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2016年、新年のご挨拶

gasyo
2016年、明けましておめでとうございます。

2015年を振り返ってみると、スマホの性能の進化がゲームを面白くした年だったといえるでしょう。
アイドルマスターシンデレラガールズ(デレステ)』のようにハイエンド3Dグラフィックを取り入れたゲームが登場し、スマホの性能向上を見せました。
さらに、『デレステ』はPS Vitaなどの音ゲーに負けないクオリティですし、海外を見ても『Vainglory』のようにPCゲーム級の面白さも出てきて、スマホでも十分面白いゲームを提供できる時代の到来を印象づけたかと思います。

一方、海外に押されていた印象のある日本のインディーゲームも勢いを盛り返しています。
光るゲームが一部にありつつも、チープさが目についた日本の個人開発者勢は技術的に進歩し、3Dグラフィックを採用したゲームが増え、演出力も上がってきました。
『一閃勇者』のように3Dグラフィックを採用するゲームあり、『ひまつぶフロンティア』のように印象的なドット絵を使うゲームありで、「日本の無料ゲームはチープなカジュアルゲー」という状態から脱したといえるでしょう。
有料ゲームでは『downwell』が登場し、世界でスマッシュヒットを飛ばしてくれました。

スマホの世界では、2~3年経った端末は切り捨てられる傾向にあります。
昨年は、iPhone 5の性能が下限になったことで、iPhone 4sの性能では難しかったことが楽にできるようになりました。
それがゲームの演出力を上げ、チューニングよりもゲームの面白さに注力できる環境を作り、面白さを後押ししました。

2016年は、iPhone 5s未満を切り捨てる時期です。
これは、iOSではMetal API(iOSハードのグラフィク性能を使い切る機能)が標準となり、ゲームの表現力が大きく上がることを意味します。
さらに、32bit版のプログラムを用意しなくて良くなるので、製作者側の負担も軽減されます。
今年は、ゲーム機になったスマホが、さらに飛躍する年になりそうです。

日本のインディーゲームも春頃には面白い発表があるでしょうし、『プリファラ』を開発したヌゥトのように下請けからオリジナル作品を出してきた会社もあります。
メーカー製のMetal対応ゲームのグラフィックにも期待していいでしょう。2016年は、スマホゲーマーにとって楽しい年になりそうです。

そんななか、ゲームキャストは最近仕事が変わった影響でSteamに手を出し始めました(ゲーマータグはgamecastblogです)。
『Fallout 4』が面白すぎてブログ更新が滞っておりますが、まもなく復帰の予定です。
こんな感じですが、今年もよろしくお願い致します。

PS.Steamでおすすめのゲーム、教えて下さい。