無料ゲーム『クロッシーロード』、Unityの広告システムで約3.6億円の売上げを達成。
GDC2015のUnityのセッションにて、『クロッシーロード』がUnity ADSで300万ドル(約3.6億円)を売り上げていることが明かされた。
1月中旬に『クロッシーロード』が広告だけで100万ドルの売上たことを記事にしたが、およそ1ヶ月半で200万ドルを上乗せした形となる。
これは、驚異的なペースだ。
このゲームではプレイヤーが「広告を見る」と選択しない限り広告は表示されない。
そのため、クロッシーロードの誇るボクセルアートの世界が壊されず、プレイヤーは最大限に世界観を楽しめる。
では、どこで広告を見るかというと「ガチャ」である。
広告を見ると、プレイヤーの外見を変えるだけの追加キャラクターが手に入るのだ。
世界観にプレイヤーがはまり込むから広告を見られるという作りになっているのだ。
Unreal Engine 4の開発環境が無料化し競争が激しくなっている中で、Unityは「作ったものを成功させる」をウリとして掲げている。
ローカライズの手伝い、広告の手伝い……そして、広告表示の最適化。
こんかいのクロッシーロードの実績は、ゲームエンジン対決のなかで追い風として働きそうだ。
関連リンク:
Crossy Road has generated $3 million with Unity Ads | Pocket Gamer.biz | PGbiz
アプリリンク:
クロッシーロード (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)