9月10日早朝にAppleの定額ゲーム遊び放題サービス“Apple Arcade”の金額が発表されて話題になっているなか、新たな定額ゲーム遊び放題サービス“Game Club”がiOS/Android向けに今秋リリースされることが発表された。
Game Clubは、OSアップデートなどの環境変化で遊べなくなった過去の名作ゲームをメンテナンスし、プレイヤーに提供するサービス。
Apple Arcadeが新作ゲームを扱うのに対して、Game Clubは過去を掘り返すものであり、同じゲーム遊び放題のサービスでも対照的な存在だ。
Game Clubの告知動画はこちら。
ゲームラインナップを見ていくと、人気を誇ったが「インディーに過去作をメンテする余力はない」と宣言されて消えた『Super Quick hook』などhookシリーズ3作、ゼルダの伝説のバトルだけを抜き出したようなゲーム『Mage Gauntlet』、ローグライクRPG『Sword of Fargorl』、資源採取シューティング『Space Miner』、物理パズルの走り『iBlast Moki』、アーケードアクション『Forget me Not』など見知ったゲームばかり。
サービス開始時点で50以上のゲームを用意し、その過去の累計DL回数は1憶を超えるという。
Apple Arcadeが有力なライバルとはなるが、このサービスの良さは「過去を復刻する」ことにあり、強みが違う。
会員たちのDiscordには過去のゲームが好きなプレイヤーが集まり、復刻のリクエストを行っている。
そこから復刻されるゲームもあるようで、「欲しかったあの作品」を頼めるのがこのサービスの強みだ。
いまだゲームラインナップは全部明かされていないが、準備中の物も含めるとその数はかなりのものになるとのこと。こちらもまた、注目の定額制ゲームサービスとなりそうだ。
なお、Androidに関しても後日サービスが予定されているので、こちらも始まればお伝えする。
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GameClub公式ページ