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Apple、リワード広告への審査強化を撤回。リワード付き広告アプリが再び審査を通り始める。

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Apple は、リワード付き広告の取り締まりから手を引いたようだ。
先週、Appleが動画を見せてゲーム内通貨を与えたり、ツイートなどでゲームプレイに必要なスタミナを与えるアプリをリジェクト(審査落ち)させて話題になったが、TechCrunchの記事によると、Apple は動画の視聴や、Twitter などでの共有を理由にアプリをリジェクトしなくなったという。
実際、ゲームキャストにもリワード広告付きアプリが審査にとおったという話が数件寄せられている。
例えば、先週末に日本で出た『サッカーアルティメイタム』には動画のリワード広告がついている。

これによって、「アプリをDLすると○○が手に入る!」系の機能も復活することだろう。

Appleが審査基準を緩めた背景は分からないが、あえて推測するのであれば「やってみたら反発が大きすぎた」というのがあるのかもしれない。
『Tinytower』のNimmblebit など、多くの開発会社はこの方針に反対していた。
また、ゲームキャストではこの期間でも「裏技」を使ったら審査を通ったという話を聞いているので、実効性に問題があったのもあるだろう。

ただし、Appleは正式にリワード広告を認めたわけではなく、これは相変わらずグレーゾーンであることに変わりはない。
Apple は特定メーカーの意思でストアの状況が操作されることを避けたいと思っており、テスト中のiOS 8からもそれは見て取れる。
新しい検索機能が用意されるだけでなく、ランキングが見づらい位置に移動させられるなど、ランキングの効力を弱くしようとする努力が見られるのだ。
今回はすぐに戻ったが、将来にわたって同じ状態である保証はない。

アプリリンク:
サッカーアルティメイタム (itunes 無料 iPhone/iPad対応/GooglePlay)

関連リンク:
TechCrunch
Touch Arcade
Appleの広告取り締まりの影響、ソーシャルゲームへ波及。メルクストーリアでアプリDLのリワード広告停止。
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