存在自体がバグだったのか…セガ、バグ修正と称して『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』をまったく別アプリにチェンジ
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のリメイドに続き、セガがまたまたやってくれた。
4月4日、セガは「バグ修正」と称して『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』をアップデートし、こっそりと大幅な改造手術を施したのだ。
iPhone専用だったアプリは、iPadにも対応したユニバーサルへ。
ぼけぼけだった画像はRetina対応となり、高精細に。2010年にリリースされた本作が、6年の時を経て最新のアプリに生まれ変わった。
こちらがアップデート前のスクリーンショット。
そして、こちらがアップデート後。
比べてみると差は一目瞭然。
背景がRetinaに対応して高精細となり、(記憶が正しければ)2Dだったソニックは3Dで描かれるようになっている。
思えば、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』は、セガの看板タイトルの割りに不遇の作品だった。
リリース後に初代iPadが出現したため、iPhone専用だった本作は「iPadに対応していない」と言われた。
2011年にはAppleがRetinaディスプレイを発表したため、Retina対応していない本作は常に「画面がボケている」と言われ続けた。
そういった不遇の扱い自体が「バグ」で、今回の修正はソニックの扱いに対する「修正」だったのかもしれない。
なんにせよ、生まれ変わったソニックは、今も通用する面白さなのでぜひ試してみて欲しい。
アプリリンク:
ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードⅠ (itunes 360円 iPhone/iPad対応)
ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードⅡ (itunes 360円 iPhone/iPad対応)