Appleが招待コードや事前登録を取締中と判明。Appdriverは名指しでリジェクト。
開発者の皆さんは、iOS版のリワード付き事前登録や招待コードを諦めた方が良い。
それどころか、それを扱うSDKをアプリに入れることもやめた方が良いだろう。
事前登録は消えるかもしれないと先日お伝えした。 → Apple、事前登録も取り締まり開始か。
この記事を書いた後、開発者の方からいくつか情報が寄せられ、事前登録どころではない大きな取り締まりが始まっていることが明らかとなった。
開発者から寄せられた情報を総合すると、「Appdriverを入れていたため」、「招待コード機能」、「シリアル入力機能」のいずれか、もしくはその複合でアプリがリジェクトされているようだ。
補足しておくと、Appdriverとは予約TOP10を運営するアドウェイズのサービスである。
この影響は、下記のようになると考えられる。
まず、名指しでリジェクトされたアドウェイズは、「予約TOP10」でiOSの特典付与ができなくなるかもしれない。
「シリアル入力」でリジェクトされているアプリもあるので、雑誌の付属コードもなくなる危険性を秘めている。
招待コード機能については、その昔「アプリをDLする側にリワードがなく、招待側にリワードがあるものはOK」とされていた。
DL側にリワードがない招待コードなら継続できる可能性はある(未確認なので保証しないが)。
ここに来て、Appleはかつてないほど審査を厳しくしている。
Appleの審査強化は「1回厳しくなってから緩和」を繰り返しているが、今回は空前の取り締まりである。
どのような形で落ちつくにせよ、今回は以前と同じような状態には戻らないだろう。
もしかしたら、すべての騒ぎが収まった頃にAppleが事前登録サービスをApp Storeで始めたりするのかもしれない。
ちょうど、Googleが先日始めたように。 → 「Google Play」で未発売アプリやゲームに対する事前登録が可能に - CNET Japan