Legend of Keepers (App Store 700円 / GooglePlay 850円→595円/ Steam 1,999円)
ダンジョンを支配する魔王となり、魔物たちを手なずけ、正義面して踏み込んでくる勇者を倒せ。
近隣の村を襲って力を蓄え、罠を張り、地域を制圧するのだ!
Steamで好評を博した悪のローグライト『Legend of Keepers』がスマートフォンにやってきた。
開発は『デッドセルズ』など数々のPCゲームをスマートフォン向けに移植してきたPlaydigiousなので、操作性の良さは折り紙付き。
現在、リリース記念のセールを実施中でPC版1,999円に対してiOS版は700円(おそらく定価は1,100円)、Android版は850円のところ595円で購入可能。かなりお得なので、このゲームが気になっていたなら今の購入がおすすめだ。
本作においてプレイヤーは魔王。
魔物の購入、トレーニング、人間の住処の襲撃などランダムに出現するイベントから行動を選択し、一定回数の行動後にダンジョンに冒険にやってくる勇者たちを返り討ちにする“シミュレーションRPGローグライト”だ。
ひとたび勇者がやってくると、プレイヤーはダンジョン内にトラップと魔物を配置し、迎撃の指示を出すこととなる。
ダンジョンの奥にいるのはプレイヤーである魔王自身。
魔王は強力だが倒れたらゲーム終了になるため、ダンジョン内で勇者の力を削る細かい戦術が試される(勇者が強すぎて気を抜くと魔王即死である)。
そうして勇者を倒すことができればランダムに3つの報酬が提示され、そのうち1つを受け取ってさらにゲームを続けることができる。
が、プレイを続けていると今度は勇者に倒されすぎた魔物が自信を喪失して鬱になってしまうので、上司としてのケアも重要になってくる。
短期的には勇者を倒すための戦術、長期的には魔物の鬱をコントロールして育てる戦略が試され、なかなかに面白い。
ゲームのプレイ感覚で近いものをいうと、ブラック労働で勇者を働かせる『ダーケストダンジョン』が近いだろうか。
ちなみに、同作をプレイしていたときは「人間にブラック労働させて心が痛むなぁ」と思っていたものだが、本作においては魔物にブラック労働させている(といいつつ、メンタルケアするのでダーケストダンジョンよりホワイト職場)のでプレイヤーとして罪悪感は抱かないですむ。
実際のプレイ動画はこちら。
なお、日本語にも対応している本作だが、スマホ版は一部文字化けが発生し、ゲーマー力が試されることがある。
「□□が意気消沈を□けている□合、その□ろにいるヒーローにもヒットする」。
これなら「対象が意気消沈を受けている場合、その後ろにいるヒーローにもヒットする」だろう、とゲーマー力で推量するか、英語に切り替えて読むかする必要があるわけだ。
それが許容できるなら、安いし十分以上に面白いので、ぜひ試してみて欲しい。
アプリリンク:
Legend of Keepers (App Store 700円 / GooglePlay 850円→595円/ Steam 1,999円)