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配信後7日でサービス終了。ゼビウス・ファミコンロッキー公認ゲーム『ゼビウス魔の二千機攻撃』舞台裏と版権ゲーム制作の苦労を語る配信が2月4日19:30開始

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バンダイナムコの『ゼビウス』と、漫画『ファミコンロッキー』、2つの版権をクリアして制作された豪華ゲームにもかかわらず、リリースして7日で消えてしまった『ゼビウス魔の二千機攻撃』というゲームがある。
ゲームが消えた当時、いろいろと推測が流れたが……その舞台裏が、今明かされる……!
宮城を盛り上げる企業団体タガヤスは、本日2022年2月4日19:30よりYoutublive「ゼビウス魔の二千機攻撃の裏側を語る」を配信する。
この放送では「ゲーム概要とライセンスについて」語るもので、版権クリアするまでの方法、障害となった事柄、その他ゲームの仕様をどのように作ってきたか、ということが語られるという。

Youtube LiveのURLはhttps://youtu.be/cFD9-aTKZZA
配信では『ファミコンロッキー』原作のあさいもとゆきさんからメッセージもあるという。


『ゼビウス魔の二千機攻撃』とは、ファミコンゲームをプレイして競う漫画『ファミコンロッキー』とシューティングゲーム黎明期の人気作『ゼビウス』のコラボゲーム。
『ファミコンロッキー』は実在するゲームを題材に、実際のゲームには存在しない技や荒唐無稽なテクニックも駆使して戦う漫画で、そのなかに『ゼビウス』で1000万点を超えると、ゼビウス軍が総攻撃を仕掛けてくるというエピソードがある。
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▲漫画より。当然、当時のファミコンでは表現できない物量だ。

『ゼビウス魔の二千機攻撃』はそれを再現したゲームアプリで、なおかつグレーゾーンな同人ではなく、正式に版権をクリアした夢の公認作品だった。
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▲こちらはアプリ版。漫画の中だけに存在したシーンを実際に遊べた

が、2020年3月24日にリリースされたあと7日間で消えてしまい、伝説のゲームと化した。
当ブログが存在に気づいて記事にしたときには、もはや残りプレイ可能時間2時間だったのだから、恐らくプレイできた人はほとんどいないのではなかろうか。

ネットでは近年「これは権利的にヤバいのではないか」とか、いろいろ推測で語られるものが多いが、今回はそういった難しいところが直接、それをクリアした本人より語られる。
ファミコン好き、ファミコンロッキーファン、ゲーム制作・版権問題などに興味がある方は見ると何かしら得られる知見がありそうだ。

関連リンク:
ファミコンロッキー第2話【ゼビウス魔の二千機攻撃】 (Amazon、漫画コマ引用元)
スマホゲーム「ゼビウス魔の二千機攻撃」の裏側を語る【タガヤス その24】 - connpass