
『上原の冒険』とはなにか?
公式ページを見ると「横スクロールアクション ちょっと難しい」と書いてあるが…真っ赤なウソである。
正式には「殺意がこもった横スクロールアクション」だ。
過去、自分もクリアに挑戦したのだが『上原の冒険』の殺意に挫折するで書いたとおり、途中で挫折した。
そんなゲームを広くおすすめできるわけもなかったのだが…なんと『上原の冒険+』として基本無料になって帰ってきた!
つまり、パワーアップしたのに安くなって復活というパターンである。
ゲーキャス読者よ、今こそ私が味わった地獄を味わうがいい!
ということで、今回はこのゲームを紹介する。
ジャンプと左右移動だけの簡単操作。
親しみやすいキャラクターデザイン、ステージのゴールまでたどり着けばいいというシンプルなルール。
iPhoneの機能を生かした仕掛けが各所にあり、かなり丁寧に作られているアクションだ。

タッチの反応や効果音の気持ちよさなど、アクションゲームとしての操作感は企業の出しているゲームにも負けていない横スクロールアクション。
ステージのゴールまでたどりつけば良い、というものだ。
しかし…このゲームの真髄は作者の限りない殺意にある。
例えば、下の図。
画面の端っこについた!
「やった、終わりだ!」というところ。

▲わかりづらいけど、画面右の穴の前でジャンプしてる。
が、ジャンプした瞬間にネコ(?)が飛び出してきて死亡。
こんなのよけられるかッ!

ステージ上にあるキノコ。
横スクロールアクションでキノコといえば…。

巨大化だッ!
いやっほーい!

はい、ゴールに入れません。
こうなるとステージを戻って穴に落ちて自殺するしか無い。

などなど、横スクロールアクションのお約束を逆手に取ったトラップや、プレイヤーの心理の裏をついたトラップが満載。
ゲームキャストが諦めたほどの死にゲーを、皆さんも是非味わってみて欲しい。
なお、全体的に難易度は(初期バージョンに比べて)多少マイルドになっているようで、ヒントが追加されたり一部のトラップのタイミングが甘くなっているようだ。

▲最大のハマリポイントにもヒントの看板が…。
とは言え、歯ごたえは十分。
アクション好きの皆さんはぜひ挑戦してみて欲しい。
アプリリンク:
上原の冒険+(itunes 基本無料 / GooglePlay 基本無料)