人気ゲーム『クロッシーロード』、広告の強制表示なしに、広告収益で月1億円を達成。
Unity Blogのインタビュー記事にて、スマホゲームの『クロッシーロード』が広告のみで1億円以上稼いでいることが明かされた。
広告付きの人気ゲームが広告で大きな収益を上げたというだけでは驚きはしない。
だが、『クロッシーロード』の広告は強制ではなく、プレイヤーが任意に見る仕組みとなっているのだ。
プレイヤーが広告を見たいと思わなければ、永遠に広告を見ないでもプレイできる。
『クロッシーロード』は、動物を一歩一歩動かし、障害物を避けながら進むシンプルなアクションゲーム。
しかも、広告が表示されず、スタミナなしで無限に遊べる。
では、どうやって広告を見せるのか。
実は、『クロッシーロード』にはプレイヤーの自由意思で動画広告を見るボタンがあり、これをタップするとコインがもらえる。
このコインで新しい動物を手に入れられるのだ。
新しい動物を手に入れても見た目が違う動物で遊べるというだけで、ゲームプレイに大きな影響ない。
しかし、ボクセルアートの世界と動物が可愛く、コレクション欲をそそる作りになっているので、プレイヤーは時間短縮のために動画広告を見てしまうわけだ。
▲キャラクターがとても魅力的だ。
『クロッシーロード』の開発者Andy Sumさんによれば、『Disco Zoo』でコインを多く手に入れるために広告を見る手法を見てこの仕組みを考えたという。
全てのゲームでこれが有効なわけではないが、コレクション系のゲームに何か突出した魅力があれば応用は利きそうだ。
こういった広告はゲームの雰囲気を損ねないし、誤タップでイライラすることもないのでプレイヤーにも歓迎されるだろう。
最近では、日本の無料ゲームでも、似た仕組みを取り入れているゲームもある。
今後はこのタイプの広告が増えていくのかもしれない。
アプリリンク:
クロッシーロード (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)
Disco Zoo (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)