いわゆるメトロイドヴァニア(悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲系)ゲーム。
マップが気持ちよく移動できて、探索して隠されたアイテムアンドの発見を喜び、ボスには苦戦して楽しめる良くできた探索アクションゲーム。
操作性もかなり良く、慣れればスマホですらすら遊べる。アップデートで日本語にも対応している(少なくともiOS版は)。超おすすめ。
紹介記事:マップを歩いて、探索して、ボスは苦戦して倒す。ただ面白いだけの探索アクションをスマホで遊べる『Grimvalor』レビュー

メカニン (App Store 無料 iPhone向け / GooglePlay 無料)

機械の義手を身に着けた忍者が、跳躍しながら空中で戦う対戦アクション。
独特の跳躍移動でマップを飛び回りつつ、隙を狙って1発叩き込んで倒す一撃必殺感は緊張感があって面白い。
独特の操作により、超高速で戦う爽快感を味わえる、現代の『ブシドーブレード』(忍者だけど)。

MAGICUS -マジカス- (App Store 370円→250円 / GooglePlay 360円→220円 / DLsite 330円)
3マッチパズル+RPG。飽きるほど遊んだジャンルだが、有料ゲームならではのバランス調整で、引き延ばしなく次々と新要素・新アイテムが出てきて飽きない。
ゲームバランスとしても工夫するほどに強敵を倒せて、強敵を倒すとそのドロップで一気にパワーアップできるのでやりがいあり。
序盤が厳しいが、1時間も遊ぶとハマってやめられなくなる。
アップデートで真エンドと多言語対応が追加されているので、今が買い時。
紹介記事:見慣れた3マッチパズル+RPGのはずが、時間が消し飛ぶほどハマる『MAGICUS -マジカス-』レビュー

ダンジョン探索アクションRPG 迷宮伝説 (App Store 無料 / GooglePlay 無料 / Steam 624円)

ダンジョンに挑み、攻撃と防御を使い分けて敵を倒し、ガンガン進む古き良きアクションRPG(聖剣伝説とか)のテイストを感じる作品。
さらに、そこにドロップアイテムから装備を選んで自分自身を強化するハック&スラッシュ要素が加わっていてかなり楽しめる。
アクションRPG、ハクスラが好きならおすすめ。
Steam版はマルチプレイも可能。
※当初Switch版と書かれていましたが、Steamの誤りでした。申し訳ありません。

パラサイトデイズ (App Store 無料 iPhone向け / GooglePlay 無料)

「おはよう、やどぬし!」目を覚ますと、腕からかわいらしい生物の声がした。
あなたは実験体として、宿主の命を吸い尽くす恐ろしい寄生虫を腕に移植されたのだ……。
人間に寄生する害虫と、実験を監視する腕時計型の監視AI、両方と話しながら自身の体調を管理して生活するアドベンチャー。
実験に協力するのか、かわいい寄生虫を育ててしまうのか。どきどきのスマホゲーム。

The Owl and Lighthouse-Story (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

無口な老人と言葉を話すフクロウの住む灯台には、闇を抱えた人々だけが訪れる……。
人々は老人の作った木彫り工芸品に導かれ、灯台で自らの生い立ちや闇を語る。
老人の木彫り工芸品が完成するまでまって、人がやってきて物語が進む放置・物語ゲームとなっている。

Eri's Forest  (App Store 無料 ./ GooglePlay 無料)

FILM VICTORIAの支援を受けて作られた自然をテーマにしたタワーディフェンス。
大自然の木にきのこを生やし、シロアリを駆除する。
3Dで描かれる木の美しさ、荘厳な姿が最高に幻想的。タワーディフェンス+雰囲気ゲーで一本という感じ。よい。

TAXI in the RAIN (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

雨のやまない街で、タクシーを運転し、乗客の会話に耳を傾けるアドベンチャーゲーム。
タクシー運転手になって聞くアドベンチャーと言った感じで、興味深い。

Mainfold Garden  (App Store AppleArcade / Steam 2,080円)

上下左右、無限にループして同じ構造物がつながっている空間で、新たなルートを探して先へ進むパズルアドベンチャーゲーム。
無限ループはビジュアルだけでなくプレイにも生かされており、空間がループしていることを利用し、建物の下から落下して上にループして戻った瞬間に建物の屋根に着地するような移動ができる。
プレイヤーは重力の方向を変えることが可能で、左に落ちたり、上に向かって落ちたりと、トリッキーな空間移動をする思考性が求められ、パズルとしてきっちり遊べる。
異世界を、異世界のルールに従って解いていくような未知の冒険が楽しい。

Peko Peko Sushi (App Store 無料)

回転寿司の客にどんどん食べさせて、稼いで理想の寿司屋に改装する……超高速回転寿司接客パズルアクション。
寿司ネタや客などの店のカスタマイズ要素(客ですらカスタマイズ対象)が何百種類も用意されており、プレイのたびに時間が経過して季節や天候が変わる要素などもある。
ハイテンションで、外国人が考えた「なんか間違っている日本」な音楽にも注目。

World's End Club -ワールズエンドクラブ- (App Store Apple Arcade)

全国から落ちこぼれを集めて作られた"がんばれ組”と呼ばれる12歳の少年少女12人が、日本を1,200km旅して文明を崩壊させた存在の謎に迫るアドベンチャーアクションゲーム。。
ゲームの舞台は日本で、物語の要所ではプレーヤーの選択により次の目的地とストーリーが分岐する。
シナリオとディレクションは『極限脱出』シリーズを手掛けた打越鋼太郎さん、クリエイティブディレクターは『ダンガンロンパ』シリーズの小高和剛さんというコンビで作られている。
Nintendo Switch版が2021年春とされていたが、イベントでは来週と言っていたようだが、来春の間違いだった模様。
通例だと、Apple Arcade 版もコンシューマー版発売と同時に同じ内容にアップグレードされるので、Apple Arcade会員はアップデートを待ってもいいかも。

ペイントアウト! (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

一筆書きで画面をなぞると、キャンバスの空白は塗りつぶされ、色がついている部分は空白となるパズル。画面を全部塗りつぶせればステージクリアとなる。
触感やグラフィックがいい感じにできていて、塗りつぶすのが気持ちいい。
なにか主題があるようなので、終わったときにどんな気持ちになっているのか楽しみな一作。

あやかし禍津伝 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

妖怪と戦い、ドロップ装備のなかから良い属性のものを集め、金を集めて自信を強化し、ひたすら進むハクスラRPG。
何度も戦い、数百年に一度訪れるという大百鬼夜行を止めることが目的となる。
攻撃はオート+スキルとシンプルだが、チマチマ遊べて楽しい。

まつろぱれっと (App Store 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay 無料)

赤い瞳で見るものを魅了する“未完の少女絵”に魅入られた画家となり、余白に絵を描き足し、完成へ導くアドベンチャー。失敗した者は呪い殺され、プレイヤーの目の前には過去に殺された画家たちの記録だけが残っている。
さて、あなたは彼女を終わらせることができるだろうか。
この雰囲気で無料。

くるぽん (App Store 無料 / Google Play 無料)

パネルを挟んでひっくり返す、リバーシライクな仕組みを採用したパズルゲーム。
docomo公式などのアプリで長く人気を誇っている作品で、アプリ版のリリースにあたりエンドレスモードに新たに時間要素が追加されるなど、戦略性ややりごたえがアップしているとのこと。

ハイスクールガールズシミュレーター2020 (App Store 無料 / GooglePlay 無料)

高校を舞台に4人のJK+12人のCPUキャラクターが戦い、最後の1人になるまで争うバトルロワイアル・ハイスクール・アクション。
女子高生は剣や斧などそれぞれ違った武器を持っていて、操作性や難易度が異なる。
CPUはすべて男子高校生の姿をしており、男子を狙って倒し、3人倒すたびに利用できるアルティメットスキルを使用して戦うものになっているらしい。
男子哀れ……。

ステッピングキューブ (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
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前進と左右のローリングで空に浮かんだ道を進んでいくシンプルアクション。
とくに難易度が高いわけでもなく、ひたすら黙々と遊んでしまう系。

UNKO WARRIORS (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
ss1
スワイプで移動し、指を離してアイスクリーム発射し、他のプレイヤーを弾き飛ばして倒していく対戦ゲーム。
ゲーム名はUNKOだけど、発射するものはアイスクリーム。
うんちのゲームはAppleが認めないので仕方ない。

テレピック (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
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言葉から連想する絵をかき、他のプレイヤーにあててもらう名前当てゲーム。
オンラインでプレイでき、テレワークなどの環境下で遊べるように考えられたとのこと。

Crew Crew Blocks (Google Play 無料)

物理演算されたブロックを積み上げ、消していくパズルゲーム。
この手のゲームだと『99 Bricks Wizard Academy』が人気だったが、このゲームは土台が重みで傾くため、また違う遊びが楽しめそう。
現在早期アクセス中だが、年内に正式リリース予定とのこと。

World for Two (itunes 無料 / GooglePlay 無料)
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地表に残された遺伝子を採取して動物を作り出し、滅びゆく世界にふたたび命を取り戻すアドベンチャーゲーム。
プレイヤーはアンドロイドとなって唯一生き残った人間、“博士”の命を受けて世界に命を取り戻し、その経過を観察し、そしてまた世界から命が消えた謎へと迫っていく。
Switch版はアニメーション改善、前日単の追加などが行われて大幅に改良されている。

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