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iGameBook、4週連続で新作ラッシュを発表。第1弾として森山安雄氏の『待祭の旅』が本日リリース。

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MSN産経ニュース
によると、ゲームブック専門ブランドiGameBookが本日より4週連続で新作ゲームブックをリリースするとのこと。
短く楽しめるシリーズFast Game Bookブランド(大体100パラグラフ弱のゲームブックシリーズ)ということでお手軽に、さらに全作、ゲームブックファンには馴染みのある作家陣のゲームブックを楽しむことができる。
ちょっと嬉しい夏のイベントだ。

本日リリースされた第1弾はゲームキャストでも評価の高い『展覧会の絵』の作者森山安雄氏による『待祭の旅』。
トランプを使った運試しをしつつ、進んでいく独自のゲームブック。
もちろん、トランプはアプリ内でちゃんと管理してくれるので実際に用意する必要はない。
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▲実際にトランプを用意して遊ぶとより楽しいので、もし余裕があれば試して貰いたい。

第2弾は2013年8月7日(水)リリース予定の『ベンジャミンおじさんの家』。
作者は同じく森山安雄氏。
「ピーターパンでおなじみのティンカーベルに誘われて、不思議が満載の屋敷「ベンジャミンおじさんの家」で冒険の旅に出よう。」とのことで、ちょっとメルヘンなファンタジーものになるようだ。

第3弾はFT書房より100パラグラフゲームブックとして発売されている『断頭台の迷宮』。
「記憶を失って目覚めたあなたの前に、邪悪な気配がたちこめる地下遺跡が拡がっている。行く手に待ち受ける残虐なワナと敵。そして美しい謎の女戦士・・・」ということで、こちらは王道のファンタジーバトルゲームブックになっているようだ。

FT書房というと、タイトルは失念したが同じく100パラグラフゲームブックをプレイしたことがあり、かなり難易度が高かった記憶がある。
おそらく、それほどではないとは思うのだが歯ごたえのあるものが期待できそうだ。

第4弾は、TRPGの古参ゲーマーならおなじみ、『ウィッチクエスト』の藤浪智之氏と佐々木亮氏のコンビによる『魔女探偵のあ~メイドと名画盗難事件i~』。
「魔女探偵(ウィッチ・ディテクティブ)「ルー・のあ」は魔術の腕はイマイチだけど、そこは推理力でカバー!今回の事件は、因縁のライバル怪盗ル・ブランがねらう、名画(?)『不幸な乙女』・・・」

元々同人誌でリリース(といっても、元々プロの作家さんなので当然プロレベル!)されたものを大幅に加筆したとのこと。どうシリーズの別作品がこちらからプレイできるので、気に入った8月21日はこれを即購入しよう。
『iグレイルクエスト』発売停止事件は残念だったが、グループSNEとの提携に今回のリリースと勢いを取り戻してきたiGameBook。今後の展開が楽しみだ。


アプリリンク:
待祭の旅(itunes 体験無料 + iPhone/iPadの両方に対応)
展覧会の絵(itunes 450円 + iPhone/iPadの両方に対応)

関連リンク:
iGameBookでゲームブックアプリを展開するフェイス、グループSNEと提携!
iOSゲームブック『iグレイルクエスト』『ドラキュラ城の血闘』が6月1日で配信停止と発表。悲しみの最終セール中。