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君はどこまで知っているか!?世界の『Temple Run』パクリゲー百科

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お手軽さと独特の緊張感で2011年の代表的ヒット作品となった『Temple Run』。
そして、今やAppStoreには【Temple Run系】と呼ばれる作品が大量に存在する。
今回はそんなパクリやその派生系のゲームを一挙掲載。
君はどこまで知っているか!?

基本編
Temple Run: メリダとおそろしの森
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ひたすらにクマから逃げる、『Temple Run』とディズニー映画メリダとおそろしの森のコラボ作品。
射的するゾーンでは死ぬことがないので羽休めができ、忙しい時と休むときのメリハリがついてより楽しい。
グラフィックが向上したのはいいが、iPhone4S以上では動作がひっかかることがあるのが最大の難点。
本家なのでパクリではない。
Temple Run: メリダとおそろしの森(itunes)

ほぼ完全パクリ編
Zombie Run HD
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ゾンビが人間から逃げる『Temple Run』。
操作はもちろん、太鼓メインの音楽、ゾンビの服装まで本家からパクっている徹底ぶり。最も完璧なパクリと言えるだろう。
初回起動が異常に重かったり、広告が誤タッチを誘うように出たりと「ぱちもの」感が最もある、あるいみ今回の特集のためのアプリ。
この前作に当たるZombie Runはストアから削除されているので、はやくゲットしなければコレも消えるはず。マニアは急げ。
パクリ度:★★★★★(真の偽物)
Zombie Run HD(itunes)

TheEndApp
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「HAHAHA!」
世紀末の世を、髭面のおっさんが駆け抜けるアメリカンで豪快なゲーム。
内容はTemple Runとまったく変わらないが、グラフィックは豪華で、旧機種でも動く。
ただ、色使いもアメリカンで目に痛い。
ほぼパクリなのだが、まじめに作ってあって突っ込みどころがない。
パクリ度:★★★★(あと一歩で本物!)
TheEndApp(itunes)

Survival Run with Bear Grylls
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山でクマに遭遇した男がひたすらに逃げる!
時々下り坂を滑るところが本家とちょっと違うが、操作の反応がちょっと悪い以外は基本は同じ。
『メリダとおそろしの森』より先に出ていたのに、題材が同じ【クマから逃げる】だったためので、今となっては本家『Temple Run』と『メリダ』の中間をとったパクリにしか見えない。
細かいところを言うと「あっ!遅かった!」と思ってもジャンプできてしまう調整が嬉しい。
パクリ度:★★★★★(真の偽物)
Survival Run with Bear Grylls(itunes)

AbyEscape
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あらいぐまのAbyがひたすらに人間から逃げる!
ゆっくりとしたペース、なのにジャンプがシビアで即死という独特のバランスが面白い。
ターンがなかったり、画面上の靴をとってスピードアップしたりと操作方法はほぼ同じなのに、元祖とはプレイしている雰囲気がだいぶ違う。
パクリ度:★★(もう少しパクりましょう)
Aby Escape(itunes)

Pyramid Mummy
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ピラミッドの中をマミーに追われてダッシュする…。これまたほぼ完全なパクリ。
ゲーム前に「自分が何メートル以上走れるか」にコインをかけて挑戦し、それを満たすとコインが増える新しいシステムを搭載しているが、それ以上の変化はない。
すでに AppStore から削除されていて手に入らないが、これと似たアプリが以前もあったという話も聞くので、消えてはメーカーを変更してリリースされているようだ。
ある意味パクリメーカーの鏡。
パクリ度:★★★★★(真の偽物)


【移動がスワイプだよ編】
PITFALL!™
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往年の名作、PITFALLがラン形ゲームになってリメイク!
豊富な仕掛けと、ぐるぐる変わる視点でインディー・ジョーンズなどハリウッド映画の冒険家のような気分になれるゲーム。
この系統では最も面白いゲームの1つだが、ときどき処理落ちで操作を受け付けないのが玉に瑕。
パクリ度:★★(もう少しパクりましょう)
PITFALL!™(itunes)

Agent Dash

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もしジェームズ・ボンドが『Temple Run』の主人公だったら…!?
そこでこれ、秘密基地まで走って潜入し、破壊して脱出する『Agent Run』。
グラフィックはきれいで見た目もいいが、遠景が見づらいので難易度は高い。
イギリスでは大人気。
パクリ度:★★★★(あと一歩で本物!)
Agent Dash(itunes)

Hugo Troll Race

320x480-75
トロッコに乗ってひたすらに走るラン系ゲーム。
スピード感があるだけでなく、敵が出てきて体当たりで倒したり仕掛けが本家とはだいぶ違う。
『Temple Run』系では珍しい有料だが個人的にはかなり好き。
しかし、主人公のトロールの顔がやたらに濃い…。
パクリ度:★★★(コレぐらいなら許されるかな…?)
Hugo Troll Race(itunes)


【ここまでくればオリジナルかな?】編

One Epic Knight
320x480-75
冒険者がダンジョンに入って財宝を集めるラン系ゲーム。
ダンジョンに落ちている剣と盾を使って様々なものを破壊していく攻めの楽しさがある。
財宝の山の隠し通路を見つけたときのうれしさは格別。
パクリ度:★★★(コレぐらいなら許されるかな?)
One Epic Knight(itunes)

ゾンビオーバードライブ
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ゾンビがたむろする道路を走るラン系ゲーム。
ゾンビを轢き殺すコンボが爽快。
車を操縦するという設定なのでかなり操作には癖があるが、面白い。
パクリ度:★(オリジナルじゃないですか)
「ゾンビオーバードライブ」(itunes)


【ステージクリア型編】
Running Fred
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地獄に落とされたフレッドが、脱出するためにひたすら走る!
死ぬ最後まで走るのではなく、ゴールまでたどり着けばOK。
最初はパクリっぽく扱われていたが、豊富な仕掛けや、独特な2段ジャンプや壁走りなどのアクションでかなり違った存在。
アップデートで空を飛ぶステージまで入ってもう完全に別ゲー。
パクリ度:★(オリジナルじゃないですか)
Running Fred(itunes)

Escape Bear – Infinity Death
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監獄からクマが脱出するラン系ゲーム。
この手のゲームにしては珍しく左右2ラインしかないが、そのぶん仕掛けがどっさり。
すでに『Temple Run』ではなく障害物競争である。
ステージクリア型でさくさくプレイできる。
パクリ度:★(オリジナルじゃないですか)
Escape Bear – Infinity Death(itunes)


【どうしてこうなった…編】
トイレダッシュ

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トイレを探してダッシュするラン系ゲーム…コンセプトが最低…!
でもネタが好きなのでDLしちゃう!
移動は左右のキー、スライディングはボタンと「今時それかよ!」という内容。
操作系が不自由なのでパクリ度は低いが、やたらにロード時間が長く、一発ネタにしてもちょっとできは悪い。
パクリ度:★★(もう少しパクりましょう)
トイレダッシュ(itunes)

Fassion Hazard
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ファッション雑誌Vogueのグループ企業が出したモデルウォーク+Temple Runという異色のゲーム。
薄汚いモデルウォークに横たわるモデルやコブラなどの障害物、投げつけられるゴミ…シュール過ぎる。
モデルの姿も上の画像のとおり。
超クソゲーなのにUSでは不自然な★5レビューがつきまくって総合評価★4となっているのにも注目。
パクリ度:★★(もう少しパクりましょう)
Fashion Hazard(itunes)

Drunken Klaus 3D
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酔っぱらいが画面手前に向かって歩いてくるラン系ゲーム。
時間が立つほどに千鳥足になり、操作が困難に!
逆『Temple Run』的なゲームとして紹介。
パクリ度:★0(関係ありません)
Drunken Klaus 3D(itunes)


さて、いかがだっただろうか。
AppStoreはこんなにもパクリに満ちている…と言いたいところだが、タッチパネルの操作性を考えると十字キーよりもこういった方向の操作に行くのは自然なことなので、『Canabalt』が出てきた時点でこの方向性は時間の問題だったようには思う。
十字キー(アナログスティックはマシ)で操作するゲームはタッチパネルには合わないので、自然とスワイプ・タッチ・傾けあたりになるのだろう。

ゲームキャストではひたすらにラン系ゲームをコレクションしているので、まだないものがあれば是非、コメント欄まで。

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