ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

『ブレイズ・ユニオン -REMASTER-』のiOS/Android版ついにリリース。移動と陣形を重視した軍隊タクティカルバトルRPG

ブレイズ・ユニオン Blaze Union (App Store 2,800円 / GooglePlay 2,800円 / Switch 2,860円)
1_ブレイズ・ユニオン配信中
スティングは、『ブレイズ・ユニオン -REMASTER-』を App Store / Google Play に向けて配信開始した。
本作は剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、腐敗した帝国とそれに立ち向かう義賊団との戦いを描くタクティカルファンタジーRPG。
2010年にアトラスから発売された『ブレイズ・ユニオン』を、開発元スティングがHDリマスターして発売したもので、イラストやムービーが高解像度化されただけでなく、システム面にも大幅に手が入って現代のゲームと並んでもそん色なく遊べる(これは開発元の発言ではなく、筆者の体感である)ものとなっている。
価格は先行してリリースされている Nintendo Switch 版より気持ちお安い2,800円。

実際のプレイ動画はこちら。


本作はターン制の見下ろしタクティカルバトルRPGで、毎ターンのカードを1枚使用して行動指針を決めるデッキシステム、特定の形で隣接している仲間が一斉に攻撃が行えるユニオン(陣形)システムが特徴。
マップ移動時の隊列、攻めと守りの切り替えの見極めが非常に重要になる。
3_スキルカード発動画面3
▲指定したカードによって部隊の強さ、特殊技、移動力などが毎ターン変わる。

リマスターにあたって、巻き戻し、戦闘スピード調整でテンポ感は大幅に向上。
オート&自由セーブ、会話ログ、会話オート、ドットフィルター、バトル態勢切替などの便利機能も充実している。
また、裏技機能によってクリティカルをなくす(賛否あった運要素が減る)、ゲージマックスにする(つまりはチートできる)など、プレイヤーがルール変更したり、ズルをしながら遊ぶことも可能になっており、旧作に愛着があったプレイヤーは違うルールで遊びなおすこともできそうだ。
2_キャラクター選択

本作は『ユグドラ・ユニオン』の前日譚を描くものとなっているため、物語的には前作を遊んでいた方が楽しめる。
が、ゲームとしてはこちらの方が遊びやすいため、先に始めるならこちらの方がおすすめと言える。
シリーズ未体験の方は物語をとるか、遊びやすさをとるか、好みで選択するといいだろう。


アプリリンク:
ブレイズ・ユニオン Blaze Union (App Store 2,800円 / GooglePlay 2,800円 / Switch 2,860円)