10月第3週に遊んだゲームのまとめ。
『Million Onion Hotel』と『CLICKPOCALYPSEII』はほんと楽しい。
そのうえで『ライオンハート: ダークムーン』やら『Night of the Full Moon』、『Warhammer Quest 2』などの良作がわんさかあり、うれしい悲鳴が止まらない。
久々に新作一覧を出したが、見たかんじ気になったものだけピックアップしている。
Million Onion Hotel (itunes 480円 iPhone/iPad対応)
ピース博士のホテルで起きる不思議な事件を描いたパズルアクションゲーム。
5×5のマスに登場する敵を倒して赤く染めていき、ビンゴのように赤いマスで列を揃えるシンプルなパズルなのだが……フィーバータイムに謎の中毒性があり、突き抜けて楽しい。
ゲーム機的な作りのパズルが好きなら迷わずおすすめ。
紹介:奇妙で、理解不能で、愛しいパズル『Million Onion Hotel』レビュー
半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!! (itunes 1,800円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
おちゃらけたノリで、へんてこなエッグモンスターを召喚して戦う戦術ゲーム『半熟英雄(はんじゅくヒーロー)』のスマホ版。ワンダースワン版準拠のようで、バグはいろいろ修正されている。
リアルタイム戦術ゲームの一種なのだが、随所に盛り込まれるギャグと、バトル中の奇抜な召喚モンスター“エッグモンスター”を特徴としていて、往年のコントのノリは健在。
というか、往年のゲームをそのまま再現しすぎていて「昔、好きだった人」に正直に誠実に作られた印象。課金はあるが、あくまでお楽しみ分であり、特に買う必要はない。
ThousandSlash (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
左右移動で弾幕を避けつつけ、ぎりぎりのタイミングで“SLASH”ボタンを押して弾をスコアに変換する避けゲーム。
単に避けるだけでなく、弾が多いときにSlashを行う「画面の弾数見切り」が必要となる。
『TIme Locker』などと同じようにプレイヤーが操作しているときだけ時間が進む形式を採用している。
アイデアはかなり良いが、時間が止まる要素がゲームの間口を狭くしているような。
Pocket Pool (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ポケットにボールを落とすだけになった局面を連続でプレイし続けるカジュアルゲーム。
テンポの良さと雰囲気の良さで結構遊べるが、いつものKechapp的な中毒性はない。惜しい。
ICEY (itunes 360円 iPhone/iPad対応)
少女が舞うように剣を操り、敵の攻撃を見切って倒す剣劇アクション。
先行でリリースされているSteam版は、10,000件以上の評価に対して「圧倒的に好評」。
8方向キーと4ボタンでの操作には違和感がなく、移植度もよし。さらに、英語がわかればメタ的なストーリーも楽しめる。おすすめ。
ご機嫌な移植度! スタイリッシュ剣劇アクション『ICEY』のiOS版リリース
Halcyon 6: Starbase Commander (itunes 840円 iPhone/iPad対応)
Steamから委嘱されたリアルタイム戦略ゲーム。
人材を集めて資源を集め、宇宙艦隊を編成して国を広げるゲーム。
かなり面白そうだが、英語のみなのとiPhoneでは文字が小さいのが難。
B-Grade Renegade (itunes 240円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ミッションをこなしながら旅をする360度シューティング。
見た目はいまいちだが、ランダム生成のミッションを選びつつ360度シューティングで進むプレイはそれなりに楽しい。
やりこんだら化けるかも。
CLICKPOCALYPSE II (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
パーティーを編成したら後はほぼ見るだけの放置RPG。
ゲームを見ている間も見ていない間もほぼ同じペースでゲームが進むため、アプリを閉じてから時間をおいて再度開いたときの「成長している!」感が高い。
もちろん、見ていればリアルタイムに育成を行えるので多少有利になる。最初は微妙に感じたがしばらくやってみるとかなり面白い。
Time Recoil (itunes 480円 iPhone/iPad対応)
見下ろし視点の360度シューティング。
敵を撃破するたびに周囲にスローモーション(バレットタイム)がかかり、そこから連続して敵を倒すほどに超能力に目覚めて無双の活躍をすることを特徴としている。
難易度は高めだが、習熟すれば敵陣に単身で乗り込み、バレットタイムで超人的な活躍をできるのが楽しい。
Campfire Cooking (itunes 480円 iPhone/iPad対応)
キャンプ場でのバーベキューをモチーフにしたパズルゲーム。
食べ物を火にあぶって焼けばステージクリアとなるシンプルなパズルだが、ゲームの難易度はいい感じだし、ルールがどんどん追加されて飽きないし、腹が減ってくるほどのビジュアルと調理音はプレイしていて楽しい。
紹介記事:遊んでいると腹が減る、食事が旨くなる。そんなパズル『Campfire Cooking』レビュー
Returner 77 (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
The Roomのような美しいグラフィックを特徴とするアドベンチャーゲーム。
SFストーリーと、クリスタルを基盤にした異星人の宇宙船を3D映像でを楽しめるのが売り。
正直に言えば、The Roomの方が完成度は高く見えるが、こちらも十分楽しめる。
Dragon Hills 2 (itunes 360円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
Crazy Wormなどの系譜を継ぐアクションゲーム。
ドラゴンにのって街を破壊する欄アクションの一種で、画面を押しているとドラゴンが下に移動し、指を離すと上に向かって飛び立つ。上下移動の勢いを利用してジャンプして障害物を超えたり、人間にとびかかって食べたりとシンプル操作だが結構複雑な動きが可能。
操作は難しいが、破壊の演出が良くて楽しい。
マイオアシス - 疲れたあなたへの贈り物 (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
連打でオアシスを育てるクリッカー系ゲーム。
不毛の地がだんだんとオアシスになっていくのは良いのだが、とにかくオアシスの成長が遅い。
ビジュアルや音楽、演出はけっこういいのに、癒し系のはずが必死に連打して「まだか!」となってしまうのがつらい。
The Great War: Total Conflict (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
オートでバトルが進み、プレイヤーはスキルの仕様タイミングを調節するRPG。
ソウルクラッシュの戦車版。ただ、3Dの戦車が戦う様子は迫力があるのでミリタリーが好きなら楽しめそう。
Team Z - ヒーローのリーグ (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
コミカルなヒーローRPG。
人間を改造してヒーローを作り、悪の軍団と戦っていくコマンドバトルRPG。
どこにでもある西洋基本無料RPGのつくりだが、コミカルなヒーローとモンスター、巨大ボスの演出が楽しい。
Warhammer Quest 2 (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
イギリスのミニチュアウォーゲーム『ウォーハンマー』の世界観を引き継いだRPG。
こだわり抜かれたミニチュアの質感、ファンタジー感漂う文体がTRPG好きやウォーゲーム好きに訴えかける。
ゲームとしてはひたすらダンジョンを探索してストーリーを追っていくシンプルなものだが、ドロップアイテムを集めて育成する作業ゲーとして楽しめる。高度な戦術を求めるなら別のゲームでもいいが、これはこれで楽しい。
紹介:ミニチュアの質感とジオラマがたまらぬダークファンタジーRPG『Warhammer Quest 2』レビュー
"PUSH" (itunes 120円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
画面上のボタンの規則性を見破り、順番に押していく観察パズルゲーム。
この手のおしゃれ系パズルは面白くないものもおおいが、こちらはパズルとしてもきっちりできていて「ビジュアルが特徴的なパズル」として成立している。
Underhand by Spoopy Squad (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
オカルトをテーマにしたソリティア系の1人プレイカードゲーム。
山からカードを引くとイベントが発生し、そのイベントに合わせてリソースカードを消費(ときには増やし)し、最終的に神の降臨イベントをこなせば勝利となる。
簡単な英文を読めないとゲームがつらいが、イラストや雰囲気はかなり良い。
ライオンハート: ダークムーン (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
Kick Ass Commandos (itunes 360円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ステージクリア型の360度シューティング。
戦場のオオカミ的な雰囲気でコマンドーが特攻し、仲間を助け出すと後ろについてきて一緒に戦ってくれる。
かなり派手に爆発が起きて爽快だが、画面が少しうるさい。
Night of the Full Moon (itunes 240円 iPhone/iPad対応)
Dominionのようなデッキ構築型のカードゲームを1人用RPGに落とし込んだもの。
キャラクターを選択し、山札から示されるイベントカード3枚から1枚を選んでランダムイベントをこなし、イベントやバトルの結果から新しいカードを手に入れてデッキに加え、キャラクターを強化して……と、ゲームが進んでいく。
時折、敵を倒すと選択肢が表示され、それによってパラメーターが変化して結末が変わる模様。
結構楽しめそう。
ライオンハート: ダークムーン (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
コマンド選択バトル型の基本無料RPG。
3Dのビジュアルは十分に日本で見られるレベルで、日本語訳もされている。
ややダーク気味のファンタジーな世界観もよし。意外に楽しめそう。
脱出ゲーム -レイニーレイク- (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
カエルが登場する脱出ゲーム。
ビジュアルが好みなので紹介。システムは普通に脱出ゲーム。