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言葉にできない没入感がプレイヤーの意識を奪う『崩壊のダンガンウォール』。光と歌のシューティング #デジゲー博

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光と歌のシューティングの完成形は、本当に素晴らしいものになったようだ。
昨年発表されてから1年、自作ゲーム展示会『デジゲー博』で展示された『崩壊のダンガンウォール』は、没入感が高く、オリジナリティもあり、期待を越える……というか、プレイするしかない仕上がりになっていた。
光と歌のワイヤーフレームSTG。『崩壊のダンガンウォール』は世界観でプレイヤーを吸い込む

『崩壊のダンガンウォール』は、ワイドショットと集中ショットを使い分けて敵を撃つ横スクロールのシューティングゲームだ。
だが、そんな紋切り型の表現は本作の本質を表さない。
デジゲー博でプレイした本作の本質は「プレイヤーに深い没入感を与えてトリップさせるシューティング」というところにあると感じられた。
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これは一見何気ない(しかしワイヤーフレームでスタイリッシュな)シューティング画面なのだが、プレイしている人間からすると全く普通ではない。
単に横スクロールするだけでなく、角度がついており、弾が手前に向かうにつれて大きくなるのだ。この立体的な演出は弾が目の前に迫ってくるかのような印象を与え、プレイヤーを画面に引きずり込む。
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▲手前に来るほど弾が大きくなるのがわかるだろうか。

さらに、画面いっぱいに展開される光がプレイヤーの意識を話さない。
敵との接触エフェクト、気持ちよく地形に反射するレーザー、そして敵弾を撃ち返すチャージ技“ウォールブレイク”。このどれもが美しく、見て聴いて楽しむゲームとなっている。
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▲地味にウェポンチェンジボタンを連打するとウォールブレイクが早くチャージされる連打推奨の仕組みも。

正直慣れるまでは角度のついた視点がプレイしづらい。
しかし、力強く「この演出はかっこいいだろう?」と見せつけられると、不自由よりももっと遊びたいという気持ちがはるかに先に立った。
また、要所で流れる歌モノのBGMもそこに妙にはまっている。
ただ、この感覚はプレイしてみないと実感しづらいし、私自身もこのゲームに引き込まれることは実感していても、そこに説明がつけられないでいる。
しかし、デジゲー博2017で気になったスマホゲームは間違いなくこの『崩壊のダンガンウォール』である。
リリースは2017年12月なので、皆さんぜひ手に取って「言葉に表せない没入感」を感じて欲しい。