死者が最後の晩餐のため訪れる特別な“くまのレストラン”。
そこには客の記憶をのぞきこみ、好物をふるまう“くまのシェフ”と“ねこの給仕”の2匹いる。
暖かなドット絵世界をピアノ曲が彩る短編アドベンチャーゲーム『くまのレストラン』が iOS / Android 向けに配信された。本作は『償いの時計』、『しあわせのあおいとり』など、心に刺さる物語を得意とする Daigo さんの最新作。今回は多くの死者とふれあい、生と死を考える物語が展開されるという。
プレイヤーは“ねこ”になってレストランの給仕を行う。
ねこは記憶がなく、なぜレストランで働いているかも覚えていない。しかし、ともかくも客から注文を受け、満足いく料理を出せればゲームは進む。
ときには、注文を受けた料理の作り方がわからないこともある。
そういったときは客の記憶の中に“ダイブ”して、その世界の中を探索して“記憶のカケラ”から注文された料理の味と、作り方を学ぶこととなる。なぜ、くまはレストランを経営し、死者が訪れるのか。
そういったことが、死者の記憶を知ることで明らかにされていき、大きな物語につながっていくのだと思われる。
ゲームは3時間程度の構成になっており、短く濃く楽しめるインディーゲームになっているとのこと。
エンディングまでが無料で楽しめ、後日譚に当たる“虚無編”が360円で購入可能。
虚無編が本編と言っていいほど、ドット絵・演出ともに良くなっていくので、無料部分が気に入ったなら安心して購入してほしい。
アプリリンク:
くまのレストラン (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)