ここ数年人気の「プレイのたびに最初から始まり、レベルアップ時にランダムなスキルを取得して組み合わせによって強くなっていく」ローグライク要素を取り入れたゲームたち。
その中でも2019年にスマホでヒットした『アーチャー伝説』を自分なりに改良し、「俺の考えた最強のアーチャー伝説」として1年前に発表された『GYOKAI BUSTER』がいよいよ完成間近のようだ。
タイトルを変更し、大幅にパワーアップして同人・インディゲーム展示即売会デジゲー博に出展されていた『コスモプレイヤーZ』(旧名:GYOKAI BUSTER)を紹介する。
まず、基本的なところから。
『コスモプレイヤーZ』は魚介型ロボと戦うアクションシューティングで、バーチャルスティックだけで攻守こなせる操作性を特徴としている。
主人公は立ち止まっているときにオートで弾を撃って敵を攻撃し、移動を始めると攻撃を中止する。移動操作だけで攻守が完結するのだ。
プレイの様子は以下の動画をどうぞ。
コスモプレイヤーZとは! ヘンタイ博士にバトルコスチュームを着せられ迫りくるエビやタコをなぎ倒すスキルビルド型スマホアクションゲームだ! 11/29(日)開催デジゲー博で試遊版を公開! ぜひご来場願いたい!#コスモプレイヤーZ #デジゲー博 pic.twitter.com/Xqp1Hu3Ua5
— SOMMIT GAMES デジゲー博@E-14 (@sommit_games) November 23, 2020
ゲームは毎プレイ主人公は初期状態からスタートし、敵を倒しているとレベルアップして“デュアルショット”や“最大HPアップ”など、ランダムに3つのパワーアップスキルが提示され、プレイヤーはそこから1つ選んで能力を獲得できる。
選んだスキルはすべて効果が重複するから、相乗効果を得られる組み合わせを探り、選んでいくことがゲーム攻略のコツとなる。
ここまでは2019年に発表されたまま、さらに言えば『アーチャー伝説』そのままだが、『コスモプレイヤーZ』はよりゲーマー向けに設計されているし、2019年版よりも大きくパワーアップしていた。
1つは完全グラフィックの3D化。開発の SOMMIT GAMES によると、1年間3D化にかなりの力を注いでいたとのこと。
3Dを活かした演出も色々と期待できそうだ。
続いて、スキルシステムの強化。
見た目の話になるが、レベルアップ時に取得できるスキルには衣装が付属しており、選んだスキルによって主人公の外見が変化するようになっていた。
2019年のデジゲー博で展示されていたゲーム画面(下)では主人公がロボットに乗っている設定で、黒いキャラクターを操作するものだったので、かなりキャラクター性が強くなったと言えそうだ。
▲2019年の画像。ステージも2019年時点では2Dだった。
デジゲー博で展示されていたイラストからは、さまざまな衣装や髪型があることがうかがえた。
そして、ビジュアル面ではなくシステム面で言うと“スキルコンボ”という独自要素を追加。
各スキルに属性があり、同じ属性スキルを3つ取得すると特別なコンボが発生するシステム。
スキル選択時に個別性能重視か、コンボ優先か、戦術の幅が出てきそうだ。
また、ゲームの設計面でも力押し重視の既存の『アーチャー伝説』系ゲームと異なり、プレイして弱点を見つけると敵を倒せるように考えられているとのこと。
力押しのカジュアルな遊びも可能だが、スキル属性・コンボを組み合わせることでキャラ強化に頼らない攻略が楽しめるゲーマーがより楽しめる『アーチャー伝説』としても期待できそうだ。
リリースは2021年春を予定しているとのことなので、この手のゲームが好きなら SOMMIT GAMES の公式 Twitter をフォローして待っておこう。
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