この審査は性的な表現に対して厳しいことで有名だが、実は1つの穴があった。
実は性的な映像は通さないが、性的な連想をするボイスは取り締まりがゆるかったのだ。
だが、そんなことはもう昔の話となりそうだ。
Appleは性的な連想をするボイスも取り締まり対象とすることにしたらしい。
ボイスアプリを作っている人!
昔と違ってしっかりチェックしているから気をつけてね pic.twitter.com/qfhGQOWlae
— ひろ@EternalSoftware (@anrdlove) 2015, 5月 30
すでにTwitterで実例を挙げて警告している開発者もいる。「ふふふ、もっと触ってもいいのよ」
「ご主人様のベッドで一緒に寝たいです」
「何かイヤラシイ視線を感じます」
などのボイスがリジェクト理由となったらしい。
これが事実であれば、今後は言葉の表現にかなり気をつけなければならないだろう。
「触ってもいいのよ(でも触らせない)」的なボイスは、日本のゲームのセクシー系キャラクターが頻繁に使用する。
「イヤラシイ視線を感じます」と言うだけでもNGなのであれば、健全な青春の1ページ的なシーンだったとしても「NG」とされる可能性がある。
今まで一般的だったボイスも、今後は使えないかもしれない。
いくつかの開発者から、『グリモア~私立グリモワール魔法学園~事件』や『ガールフレンド(仮)事件』をはじめとして、最近ではAppleがウォール広告をリジェクトし、どんどん取り締まりを厳しくしていくApple。
(いくつかの開発者からは、グリモワやガルフレの事件あたりから学生服や幼いキャラクターに対する審査がことさらに厳しくなったと聞く)
この変化がどこまで及ぶのだろうか。
ゲーキャスとしては、エロに対する異常な厳しさは(納得できる部分はあるとしても)日本文化で許されているレベルよりはるかに厳しいと感じている。
そろそろ少し緩和するか、ゾーニングして欲しいと思っているのだが……。