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「Androidは有料ゲームの市場ではない」人気サバイバルゲーム『Radiation Island』がiOS専用の理由が明かされる。

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クラフトサバイバルゲーム『Radiation Island』や戦車バトルゲーム『Battle Spermacy』など、iOSで人気の有料ゲームはなぜAndroidに移植されないのだろうか?
その理由を開発元Atypical GamesのCEO、Andrei LopataさんPocket Gamerの記事で語っている。

簡単に言えば、「Androidでは有料ゲームが売れないから」だそうだ。

彼らは第二次世界大戦を舞台としたドッグファイトゲーム『Sky Gamblers: Storm Raiders』をGoogle Playでリリースしたが、有料ゲームトップ10に入ったにもかかわらず満足いく収入は得られなかったという。
(なお、このゲームは世界的に人気であり、Appleに表彰されたアプリでもある。品質には問題ないというのがゲーキャスの見解だ)
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しばらくして、Androidのユーザーは有料アプリにお金を払わず、Google自体も有料ゲームを売る気がないというのがわかり、「我々は有料ゲームメーカーであり、Androidは自分たちの市場はでない」と感じたという。

実際、世界で300万本以上売れた『Monument Valley』をもってしても、Android版の売上比率は低めだった。
(関連記事:Monument ValleyのDL数、クリア率などのデータを公表)

基本無料ゲームについてはAndroidユーザーもiOSユーザーも同じぐらい金を払うとされているが、有料ゲームについてはまったくそうなっていないのだろう。

Andrei Lopataさんは「Androidを諦めたわけではないので、また別のゲームで挑戦する」とも語っているが、『Radiation Island』はAndroidに登場しないようだ。

アプリリンク:
Sky Gamblers: Storm Raiders (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
Radiation Island (itunes 360円 iPhone/iPad対応)
Battle Supremacy (itunes 600円 iPhone/iPad対応)