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アーサー王伝説をモチーフとしたファンタジー物語SRPG『アスタータタリクス』サービス開始。戦士育成の学園で学び、戦う、FEの影響を感じる1作

アスタータタリクス (App Store / GooglePlay)
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8月28日、gumiはアーサー王伝説をモチーフとしたファンタジー世界での戦いと学園生活を描く『アスタータタリクス』のサービスをApp Store / Google Play向けに開始した。
『タガタメのアルケミスト』や『ファントムオブキル』など、スマートフォンSRPGでヒットを飛ばしてきたStudio FgGが開発しており、同スタジオ過去最大規模の大作とされている。
リリース時点から3通りに分岐するストーリーがエンディングまで実装されており、家庭用ゲームのようにじっくり遊べるという。
実際、3Dグラフィックのクオリティ、スチルを豊富に使ったストーリーパートの豪華さはかなりのもので、大作と言うにふさわしい豪華さを感じられる。

任天堂の『ファイアーエムブレム』の影響を強く受けているようで、バトル演出やシステムはスーパーファミコン時代から続く旧シリーズの『ファイアーエムブレム』を彷彿とさせる一方、学園(3Dで作られていて自由に探索できる)で生活して能力を伸ばすパートは『ファイアーエムブレム風化雪月』の影響を感じる新旧ハイブリッドFEライク+オリジナル物語と言った印象を受けた。

実際のプレイ動画はこちら。
 

本作は『アーサー王伝説』を題材としており、「ギネヴィア」や「ランスロット」など円卓の騎士たち、物語の登場人物をモチーフにしたキャラクターと、人間の記憶を喰らう怪異バルバロイとの戦いが描かれる。
バルバロイに対抗するためには人を犠牲とする必要があり、その犠牲は「最愛の女性」「最高の親友」「かけがえのない家族」の誰か。
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主人公はバルバロイを倒す戦士を育成する学園に入学し、その中で行った選択によって人間関係が構築していく。
そして、犠牲になる人は単純な選択ではなく、学園内での行動によって決まるようだ。
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バトルは2Dフィールド+攻撃演出が3D。
3Dキャラクターは非常に良く作られており、演出も豪華。
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実際にプレイしてみると序盤に物語に引き込まれないのが気になる(キャラクターに思い入れがのらない)感じはあるが、進めると物語自体は楽しくなってくる印象。
バトルパートについては、さすがのFgGだけあって楽しめそうな気配を感じている。


昨今は海外メーカーのゲームが豪華ということで話題になりがちだが、本作の豪華さはそれに引けを取らない。
トレーラーを見て気になったら、ダウンロードしてみるといいだろう。

アプリリンク:
アスタータタリクス (App Store / GooglePlay)