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『上原の冒険』の殺意に挫折する:iPhoneゲーマーな日々63

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自分が「クリアしよう」と思ってプレイし、投げ出した横スクロールアクションゲームが2つある。
1つが『スーパーマリオブラザーズ2』。
もう1つが今日紹介する『上原の冒険』だ。
ゲームは左右キー+ジャンプボタンの横スクロールアクション。
ステージ上のトラップが大量にあり、気づかなければキャラクターは即死である。
操作は快適でまったく不自由を感じない。
が、とにかく死にまくる。

例えば。
下の画面ではきのこの手前の地面に妙な切り込みが入っており、落とし穴になっている。
当然、それを避ける。
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すると、その先が突然陥没して死亡。
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さらにそこをクリアして、無事キノコを取ると巨大化!
しかし、その先で体が大きくなりすぎて障害物を超えられず、自殺するしかなくなる。
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このように、進むほどに理不尽な死が次々と待っている。
この手のゲームは「ああ、今度はこう殺しに来たか!」と感心しながらも殺され、進んでいくのが楽しいのだが…。

避けるタイミングがシビアで、トラップがあるとわかっていてもかわせないことが多く、殺し方に感心することがありつつも、同じステージを繰り返してプレイしすぎて疲れてくる。
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さらに先に進めていくと画面が黒く塗りつぶされて行く暗闇ステージが登場。
何も見えない所で、落とし穴や敵が満載のステージをどうやってプレイしろと。
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▲無理ゲー。

「こんなゲームクリアできるかよ!」

もう、こんなゲームはクソゲー認定するしかない。
クソゲー認定とは、合わないゲームに対し、理由をこじつけてクリアできない自分を正当化するテクニックである。
このゲームがクソゲーである理由は…。

・トラップの解法がわからず、ひたすら死ぬしかない。

この1点。しかしこれで、立派なクソゲーだ。
俺はクリアを投げても悪くない。

と、そんな話をツイッターで話していたら作者さん登場。
「画面をこすると暗闇は晴れる」と。
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▲頭が足りなくてすいませんでした。。。

こんな…単純なことにも気づかなかったとは。
で、再度挑戦して画面をこすると…。
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確かに暗闇が晴れた。
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でも結局画面を拭きながらステージクリアが難しかったから諦めた。
なんだよこのクソゲー。
もうやめた。

しかし、そうこうしているうちにまた、このゲームが自分の前に立ちふさがる。
どうやら、ゲーキャスの読者はクリアしていたらしい。
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「あの面はしらみつぶしで疲れるのもあって…(以下略)」

そう、あの面を明かり無しでクリアした猛者がいた!

世の中の広い…そして、読者がクリアしているのに自分がクリアしていないのもなんだか格好悪い。
そんなわけで再挑戦してみた。

そして1時間後…やっぱり投げ出している自分がいた。
誰だよ、こんな殺意の塊みたいなゲームを作ったのは!

そして、これで終わりかとおもいきや…あと1度『上原の冒険』は自分の前に姿を表すのであった。


アプリリンク:
上原の冒険(itunes) 350円

動画: