1ヶ月に1万本近いスマホアプリがストアに登録されているという現在、多くのゲームをチェックするのは難しい。
それでなくとも、スマートフォンは広告投下量が多く、インディーゲームや小粒な良作はそのなかに埋もれがちだ。
そこで「あなたが見逃しているかもしれないゲームたち」という名前で、毎月5本、紹介していく。
今回、2022年1月分の5本は以下の通り。
・暗く静かな森でキャンプし、コーヒーを呑んで休む癒しゲー『ふしぎの森でコーヒーを』
・暗く静かな森でキャンプし、コーヒーを呑んで休む癒しゲー『ふしぎの森でコーヒーを』
・スタイリッシュ・中二病RPG『SOULVARS』
・可愛いドット絵のアクション・ローグライク系『ガイダス』
・未知の言語で語る人と会話する『7 Days to End with You 』
・汚いクロッシーロード『BAROQUE ~ふと目を覚ますと異形になっていた~』
ふしぎの森でコーヒーを (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
仕事に疲れ、夜が明けない不思議な森に迷い込んだ主人公がキャンプする様子を眺める放置系ゲーム。
時間の経過で育つコーヒーの木から実を収穫し、その実を使って魔女から物を買ったり、コーヒーを入れたりして思索にふける放置・収穫系ゲーム。
たき火の音、森の生き物の鳴き声など、音を中心とした環境アプリとして置いておくだけでも楽しめる。
ゲームが短くまとまっており、すぐに木が育ってストーリーが進むのも嬉しい。
魂の力をテクノロジーで制御する技術が生まれた現代を舞台に、禁忌の力に手を出した代償に異形と戦う人々を描くRPG。
バトル中に実行可能なコマンドを定める“装備”決定、コマンドの組み合わせで発動する“アーツ(必殺技)”を絡めたキャラクター育成、運をコントロールしながらコマンド・アーツを実行していくバトルシステムが優秀で、何度もバトルを楽しめる。
また、小気味よく動くドット絵アニメーションの爽快感、それが演出する世界観も秀逸で、バトル主体のRPGとしてスマホではトップクラスの面白さ。
アップデートも精力的で、初期から多かったやり込み要素がいまでは「これでもか」という量になっていてクリア後もかなり楽しめる。
関連リンク:
ひとりで開発し、またたく間にApp Store1位を浚ったRPG『SOULVARS』開発者インタビュー。「インディーゲーム制作は楽しいし、社会人としても成長できて素晴らしい趣味」
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ガイダス (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
・ドット絵の小さなアクションローグライク系ゲーム『ガイダス』、言語解析ADV『7 Days to End with You』など2月5日の新作ゲーム26本感想毎プレイ異なるマップが生成され、最初からプレイすることになるローグライク要素のある見おろしのアクションRPG。
上下左右のスワイプで1歩ずつ移動し、敵に体当たりして攻撃し、倒してダンジョンを進むお手軽ローグライク系。
プレイヤーが選択できる職業が多数用意されており、プレイを通じて職業をコレクションしていくことが目的となる。
キャラドット絵がかわいいだけでなく、各職業には長押しで特殊行動が用意されており、集めるほどにプレイの幅が広がる。
操作感が良く、適度に敵を倒すアクション感があり、プレイしていてシンプルに楽しい。
7 Days to End with You (App Store 490円 / GooglePlay 490円 / Steam 520円)
BAROQUE ~ふと目を覚ますと異形になっていた~ (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
記憶喪失で言葉の意味がわからなくなった人間の視点で、プレイヤーに語り掛ける女性の会話を聞き、単語や文章の意味を推測し、意味を決定するアドベンチャー・謎解きゲーム。
こういった言語解析ゲームは解析を主体としたシンプルなゲームになりがちだが、言語の意味と同時に登場人物の人間性、バックグラウンドなどが複合的に推測されるようになっていき、物語が広がる作りが見事。
言語の意味を誤訳してしまっても、それゆえにストーリーのバックボーンを勘違いして、正しい意味を知ったときに「ああ!」と感心でき、言語がわからないゆえのすれ違いに気づいて感動できたりする。
雑な言い方かもしれないが、言葉の通じない相手と分かりあう「エモさ」があふれたゲーム。
BAROQUE ~ふと目を覚ますと異形になっていた~ (App Store 無料 / GooglePlay 無料)
ダークファンタジーRPG『BAROQUE』の世界観を元としたカジュアルアクション。
弱く小さな異形の存在となり、理不尽なトラップが仕掛けられ、強力な異形の存在が闊歩する通路1マスずつを進む『クロッシーロード』系のアクションとなっている。
死因をコレクションする、異なる異形の姿を集めるなど、ダークな世界観にマッチしたコレクション要素も。
操作は上下左右のスワイプによる1マス移動、画面長押しによる大ジャンプとシンプルでいつでも、気軽に遊べる。
以上、気に入ったゲームがあればぜひダウンロードしてみて欲しい。
その他、2022年1月に出たゲームの一覧は以下の記事からどうぞ。
・・オイルで稼ぐ山師になって地中を掘りまくる経営ゲーム『Turmoil』がiOS/Androidに登場、など1月17日の新作ゲーム31本感想
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